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公開番号
2025004377
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-15
出願番号
2023104029
出願日
2023-06-26
発明の名称
空調システム
出願人
鹿島建設株式会社
,
公立大学法人大阪
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24F
5/00 20060101AFI20250107BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】蓄冷熱と冷房とを並行して行えるとともに、定常的に外気を用いた冷房を行うことができる空調システムを提供する。
【解決手段】一実施形態に係る空調システム1は、冷房を行う空調機2からの第1熱媒体B1を外気への放熱によって冷却する放熱機器3と、放熱機器3によって冷却され、かつ空調機2に供給される第1熱媒体B1を冷却させる冷凍機4と、地中Gに設けられた帯水層蓄冷部6と、帯水層蓄冷部6を通る第2熱媒体B2と空調機2に供給される第1熱媒体B1との間で熱交換を行う第1熱交換器7と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
冷房を行う空調機からの第1熱媒体を外気への放熱によって冷却する放熱機器と、
前記放熱機器によって冷却され、かつ前記空調機に供給される前記第1熱媒体を冷却させる冷凍機と、
地中に設けられた帯水層蓄冷部と、
前記帯水層蓄冷部を通る第2熱媒体と前記空調機に供給される前記第1熱媒体との間で熱交換を行う第1熱交換器と、
を備える、
空調システム。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記放熱機器は、空冷によって前記放熱を行う、
請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
前記放熱機器は、水冷によって前記放熱を行う、
請求項1に記載の空調システム。
【請求項4】
前記放熱機器は、冷却塔と、前記冷却塔を通る水と前記第1熱媒体との熱交換を行う第2熱交換器とを有する、
請求項3に記載の空調システム。
【請求項5】
前記放熱機器は、
第3熱媒体を放熱によって冷却する複数の放熱装置と、
複数の前記放熱装置のそれぞれから前記第3熱媒体が供給される第1ヘッダと、
複数の前記放熱装置のそれぞれから前記第3熱媒体が供給される第2ヘッダと、
を有し、
前記第1ヘッダおよび前記第2ヘッダの少なくともいずれかにおける前記第3熱媒体の冷熱が前記第1熱媒体に供給される、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の空調システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、冷房を行う空調システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、地中熱システムが記載されている。地中熱システムは、熱源井戸設備と、熱源機と、補助熱交換器と、冷却塔と、複数のポンプと、複数の開閉弁と、モード切替部およびモード決定部を含む中央制御部とを備える。地中熱システムは、主に冬期において蓄冷熱運転モードで運転し、熱源井戸設備に冷熱を備蓄する。地中熱システムは、主に夏期において放冷熱運転モードで運転し、熱源井戸設備の冷熱を放出する。
【0003】
地中熱利用システムは、開閉弁およびポンプを含む1次側冷媒回路、2次側冷媒回路、第1補助冷媒回路、第2補助冷媒回路、第1拡張冷媒回路、ならびに第2拡張冷媒回路を備える。モード切替部は、1次側冷媒回路、2次側冷媒回路、第1補助冷媒回路、第2補助冷媒回路、第1拡張冷媒回路、および第2拡張冷媒回路のうち、少なくとも1つが作動するように各開閉弁の開閉を制御する。中央制御部は、熱源機、冷却塔、各ポンプ、および井戸設備制御部のそれぞれを制御する。
【0004】
特許文献2には、サーバールームを有するデータセンターに設けられる空調システムが記載されている。空調システムは、建築物の少なくともいずれかの部屋の冷房を行う間接外気冷房装置を備える。間接外気冷房装置は、空調機と、室外機と、空調機および室外機の間において冷媒を流通させる配管とを備える。
【0005】
間接外気冷房装置は2本の配管を備える。2本の配管のうちの一方では空調機から室外機に冷媒が供給され、2本の配管のうちの他方では室外機から空調機に冷媒が供給される。空調機は、第1の空調機コイルと、第2の空調機コイルと、空調機送風機とを備える。第1の空調機コイルは、室外機から配管を介して冷却された冷媒を入力するとともに、配管を介して暖められた冷媒を室外機に出力する。第2の空調機コイルは、冷凍機によって冷却された冷媒を入力する。空調機送風機は、第1の空調機コイルおよび第2の空調機コイルによって冷却された空気をサーバルームに送風する。
【0006】
室外機は、室外機コイルと、室外機コイルによって熱交換されて暖められた外気を送風する室外機送風機とを備える。室外機コイルは、冷媒を流通させるとともに外気と冷媒との間で熱交換させて冷媒を冷却する熱交換器である。室外機コイルは、暖まった冷媒を、空調機から配管を介して入力するとともに、熱交換されて冷却された冷媒を、配管を介して空調機に出力する。このように、間接外気冷房装置は、外気を用いてデータセンターのサーバールームの冷房を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第6857883号公報
特許第6431453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前述した地中熱システムは、熱源井戸設備に冷熱を備蓄する蓄冷熱運転モードと、熱源井戸設備の冷熱を放出する放冷熱運転モードとを有する。しかしながら、冷房が定常的に必要な施設では、蓄冷熱と冷房とを並行して行うことが必要な場合がある。前述した間接外気冷房装置では、室外機が取り入れた外気を用いてサーバールームの冷房を行う。しかしながら、この間接外気冷房装置では、外気の温度が低いときにしか外気を冷房として使えないので、定常的に外気を用いた冷房を行うことができないという問題が生じうる。
【0009】
本開示は、蓄冷熱と冷房とを並行して行えるとともに、定常的に外気を用いた冷房を行うことができる空調システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示に係る空調システムは、(1)冷房を行う空調機からの第1熱媒体を外気への放熱によって冷却する放熱機器と、放熱機器によって冷却され、かつ空調機に供給される第1熱媒体を冷却させる冷凍機と、地中に設けられた帯水層蓄冷部と、帯水層蓄冷部を通る第2熱媒体と空調機に供給される第1熱媒体との間で熱交換を行う第1熱交換器と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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