TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025088935
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203781
出願日
2023-12-01
発明の名称
ポンプの取付構造
出願人
カヤバ株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
F04B
53/22 20060101AFI20250605BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】被取付体に対するポンプの取り付け精度を低コストで高めること。
【解決手段】取付ボルト40を介して被取付体102にポンプ(電動ポンプ101)のハウジング2を取り付けるための取付構造100では、ハウジング2は、取付ボルト40が挿通する貫通孔31と、ハウジング2の外面に開口するポートと、を有し、被取付体102は、ハウジング2の貫通孔31に対応して形成され、取付ボルト40が締結される締結穴50と、ハウジング2のポートが連通する開口部52と、を有し、取付構造100は、貫通孔31を挿通して設けられ、中空部41aを取付ボルト40が挿通するカラー41と、締結穴50と同軸上に設けられ、カラー41の先端部41bが挿入される挿入穴53と、を備え、カラー41は、基端部に形成され取付ボルト40の頭部40aとハウジング2との間で挟持される大径部41dを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
締結部材を介して被取付体にポンプのハウジングを取り付けるための取付構造であって、
前記ハウジングは、
前記締結部材が挿通する貫通孔と、
前記ハウジングの外面に開口するポートと、を有し、
前記被取付体は、
前記ハウジングの前記貫通孔に対応して形成され、前記締結部材が締結される締結穴と、
前記ハウジングの前記ポートが連通する開口部と、を有し、
前記ポートは、前記ポンプに液体を導く吸込口又は前記ポンプから吐出される液体を導く吐出口であり、
前記取付構造は、
前記貫通孔を挿通して設けられ、中空部を前記締結部材が挿通する円筒部材と、
前記締結穴と同軸上に設けられ、前記円筒部材の先端部が挿入される挿入穴と、を備え、
前記円筒部材は、前記ハウジングの前記貫通孔及び前記被取付体の前記挿入穴にわたって設けられることにより、前記被取付体に対して前記ハウジングを位置決めし、
前記円筒部材は、基端部に形成され前記締結部材の頭部と前記ハウジングとの間で挟持される大径部を有することを特徴とするポンプの取付構造。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のポンプの取付構造であって、
前記円筒部材は、少なくとも一部が前記貫通孔及び前記挿入穴の内径よりも大径に形成される圧入部をさらに有することを特徴とするポンプの取付構造。
【請求項3】
請求項2に記載のポンプの取付構造であって、
前記圧入部は、前記円筒部材の前記基端部に向かうにつれて外径が大きくなるテーパ状に形成されることを特徴とするポンプの取付構造。
【請求項4】
請求項1に記載のポンプの取付構造であって、
前記ハウジングは、前記貫通孔に形成され前記円筒部材の前記大径部の少なくとも一部が収容される収容穴をさらに有し、
前記円筒部材の前記大径部の外周面が前記収容穴の内周面に接触するとともに、前記先端部の外周面が前記挿入穴の内周面に接触することにより、前記被取付体に対して前記ハウジングが位置決めされることを特徴とするポンプの取付構造。
【請求項5】
請求項1に記載のポンプの取付構造であって、
前記円筒部材の前記大径部は、前記締結部材が前記締結穴に締結される過程で前記締結部材の頭部により塑性変形されて形成されることを特徴とするポンプの取付構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ポンプの取付構造に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電動ポンプ装置と、電動ポンプ装置が取り付けられる被取付体と、を備える、電動ポンプ装置の取付構造が開示されている。この取付構造では、電動ポンプ装置の位置決め部が、被取付体の取付面の位置決め部と嵌合することにより、被取付体に対する電動ポンプ装置の取り付け精度を確保している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-4604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、電動ポンプ装置の位置決め部は、フランジ部の端面に形成された穴部に圧入により固定されるピン部である。