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公開番号2025076128
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187877
出願日2023-11-01
発明の名称ミキサドラムの跳ね上げ抑制装置
出願人カヤバ株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類B28C 5/42 20060101AFI20250508BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約【課題】ミキサドラムの跳ね上げによる不具合を抑制する。
【解決手段】ミキサ車100に回転自在に搭載されたミキサドラム10の跳ね上げ抑制装置は、ミキサドラム10が跳ね上がりながら接触することにより収縮して、ミキサドラム10から加わる力を吸収する吸収部としての液圧ダンパ80を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ミキサ車に回転自在に搭載されたミキサドラムの跳ね上げ抑制装置であって、
前記ミキサドラムが跳ね上がりながら接触することにより収縮して、前記ミキサドラムから加わる力を吸収する吸収部を備える、
ことを特徴とするミキサドラムの跳ね上げ抑制装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
請求項1に記載のミキサドラムの跳ね上げ抑制装置であって、
前記吸収部は、シリンダと、前記シリンダに進退自在に挿入されるロッドと、を有し、前記ミキサドラムが跳ね上がりながら前記ロッドに接触することにより収縮して減衰力を発生させる緩衝器である、
ことを特徴とするミキサドラムの跳ね上げ抑制装置。
【請求項3】
請求項2に記載のミキサドラムの跳ね上げ抑制装置であって、
前記緩衝器は、前記ロッドの先端部に回転自在に設けられたローラをさらに有し、前記ロッドが前記ローラを介して前記ミキサドラムの外周に接触可能に配置される構成とされる、
ことを特徴とするミキサドラムの跳ね上げ抑制装置。
【請求項4】
請求項2又は3に記載のミキサドラムの跳ね上げ抑制装置であって、
前記ミキサ車は、前記緩衝器を支持する支持部材と、生コンクリートが投入されるとともに、投入された生コンクリートを前記ミキサドラム内へと導くホッパと、を有し、
前記支持部材は、車両における左右両側から前記ホッパを支持する、
ことを特徴とするミキサドラムの跳ね上げ抑制装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はミキサドラムの跳ね上げ抑制装置に関する。
続きを表示(約 990 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、ドラムの跳上りストッパが設置されたミキサ車が開示されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
「ミックスエース ミキサ車 4~8トン車級」、新明和工業株式会社、2023年3月、p.3
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ミキサドラムの後端部は、ミキサ車が山道や未舗装路を走行する際に跳ね上がることがある。ミキサドラムが跳ね上がると、ミキサ車に大きな衝撃が加わり、ミキサ車に不具合が生じるおそれがある。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、ミキサドラムの跳ね上げによる不具合を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ミキサ車に回転自在に搭載されたミキサドラムの跳ね上げ抑制装置であって、ミキサドラムが跳ね上がりながら接触することにより収縮して、ミキサドラムから加わる力を吸収する吸収部を備える、ことを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、ミキサドラムが跳ね上がった際には、ミキサドラムが接触する吸収部が収縮してミキサドラムから加わる力を吸収するので、ミキサドラムの跳ね上げによる不具合を抑制できる。
【0008】
また、本発明は、吸収部は、シリンダと、シリンダに進退自在に挿入されるロッドと、を有し、ミキサドラムが跳ね上がりながらロッドに接触することにより収縮して減衰力を発生させる緩衝器である、ことを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、緩衝器の減衰力を利用することで、跳ね上げによりミキサドラムからミキサ車に加わる力を十分に吸収できる。また、大型か小型かといったミキサ車のサイズの違いにより、ミキサドラムからミキサ車に加わる力が異なっても、緩衝器のサイズを変更すればよいので、対応が容易である。
【0010】
また、本発明は、緩衝器は、ロッドの先端部に回転自在に設けられたローラをさらに有し、ロッドがローラを介してミキサドラムの外周に接触可能に配置される構成とされる、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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