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公開番号2025077834
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190324
出願日2023-11-07
発明の名称敷設治具及びシート材の敷設方法
出願人鹿島建設株式会社
代理人個人
主分類E04G 21/32 20060101AFI20250512BHJP(建築物)
要約【課題】より簡易且つ安全に敷設作業を実施するための敷設治具等を提供する。
【解決手段】敷設治具1は、シート材を鋼板屋根上に敷設するためのものである。敷設治具1は、シート材を巻き付けるための棒状の芯材2と、芯材2の両端部に設けられ、芯材2を回転可能に保持する保持部3と、芯材2の両端部に設けられる車輪4と、芯材2の両端部の保持部3同士を連結し、且つ、作業者が手で持って敷設治具1の操作を行うための取手部53を有する治具本体5と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シート材を建築物の敷設対象上に敷設するための敷設治具であって、
前記シート材を巻き付けるための棒状の芯材と、
前記芯材の両端部に設けられ、前記芯材を回転可能に保持する保持部と、
前記芯材の両端部に設けられる車輪と、
前記芯材の両端部の保持部同士を連結し、且つ、作業者が手で持って前記敷設治具の操作を行うための取手部を有する治具本体と、
を有することを特徴とする敷設治具。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記芯材の前記車輪よりも内側で、前記シート材の前記車輪への巻き込みを防止するための巻込防止部材が設けられたことを特徴とする請求項1記載の敷設治具。
【請求項3】
前記治具本体は、
前記保持部から延びる腕部と、
前記腕部の先端同士を連結する棒状の連結部と、
前記連結部から延びる棒状の前記取手部と、
を有することを特徴とする請求項1記載の敷設治具。
【請求項4】
前記腕部には鉄筋が用いられ、
前記連結部と前記取手部には鋼製のパイプが用いられたことを特徴とする請求項3記載の敷設治具。
【請求項5】
前記連結部の長さが調整可能であることを特徴とする請求項3記載の敷設治具。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれかに記載の敷設治具を用いたシート材の敷設方法であって、
前記芯材に巻き付けたシート材の端部を前記敷設対象に取り付け、
前記治具本体を手で持って操作し、前記敷設治具を前記敷設対象上で走行させることで、前記芯材に巻き付けたシート材を前記敷設対象上に広げて敷設することを特徴とするシート材の敷設方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、敷設治具及びシート材の敷設方法等に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
老朽化した屋根の葺き替え工事では、作業者が屋根を踏み抜いて墜落するのを防ぐためにネットを設置することがある。例えば特許文献1には、ネットを巻き付けた円筒ロールの両端部を二人の作業者によって支持し、作業者が円筒ロールを回転させながら移動することで、ネットを屋根上に広げて敷設することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-232109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の敷設方法では複数人の作業者が必要であった。また各作業者は、ネット敷設時に屋根上を大きく移動する必要があり、ネット敷設時の墜落のリスク要因となっていた。そのため、より簡易且つ安全にネットを敷設できる方法が求められていた。
【0005】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、より簡易且つ安全に敷設作業を実施するための敷設治具等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した課題を解決するための第1の発明は、シート材を建築物の敷設対象上に敷設するための敷設治具であって、前記シート材を巻き付けるための棒状の芯材と、前記芯材の両端部に設けられ、前記芯材を回転可能に保持する保持部と、前記芯材の両端部に設けられる車輪と、前記芯材の両端部の保持部同士を連結し、且つ、作業者が手で持って前記敷設治具の操作を行うための取手部を有する治具本体と、を有することを特徴とする敷設治具である。
【0007】
本発明では、作業床等の安全な箇所に立った作業者が大きく移動することなく、その場において敷設治具の取手部を手で持って操作し、敷設治具を敷設対象上で走行させるだけで、シート材を敷設対象上に広げて敷設できる。そのため、敷設作業を少人数で簡易且つ安全に実施できる。また敷設治具は、シート材を巻き付ける芯材の両端部に車輪を設け、この車輪により敷設対象上を走行するシンプルな構成であり、簡易に製作でき持ち運びも容易である。
【0008】
前記芯材の前記車輪よりも内側で、前記シート材の前記車輪への巻き込みを防止するための巻込防止部材が設けられることが望ましい。
これにより、敷設治具が蛇行等した際のシート材の車輪への巻き込みが防止される。
【0009】
前記治具本体は、前記保持部から延びる腕部と、前記腕部の先端同士を連結する棒状の連結部と、前記連結部から延びる棒状の前記取手部と、を有することが望ましい。
これにより、簡易且つ操作しやすい敷設治具が得られる。
【0010】
前記腕部には鉄筋が用いられ、前記連結部と前記取手部には鋼製のパイプが用いられることが望ましい。
これにより、重量と剛性のバランスに優れ、操作しやすい敷設治具が得られる。
(【0011】以降は省略されています)

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