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公開番号
2025067428
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177398
出願日
2023-10-13
発明の名称
遮光体設計支援方法及び遮光体設計支援プログラム
出願人
鹿島建設株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
E06B
9/24 20060101AFI20250417BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】建物内への日照を効果的に遮る。
【解決手段】遮光体設計支援方法は、建物100と建物100の周囲に建てられた周囲建物の位置及び形状に関する情報を取得する情報取得工程と、建物100への日照状態を求める際の基準となる基準位置P1を取得する基準位置取得工程と、基準位置P1に対する太陽の年間の位置と、周囲建物の位置及び形状と、に基づいて基準位置P1における年間の日照状態を演算する日照状態演算工程と、演算された日照状態に基づいて、基準位置P1への日照を年間にわたって遮ることが可能な遮光壁20の輪郭を演算する下端位置演算工程と、を含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
建物に形成された採光開口部を通じて前記建物内に差し込む太陽光を遮ることが可能な遮光体の設計を支援する遮光体設計支援方法であって、
前記建物と前記建物の周囲に建てられた周囲建物の位置及び形状に関する情報を取得する情報取得工程と、
前記建物への日照状態を求める際の基準となる前記建物内の基準位置を取得する基準位置取得工程と、
前記基準位置に対する太陽の年間の位置と、前記周囲建物の位置及び形状と、に基づいて前記基準位置における年間の前記日照状態を演算する日照状態演算工程と、
演算された前記日照状態に基づいて、前記基準位置への日照を年間にわたって遮ることが可能な前記遮光体の輪郭を演算する下端位置演算工程と、を含む
遮光体設計支援方法。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記基準位置は、前記建物内の床面から所定の高さであって、前記採光開口部から所定の距離だけ前記建物内に入った位置に設定される、
請求項1に記載の遮光体設計支援方法。
【請求項3】
前記遮光体は、前記建物の外側に設置された板状部材であり、前記採光開口部が形成された外壁に取り付けられる、
請求項1または2に記載の遮光体設計支援方法。
【請求項4】
前記遮光体は、前記外壁との間に所定の大きさの隙間を介して設置される、
請求項3に記載の遮光体設計支援方法。
【請求項5】
前記遮光体は、略鉛直方向に沿った状態で前記外壁に取り付けられ、
前記採光開口部の上端位置は、前記遮光体の下端位置よりも高い、
請求項3に記載の遮光体設計支援方法。
【請求項6】
前記遮光体は、略水平方向に沿った状態で前記外壁に取り付けられる、
請求項3に記載の遮光体設計支援方法。
【請求項7】
建物に形成された採光開口部を通じて前記建物内に差し込む太陽光を遮ることが可能な遮光体の設計を支援する遮光体設計支援プログラムであって、
コンピュータに、
前記建物と前記建物の周囲に建てられた周囲建物の位置及び形状に関する情報を取得する情報取得工程と、
前記建物への日照状態を求める際の基準となる前記建物内の基準位置を取得する基準位置取得工程と、
前記基準位置に対する太陽の年間の位置と、前記周囲建物の位置及び形状と、に基づいて前記基準位置における年間の前記日照状態を演算する日照状態演算工程と、
演算された前記日照状態に基づいて、前記基準位置への日照を年間にわたって遮ることが可能な前記遮光体の輪郭を演算する下端位置演算工程と、を実行させる
遮光体設計支援プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物に設けられた遮光体の設計を支援する遮光体設計支援方法及び遮光体設計支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、建物内への日照を遮るブラインドの作動を照度に応じて制御するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-299768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されるように、日射照度が高い場合にはブラインドを下すことによって、建物内への太陽光の差し込みを防ぐことが可能である。しかしながら、ブラインドを下すと、建物内が暗くなるとともに外の景色が見えなくなることで閉塞感が生じてしまう。また、外部から建物内部の様子を見ることができなくなることから、例えば、建物が店舗として使用されている場合には、集客性が低下してしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、建物内への日照を効果的に遮ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、建物に形成された採光開口部を通じて建物内に差し込む太陽光を遮ることが可能な遮光体の設計を支援する遮光体設計支援方法であって、建物と建物の周囲に建てられた周囲建物の位置及び形状に関する情報を取得する情報取得工程と、建物への日照状態を求める際の基準となる建物内の基準位置を取得する基準位置取得工程と、基準位置に対する太陽の年間の位置と、周囲建物の位置及び形状と、に基づいて基準位置における年間の日照状態を演算する日照状態演算工程と、演算された日照状態に基づいて、基準位置への日照を年間にわたって遮ることが可能な遮光体の輪郭を演算する下端位置演算工程と、を含む。
【0007】
また、本発明は、建物に形成された採光開口部を通じて建物内に差し込む太陽光を遮ることが可能な遮光体の設計を支援する遮光体設計支援プログラムであって、コンピュータに、建物と建物の周囲に建てられた周囲建物の位置及び形状に関する情報を取得する情報取得工程と、建物への日照状態を求める際の基準となる建物内の基準位置を取得する基準位置取得工程と、基準位置に対する太陽の年間の位置と、周囲建物の位置及び形状と、に基づいて基準位置における年間の日照状態を演算する日照状態演算工程と、演算された日照状態に基づいて、基準位置への日照を年間にわたって遮ることが可能な遮光体の輪郭を演算する下端位置演算工程と、を実行させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、建物内への日照を効果的に遮ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
建物内への一般的な日照状態について説明するための図である。
周囲の建物が及ぼす建物への日照状態の変化について説明するための図である。
本発明の実施形態に係る遮光体設計支援方法で実行される工程を示したフローチャートである。
建物の周囲の情報を取得する工程について説明するための図である。
建物内の基準位置を取得する工程について説明するための図であって、図4のA-A線に沿う断面を示す断面図である。
遮光体の輪郭を演算する工程について説明するための図であって、図4の矢印Bの方向から見た建物の側面図である。
遮光体の変形例を示す図であり、図5に相当する断面を示す断面図である。
図7の矢印Cの方向から見た遮光体の先端側の部分を拡大して示した拡大図である。
遮光体の別の変形例を示す図であり、図5に相当する断面を示す断面図である。
遮光体のさらに別の変形例を示す図であり、図5に相当する断面を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る遮光体設計支援方法及び遮光体設計支援プログラムについて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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