そのため、ピン部が圧入される専用の穴部が必要となるため、電動ポンプの製造コストが嵩んでしまう。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、被取付体に対するポンプの取り付け精度を低コストで高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、締結部材を介して被取付体にポンプのハウジングを取り付けるための取付構造であって、ハウジングは、締結部材が挿通する貫通孔と、ハウジングの外面に開口するポートと、を有し、被取付体は、ハウジングの貫通孔に対応して形成され、締結部材が締結される締結穴と、ハウジングのポートが連通する開口部と、を有し、ポートは、ポンプに液体を導く吸込口又はポンプから吐出される液体を導く吐出口であり、取付構造は、貫通孔を挿通して設けられ、中空部を締結部材が挿通する円筒部材と、締結穴と同軸上に設けられ、円筒部材の先端部が挿入される挿入穴と、を備え、円筒部材は、ハウジングの貫通孔及び被取付体の挿入穴にわたって設けられることにより、被取付体に対してハウジングを位置決めし、円筒部材は、基端部に形成され締結部材の頭部とハウジングとの間で挟持される大径部を有することを特徴とする。
【0007】
この発明では、被取付体に対してハウジングを位置決めするための円筒部材が設けられる挿入穴が、被取付体にハウジングを取り付けるための締結部材が締結される締結穴に設けられる。また、ハウジングの貫通孔には、締結部材と円筒部材の両方が設けられる。このように、機能が異なる締結部材と円筒部材が、共通の位置に設けられる。よって、被取付体に対するポンプの取り付け精度を低コストで高めることができる。
【0008】
また、本発明は、円筒部材は、少なくとも一部が貫通孔及び挿入穴の内径よりも大径に形成される圧入部をさらに有することを特徴とする。
【0009】
この発明では、圧入部の位置を管理し、円筒部材を貫通孔と挿入穴にわたって圧入することで、被取付体に対するハウジングの位置決めを正確にすることができる。
【0010】
また、本発明は、圧入部は、円筒部材の基端部に向かうにつれて外径が大きくなるテーパ状に形成されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
カヤバ株式会社
ベーンポンプ
5日前
カヤバ株式会社
ポンプの取付構造
3日前
カヤバ株式会社
インレットハウジング
1か月前
カヤバ株式会社
シール部材及び緩衝器
2か月前
カヤバ株式会社
流体圧シリンダユニット
27日前
カヤバ株式会社
ミキサドラムの跳ね上げ抑制装置
1か月前
カヤバ株式会社
リニアモータおよびリニアモータの製造方法
1か月前
個人
圧縮機
1か月前
個人
扇風機取り付け風力分散機
2か月前
ダイニチ工業株式会社
空調装置
6日前
個人
携帯型扇風機用の送風ノズル
12日前
株式会社電業社機械製作所
ポンプ
2か月前
株式会社ニクニ
液封式ポンプ装置
9日前
株式会社酉島製作所
ポンプ
25日前
シャープ株式会社
送風装置
1か月前
シャープ株式会社
送風装置
1か月前
株式会社酉島製作所
ポンプ
1か月前
シャープ株式会社
送風装置
1か月前
株式会社不二越
油圧ユニット
16日前
リンナイ株式会社
羽根車
2か月前
株式会社コスメック
ピストン型ポンプ
10日前
個人
連結式螺旋翼体及び流体移送装置
13日前
株式会社村田製作所
圧電ポンプ
1か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
2か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
2か月前
株式会社神戸製鋼所
ターボ圧縮機
17日前
株式会社ON-LIFE
衣服用送風装置
2か月前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
4日前
株式会社豊田自動織機
遠心圧縮機
10日前
株式会社豊田自動織機
圧縮機
2か月前
ミネベアミツミ株式会社
軸流ファン
2か月前
シャープ株式会社
送風装置及び団扇
1か月前
兵神機械工業株式会社
パドルポンプ
1か月前
Next Innovation合同会社
羽根車
13日前
三菱電機株式会社
遠心送風機
26日前
サンデン株式会社
圧縮機
2か月前
続きを見る
他の特許を見る