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公開番号2024134450
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023044765
出願日2023-03-20
発明の名称分類方法
出願人日本碍子株式会社
代理人弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類B28B 17/00 20060101AFI20240926BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約【課題】製造物の形状パターンを安定して分類できる。
【解決手段】分類方法は、コンピュータにより実行される分類方法であって、製造物の外周を測定して測定結果を得る測定工程と、あらかじめ実行された学習によりパラメータが設定された機械学習モデルを用いて、測定結果に基づき製造物をあらかじめ定められたいずれかの形状パターンに分類する分類工程と、を含む。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータにより実行される分類方法であって、
製造物の外周を測定して測定結果を得る測定工程と、
あらかじめ実行された学習によりパラメータが設定された機械学習モデルを用いて、前記測定結果に基づき前記製造物をあらかじめ定められたいずれかの形状パターンに分類する分類工程と、を含む分類方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の分類方法において、
前記測定工程では、前記製造物の外周を所定の角度ごとに測定して角度測定値を取得し、
前記分類工程では、
角度ごとに前記角度測定値に基づく値である標準化測定値を算出し、
隣接する角度ごとの前記標準化測定値の差である隣接差に基づき分類する、
分類方法。
【請求項3】
請求項2に記載の分類方法において、
前記外周は、2以上の連続する領域である分割済領域に分類され、
前記分類工程では、前記分割済領域ごとに前記隣接差に基づく分類である小領域分類を行い、前記分割済領域ごとの前記小領域分類の組み合わせに基づき、いずれかの前記形状パターンに分類する、分類方法。
【請求項4】
請求項3に記載の分類方法において、
前記分割済領域のそれぞれは、前記製造物が外部から受ける影響に基づき設定される、分類方法。
【請求項5】
請求項4に記載の分類方法において、
前記製造物は架台に乗せて運搬され、
前記外周は、前記架台との接触する部分である接触外周と、前記架台と接触しない部分である非接触外周とに分類され、
前記接触外周および前記非接触外周のそれぞれは前記分割済領域であり、
前記分類工程には、
前記接触外周における前記隣接差に基づき第1分類を行う第1分類工程と、
前記非接触外周における前記隣接差に基づき第2分類を行う第2分類工程と、
前記第1分類の結果および前記第2分類の結果に基づき、いずれかの前記形状パターンに分類する第3分類工程と、を含む分類方法。
【請求項6】
請求項5に記載の分類方法において、
前記第1分類工程ではP種類(Pは自然数)に分類され、
前記第2分類工程ではQ種類(Qは自然数)に分類され、
前記第3分類工程では、人間の感性に基づきあらかじめ定められたR種類(RはPとQの積よりも小さな自然数)のいずれかの前記形状パターンに分類される、分類方法。
【請求項7】
請求項1に記載の分類方法において、
前記分類工程により分類された前記形状パターンに基づき、前記製造物の製造パラメータを調整する調整工程をさらに含む、分類方法。
【請求項8】
請求項1に記載の分類方法において、
前記製造物はハニカム構造体である、分類方法。
【請求項9】
請求項7に記載の分類方法において、
前記調整工程は、前記製造物の成形工程である、分類方法。
【請求項10】
請求項4に記載の分類方法において、
前記製造物は、乾燥ラインにより乾燥処理が施された後に前記測定工程が行われ、
前記製造物の外周は、前記乾燥ラインにおける乾燥の強度に基づき、弱く乾燥される弱乾燥領域および強く乾燥される強乾燥領域のいずれかに分類され、
前記強乾燥領域および前記弱乾燥領域のそれぞれは前記分割済領域であり、
前記分類工程には、
前記強乾燥領域における前記隣接差に基づき第1分類を行う第1分類工程と、
前記弱乾燥領域における前記隣接差に基づき第2分類を行う第2分類工程と、
前記第1分類の結果および前記第2分類の結果に基づき、いずれかの前記形状パターンに分類する第3分類工程と、を含む分類方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、分類方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
製造工程では、使用する材料の状態や環境条件などの多種多様な影響を受けるため、製造物に基づき調整が行われることが多い。特許文献1には、発光部を有する上面と、前記上面の反対側であって外部接続端子を有する下面と、前記上面と前記下面との間の側面とを備え、光束及び色度の少なくとも一方でランク分けされた光源を複数準備する準備工程と、複数の前記光源から、所望のランクに属する前記光源を複数抽出する抽出工程と、抽出された複数の前記光源の前記上面と前記下面とが接合部材から露出し、かつ、前記外部接続端子が接合部材と離隔するように前記側面同士が前記接合部材を介して接合される接合工程と、を含む発光装置の製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-097370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている発明では、製造物の分類手法に改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の態様による分類方法は、コンピュータにより実行される分類方法であって、製造物の外周を測定して測定結果を得る測定工程と、あらかじめ実行された学習によりパラメータが設定された機械学習モデルを用いて、前記測定結果に基づき前記製造物をあらかじめ定められたいずれかの形状パターンに分類する分類工程と、を含む。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、製造物の形状パターンを安定して分類できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
演算装置を含む生産システムの全体構成図
分類対応表の一例を示す図
生産ラインの模式図
第6工程における測定の一例を示す図
第7工程における測定を示す図
形状測定装置による測定結果の一例
演算部の処理を示す概要図
演算装置の処理を示すフローチャート
第2の実施の形態における乾燥工程を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
―第1の実施の形態―
以下、図1~図8を参照して、本発明にかかる分類方法の第1の実施の形態を説明する。
【0009】
図1は、演算装置2を含む生産システム1の全体構成図である。生産システム1は、ハニカム構造体80を製造する。生産システム1は、生産ライン400と、演算装置2と、出力装置490とを備える。出力装置490は、たとえば液晶ディスプレイである。出力装置490は、オペレータ9に情報を提示する。
【0010】
生産ライン400は、成形装置401、切断装置402、架台403、乾燥炉404、仕上装置405、外観検査装置406、および形状測定装置407を含む。生産ライン400の構成は次の図2を参照して後に詳述する。オペレータ9は、出力装置490から得た情報に基づき成形装置401の設定を変更する。
(【0011】以降は省略されています)

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