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公開番号2024179781
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023098915
出願日2023-06-16
発明の名称建込み方法
出願人鹿島建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E02D 5/20 20060101AFI20241219BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】上空に線路が存在する場合において、建込みに係る芯材同士の接続作業を低減する建込み方法を提供する。
【解決手段】建込み方法では、掘削孔7は、レール11と、マクラギ13を含み間隔をあけて並べられた複数のマクラギユニット19と、を有する線路3の下方に位置しており、掘削孔7の鉛直上方に位置するマクラギユニット19をレール11の延在方向に移動するマクラギユニット移動工程と、マクラギユニット移動工程によって拡大されたマクラギユニット19同士の間隙20を上方から通過させて切削可能芯材9Aを掘削孔7に挿入する芯材挿入工程と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
掘削孔に芯材を建込む建込み方法であって、
前記掘削孔は、レールと、マクラギを含み間隔をあけて並べられた複数のマクラギ部と、を有する線路の下方に位置しており、
前記掘削孔の鉛直上方に位置する前記マクラギ部を前記レールの延在方向に移動するマクラギ部移動工程と、
前記マクラギ部移動工程によって拡大された前記マクラギ部同士の間隙を上方から通過させて前記芯材を前記掘削孔に挿入する芯材挿入工程と、を備える、建込み方法。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記線路は、前記マクラギ部を支持する支持桁を備え、
前記マクラギ部移動工程では、前記支持桁に対して前記マクラギ部が前記レールの延在方向にスライドされる、請求項1に記載の建込み方法。
【請求項3】
前記マクラギ部移動工程では、移動される前記マクラギ部以外の他の前記マクラギ部と前記レールとの間にスペーサーを挟み込んで、移動される前記マクラギ部から前記レールを浮かせた状態で、当該マクラギ部が移動される、請求項1に記載の建込み方法。
【請求項4】
前記芯材挿入工程では、
前記掘削孔に先に建込まれている他の芯材に対して前記芯材を接続して継ぎ足す作業が、前記線路の下方のスペースで実行される、請求項1に記載の建込み方法。
【請求項5】
前記芯材は切削可能芯材である、請求項1に記載の建込み方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建込み方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、このような分野の技術として、下記特許文献1に記載の杭打ち方法が知られている。この種の杭打ち方法では、地盤に鉛直な掘削孔が形成され当該掘削孔に杭の芯材が建込まれる。杭の施工現場に空頭制限がある場合には、制限内で短い芯材を順次接続し継ぎ足しながら芯材の建込みが行なわれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特公平7-62347号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、空頭制限が厳しいほど継ぎ足しに係る芯材を短くせざるを得ない。そして、継ぎ足しに係る芯材が短いほど芯材同士の接続作業の回数が多くなり、工期が長くなる傾向にある。特に、上空に線路が存在する場合には空頭制限が厳しいことが多いが、この種の芯材の建込みにおいては、芯材同士の接続作業が低減されることが望まれる。本発明は、上空に線路が存在する場合において、建込みに係る芯材同士の接続作業を低減する建込み方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の要旨は以下の〔1〕~〔5〕に存する。
【0006】
〔1〕掘削孔に芯材を建込む建込み方法であって、前記掘削孔は、レールと、マクラギを含み間隔をあけて並べられた複数のマクラギ部と、を有する線路の下方に位置しており、前記掘削孔の鉛直上方に位置する前記マクラギ部を前記レールの延在方向に移動するマクラギ部移動工程と、前記マクラギ部移動工程によって拡大された前記マクラギ部同士の間隙を上方から通過させて前記芯材を前記掘削孔に挿入する芯材挿入工程と、を備える、建込み方法。
【0007】
〔2〕前記線路は、前記マクラギ部を支持する支持桁を備え、前記マクラギ部移動工程では、前記支持桁に対して前記マクラギ部が前記レールの延在方向にスライドされる、〔1〕に記載の建込み方法。
【0008】
〔3〕前記マクラギ部移動工程では、移動される前記マクラギ部以外の他の前記マクラギ部と前記レールとの間にスペーサーを挟み込んで、移動される前記マクラギ部から前記レールを浮かせた状態で、当該マクラギ部が移動される、〔1〕又は〔2〕に記載の建込み方法。
【0009】
〔4〕前記芯材挿入工程では、前記掘削孔に先に建込まれている他の芯材に対して前記芯材を接続して継ぎ足す作業が、前記線路の下方のスペースで実行される、〔1〕~〔3〕の何れか1項に記載の建込み方法。
【0010】
〔5〕前記芯材は切削可能芯材である、〔1〕~〔4〕の何れか1項に記載の建込み方法。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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