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公開番号
2024104379
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-05
出願番号
2023008539
出願日
2023-01-24
発明の名称
コンクリートの切削及び切削物の回収装置
出願人
株式会社鴻池組
代理人
個人
,
個人
主分類
B28D
7/02 20060101AFI20240729BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約
【課題】切削作業時に発生する粉塵の飛散を防止しながら、粉塵を回収することができるとともに、それによって回収できなかった切削物を、周囲環境を汚染することなく回収することができるコンクリートの切削及び切削物の回収装置を提供すること。
【解決手段】ベースマシン1に切削装置2を取り付けるとともに、切削装置2をカバー3で覆うことで切削作業時に発生する粉塵の飛散を防止しながら、コンクリートの切削物を回収するようにしたもので、カバー3内の粉塵を含有する空気を吸引し、粉塵を回収する第1の回収装置4と、カバー3外でコンクリートの切削物を吸引し、切削物を回収する第2の回収装置5とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ベースマシンに切削装置を取り付けるとともに、該切削装置をカバーで覆うことで切削作業時に発生する粉塵の飛散を防止しながら、コンクリートの切削物を回収するようにしたコンクリートの切削及び切削物の回収装置であって、前記カバー内の粉塵を含有する空気を吸引し、粉塵を回収する第1の回収装置と、前記カバー外でコンクリートの切削物を吸引し、切削物を回収する第2の回収装置とを備えるようにしたことを特徴とするコンクリートの切削及び切削物の回収装置。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記第1の回収装置及び第2の回収装置が、吸引ホースを介して接続される粉塵又は切削物の回収容器とバキューマとをそれぞれ備えるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの切削及び切削物の回収装置。
【請求項3】
前記粉塵又は切削物の回収容器が、ドラム缶又はフレコンバッグを利用したトランスファータンクからなることを特徴とする請求項2に記載のコンクリートの切削及び切削物の回収装置。
【請求項4】
前記第2の回収装置が、吸引ホースを接続した、カバーの外縁に沿って開口する吸引口を有する吸引ノズルを備えるようにしたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のコンクリートの切削及び切削物の回収装置。
【請求項5】
前記吸引ノズルを、カバーに着脱可能に設けるようにしたことを特徴とする請求項4に記載のコンクリートの切削及び切削物の回収装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリートの切削及び切削物の回収装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ベースマシンのアームの先端に切削ビットを備えたドラムカッタ式の切削装置を取り付けるとともに、切削装置をカバーで覆うことで切削作業時に発生する粉塵の飛散を防止しながら、集塵装置によりカバー内の粉塵を含有する空気を吸引し、粉塵を回収するようにしたコンクリートの切削装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-203304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この種のコンクリートの切削装置の用途として、PCB処理施設や放射性セシウム取扱施設の解体に伴う床面剥離工事がある。
この床面剥離工事は、コンクリート面にエポキシ樹脂やウレタン樹脂塗装を施した床面の汚染部(例えば、深さ30mm程度。)を切削するものである。
【0005】
特許文献1に記載されたコンクリートの切削装置を用いて、床面剥離工事を実施することによって、切削作業時に発生する粉塵の飛散を防止しながら、集塵装置によりカバー内の粉塵を含有する空気を吸引し、粉塵を回収することができる。
しかしながら、集塵装置によって回収できなかった切削物は、床面に堆積物として残留するため、別途回収する必要があるが、その際に発生する粉塵によって、周囲環境が汚染されるという問題があった。
【0006】
本発明は、特許文献1に記載されたコンクリートの切削装置が有する切削作業時に発生する粉塵の飛散を防止しながら、粉塵を回収することができる利点を享有しながら、集塵装置によって回収できない切削物を、周囲環境を汚染することなく回収することができるようにしたコンクリートの切削及び切削物の回収装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明のコンクリートの切削及び切削物の回収装置は、ベースマシンに切削装置を取り付けるとともに、該切削装置をカバーで覆うことで切削作業時に発生する粉塵の飛散を防止しながら、コンクリートの切削物を回収するようにしたコンクリートの切削及び切削物の回収装置であって、前記カバー内の粉塵を含有する空気を吸引し、粉塵を回収する第1の回収装置と、前記カバー外でコンクリートの切削物を吸引し、切削物を回収する第2の回収装置とを備えるようにしたことを特徴とする。
【0008】
この場合において、前記第1の回収装置及び第2の回収装置が、吸引ホースを介して接続される粉塵又は切削物の回収容器とバキューマとをそれぞれ備えるようにすることができる。
【0009】
また、前記粉塵又は切削物の回収容器が、ドラム缶又はフレコンバッグを利用したトランスファータンクからなるようにすることができる。
【0010】
また、前記第2の回収装置が、吸引ホースを接続した、カバーの外縁に沿って開口する吸引口を有する吸引ノズルを備えるようにすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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