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公開番号
2025005841
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106237
出願日
2023-06-28
発明の名称
コンクリート構造物の製造方法及びコンクリート構造物
出願人
株式会社不動テトラ
,
鹿島建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B28B
13/00 20060101AFI20250109BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約
【課題】型枠内にコンクリートがらなどのような粗骨材を容易に配置でき、施工の効率化を図ることができるプレパックドコンクリート工法によるコンクリート構造物の製造方法を提供する。
【解決手段】コンクリート構造物100の製造方法は、収容部材20と、収容部材20に収容された粗骨材30とを含むプレパックド部材10を、型枠40内に配置する工程と、固化材を型枠40内に打設する工程と、打設された固化材を硬化する工程とを含み、収容部材20は、粗骨材30を保持し、固化材が通過可能な複数の開口部を有する保持部を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
収容部材と、前記収容部材に収容された粗骨材とを含むプレパックド部材を、型枠内に配置する工程と、
固化材を前記型枠内に打設する工程と、
打設された固化材を硬化する工程と、
を含み、
前記収容部材は、前記粗骨材を保持し、固化材が通過可能な複数の開口部を有する保持部を含む、コンクリート構造物の製造方法。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記固化材はセメントを含む、請求項1に記載のコンクリート構造物の製造方法。
【請求項3】
前記保持部は、網状、格子状、柵状、多孔状、又はこれらの組み合わせである、請求項1又は2に記載のコンクリート構造物の製造方法。
【請求項4】
前記収容部材は籠又は袋である、請求項1又は2に記載のコンクリート構造物の製造方法。
【請求項5】
前記粗骨材はコンクリートがらを含む、請求項1又は2に記載のコンクリート構造物の製造方法。
【請求項6】
前記粗骨材は二酸化炭素が固定された炭酸化コンクリート硬化体を含んでいる、請求項1又は2に記載のコンクリート構造物の製造方法。
【請求項7】
前記プレパックド部材は、前記固化材を打設するための圧送管を挿入可能な挿入孔を有している、請求項1又は2に記載のコンクリート構造物の製造方法。
【請求項8】
前記保持部は鉄筋を含んでいる、請求項1又は2に記載のコンクリート構造物の製造方法。
【請求項9】
前記コンクリート構造物は消波ブロックである、請求項1又は2に記載のコンクリート構造物の製造方法。
【請求項10】
収容部材と、前記収容部材に収容された粗骨材とを含むプレパックド部材と、
前記粗骨材同士及び前記プレパックド部材同士を結合する、固化材の硬化体と、
を備え、
前記収容部材は、前記粗骨材を保持し、複数の開口部を有する保持部を含み、
前記複数の開口部には、前記固化材の硬化体が配置されている、コンクリート構造物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート構造物の製造方法及びコンクリート構造物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、港湾又は河川工事等において、プレパックドコンクリート工法を利用し、大型の無筋コンクリート構造物を製造する方法が知られている。また、近年では、コンクリートがらの有効利用を目的として、プレパックドコンクリート工法により、コンクリートを製造する方法が知られている。
【0003】
特許文献1には、200mm以上500mm以下の大きさに破砕されたコンクリートがらの粗骨材が収容された型枠に、結合材及び細骨材を海水で練り混ぜた注入用モルタルを注入し、所定の期間が経過した後、型枠を取り外す方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-20925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、消波ブロックのようなコンクリート構造物は、コンクリートがらの粗骨材を投入できる型枠の開口部が狭い場合がある。しかしながら、バックホウなどのような機械では細かい作業が困難であり、重量物であるコンクリートがらの骨材を機械で型枠内に直接投入することが難しい。また、コンクリートがらの骨材を機械で型枠内に投入できたとしても、骨材が型枠に勢いよく衝突して、型枠に傷や凹みなどの損傷が生じるおそれがある。損傷が型枠に生じた場合、出来形を損なうだけでなく、多額の修理費用が生じてしまうおそれがある。
【0006】
型枠に損傷ができるだけ生じないようにするためには、骨材を手作業で型枠内に投入する必要がある。しかしながら、手作業の割合が多いと、コンクリート構造物の製造に多くの時間を要するとともに、コンクリートがらは重量物でもあるため多大な労力を要するおそれがある。
【0007】
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、型枠内にコンクリートがらなどのような粗骨材を容易に配置でき、施工の効率化を図ることができるプレパックドコンクリート工法によるコンクリート構造物の製造方法及びコンクリート構造物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様に係るコンクリート構造物の製造方法は、収容部材と、収容部材に収容された粗骨材とを含むプレパックド部材を、型枠内に配置する工程と、固化材を型枠内に打設する工程と、打設された固化材を硬化する工程とを含む。収容部材は、粗骨材を保持し、固化材が通過可能な複数の開口部を有する保持部を含む。
【0009】
本発明の第2の態様に係るコンクリート構造物は、収容部材と、収容部材に収容された粗骨材とを含むプレパックド部材と、粗骨材同士及びプレパックド部材同士を結合する、固化材の硬化体とを備える。収容部材は、粗骨材を保持し、複数の開口部を有する保持部を含む。複数の開口部には、固化材の硬化体が配置されている。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、型枠内にコンクリートがらなどのような粗骨材を容易に配置でき、施工の効率化を図ることができるプレパックドコンクリート工法によるコンクリート構造物の製造方法及びコンクリート構造物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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