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公開番号
2024177899
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-24
出願番号
2023096295
出願日
2023-06-12
発明の名称
揚重実績取得システム
出願人
鹿島建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B66C
13/46 20060101AFI20241217BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】 クレーンの揚重実績を示す情報を適切に取得する。
【解決手段】 揚重実績取得システム1は、資材を揚重するクレーン100の揚重実績を示す情報を取得するシステムであって、クレーン100の揚重に係る時系列の高度を示す高度情報を取得する高度情報取得部11と、取得された高度情報に基づいて、揚重された資材毎にクレーン100によって資材の揚重が行われた揚重時間帯の少なくとも一部を特定する時間帯特定部12と、揚重時間帯それぞれについて、特定された当該揚重時間帯の少なくとも一部に含まれる複数のタイミングで撮像された、揚重された資材の複数の画像を取得する画像取得部13と、取得された複数の画像から、揚重時間帯毎に揚重された資材の種別を判別する種別判別部14とを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
資材を揚重するクレーンの揚重実績を示す情報を取得する揚重実績取得システムであって、
クレーンの揚重に係る時系列の高度を示す高度情報を取得する高度情報取得手段と、
前記高度情報取得手段によって取得された高度情報に基づいて、揚重された資材毎にクレーンによって資材の揚重が行われた揚重時間帯の少なくとも一部を特定する時間帯特定手段と、
前記揚重時間帯それぞれについて、前記時間帯特定手段によって特定された当該揚重時間帯の少なくとも一部に含まれる複数のタイミングで撮像された、揚重された資材の複数の画像を取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段によって取得された複数の画像から、揚重時間帯毎に揚重された資材の種別を判別する種別判別手段と、
を備える揚重実績取得システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記時間帯特定手段は、前記揚重時間帯の少なくとも一部として、クレーンの揚重によって高度方向に資材が運搬されている時間帯を特定する請求項1に記載の揚重実績取得システム。
【請求項3】
前記画像取得手段は、前記揚重時間帯の少なくとも一部における、前記高度情報によって示される高度が、予め設定した高度以上の時間帯に含まれる複数のタイミングで撮像された、揚重された資材の複数の画像を取得する請求項1又は2に記載の揚重実績取得システム。
【請求項4】
前記画像取得手段は、予め設定した数の等間隔の複数のタイミングで撮像された、揚重された資材の複数の画像を取得する請求項1又は2に記載の揚重実績取得システム。
【請求項5】
前記種別判別手段は、複数の画像それぞれから、揚重された資材の種別を一次的に判別し、当該一次的な判別による複数の判別結果に基づいて、揚重された資材の種別を判別する請求項1又は2に記載の揚重実績取得システム。
【請求項6】
前記種別判別手段は、前記画像取得手段によって取得された複数の画像それぞれから、揚重された資材について、資材の種別毎のスコアを算出して、算出した資材の種別毎の複数のスコアから、予め設定した算出式によって資材の種別毎の判別用スコアを算出して、算出した判別用スコアに基づいて、揚重された資材の種別を判別する請求項1又は2に記載の揚重実績取得システム。
【請求項7】
前記種別判別手段は、前記画像取得手段によって取得された複数の画像のクレーンのフックが写った部分を検出して、画像から検出した部分に応じた部分を切り出して、切り出した画像から、揚重された資材の種別を判別する請求項1又は2に記載の揚重実績取得システム。
【請求項8】
クレーンのフックを支持するフックブロックの上部かつ当該フックブロックを支持する2本のスリングに挟まれる位置に設けられる、クレーンの揚重に係る時系列の高度を検出する検出手段を更に備え、
前記高度情報取得手段は、前記検出手段の検出による高度情報を取得する請求項1又は2に記載の揚重実績取得システム。
【請求項9】
クレーンのフックを支持すると共に互いの主面が間隔を空けて向かい合う2枚の板状の部材を含んで構成されるフックブロックの、当該2枚の板状の部材の間に設けられる撮像手段を更に備え、
前記画像取得手段は、前記撮像手段の撮像による画像を取得する請求項1又は2に記載の揚重実績取得システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、資材を揚重するクレーンの揚重実績を示す情報を取得する揚重実績取得システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
建築施工の合理化においては、資機材及び作業員の稼働状況を把握し改善していくことが重要である。特にタワークレーン等のクレーンによる揚重作業は、工程のボトルネックとなり得る。そのため、クレーンによる揚重作業を効率化することが求められる。クレーンによる揚重作業を効率化するためには、まず、クレーンの揚重実績を示す情報を取得することが必要となる。クレーンの揚重実績としては、例えば、クレーンによる揚重作業が行われた時間帯、及び当該時間帯において揚重された資材の種別がある。
【0003】
以下の特許文献1には、クレーンの揚重実績を示す情報の取得に係る方法が示されている。この方法では、クレーンによって資材が揚重される際の資材の画像を用いて、資材の種別を判別することが示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2021/0292132号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に示される方法では、撮像時の光の影響、及び画像における資材の写り等によっては、必ずしも適切に資材の種別を判別できないおそれがあった。その結果、取得されるクレーンの揚重実績を示す情報が適切なものとならないおそれがあった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、クレーンの揚重実績を示す情報を適切に取得することができる揚重実績取得システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る揚重実績取得システムは、資材を揚重するクレーンの揚重実績を示す情報を取得する揚重実績取得システムであって、クレーンの揚重に係る時系列の高度を示す高度情報を取得する高度情報取得手段と、高度情報取得手段によって取得された高度情報に基づいて、揚重された資材毎にクレーンによって資材の揚重が行われた揚重時間帯の少なくとも一部を特定する時間帯特定手段と、揚重時間帯それぞれについて、時間帯特定手段によって特定された当該揚重時間帯の少なくとも一部に含まれる複数のタイミングで撮像された、揚重された資材の複数の画像を取得する画像取得手段と、画像取得手段によって取得された複数の画像から、揚重時間帯毎に揚重された資材の種別を判別する種別判別手段と、を備える。
【0008】
本発明に係る揚重実績取得システムでは、揚重時間帯の少なくとも一部において揚重された資材の複数の画像から、資材の種別が判別される。従って、適切に資材の種別を判別することができる。その結果、本発明に係る揚重実績取得システムによれば、クレーンの揚重実績を示す情報を適切に取得することができる。
【0009】
時間帯特定手段は、揚重時間帯の少なくとも一部として、クレーンの揚重によって高度方向に資材が運搬されている時間帯を特定することとしてもよい。この構成によれば、資材の種別に用いる複数の画像を適切なものとすることができる。その結果、クレーンの揚重実績を示す情報を適切かつ確実に取得することができる。
【0010】
前記画像取得手段は、前記揚重時間帯の少なくとも一部における、前記高度情報によって示される高度が、予め設定した高度以上の時間帯に含まれる複数のタイミングで撮像された、揚重された資材の複数の画像を取得することとしてもよい。この構成によれば、資材の種別に用いる複数の画像を適切なものとすることができる。その結果、クレーンの揚重実績を示す情報を適切かつ確実に取得することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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