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公開番号
2025086627
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2023200729
出願日
2023-11-28
発明の名称
境界ブロックの製作方法および境界ブロック
出願人
鹿島建設株式会社
代理人
個人
主分類
B28B
1/30 20060101AFI20250602BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約
【課題】軽量且つ強度に優れた境界ブロックを好適に製作できる境界ブロックの製作方法等を提供する。
【解決手段】境界ブロック1は、セメント系固化材によって形成される外殻部11と、外殻部11の内部に配置される補強部12と、を有する。境界ブロック1の断面において、補強部12は線状の部分により構成され、境界ブロック1の製作時には、補強部12を、3Dプリンタの造形材料を3Dプリンタにより積層することで形成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
セメント系固化材によって形成される外殻部と、
前記外殻部の内部に配置される補強部と、
を有する境界ブロックの製作方法であって、
前記境界ブロックの断面において、前記補強部が線状の部分により構成され、
前記補強部を、3Dプリンタの造形材料を3Dプリンタにより積層することで形成することを特徴とする境界ブロックの製作方法。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
セメント系固化材によって形成される外殻部と、
前記外殻部の内部に配置される補強部と、
を有する境界ブロックの製作方法であって、
前記境界ブロックの断面において、前記補強部が線状の部分により構成され、
前記補強部を前記外殻部とは別に製作した後、前記補強部の外側に前記外殻部を設けることを特徴とする境界ブロックの製作方法。
【請求項3】
前記補強部は、鉛直方向に対して傾斜し、端部が前記外殻部の内面に達する前記部分を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の境界ブロックの製作方法。
【請求項4】
前記補強部は、前記境界ブロックの断面において、一対の直線部分を有し、
前記直線部分は鉛直方向に対して傾斜し、
一対の前記直線部分同士がX字状に交差し、
一対の前記直線部分の両端部が前記外殻部の内面に達することを特徴とする請求項3記載の境界ブロックの製作方法。
【請求項5】
前記補強部は、前記境界ブロックの断面において、一対の屈曲部分を有し、
一対の前記屈曲部分は、それぞれ、前記外殻部の上下の内面に沿って配置され、一対の前記直線部分の上端部同士と下端部同士を接続することを特徴とする請求項4記載の境界ブロックの製作方法。
【請求項6】
前記補強部に、線材を通すポケットを前記境界ブロックの断面において形成するための凸部が設けられ、
前記補強部と前記外殻部の間、または前記補強部内に前記ポケットが形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の境界ブロックの製作方法。
【請求項7】
セメント系固化材によって形成される外殻部と、
前記外殻部の内部に配置される補強部と、
を有する境界ブロックであって、
前記境界ブロックの断面において、前記補強部が線状の部分により構成され、
前記補強部が、3Dプリンタの造形材料を積層したものであることを特徴とする境界ブロック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、境界ブロックの製作方法および境界ブロックに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
車道と歩道を分離するため、車道と歩道の境界部には歩車道境界ブロックが設けられる。また他にも、様々なスペースの区切りとして地先境界ブロックが用いられる。
【0003】
これらの境界ブロックは、一般的に、コンクリートやモルタル等のセメント系固化材によりプレキャスト部材として製作される。特許文献1、2には、このような境界ブロックの例が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-110127号公報
特許第5087726号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
境界ブロックは重量物であり、その設置は人力では困難である。そのためクレーンによる揚重が必要となるが、クレーン作業は危険が伴う。また、道路延長が長い場合はクレーンの移動・据え付け作業が都度発生するため、設置作業は長時間にわたる。
【0006】
特許文献1、2の境界ブロックは中空状であり、軽量化されている。しかしながら、境界ブロックの強度や耐久性の面では、中空であることがマイナスになる可能性がある。
【0007】
さらに、プレキャスト部材である境界ブロックには、同一形状のものを多数製作する量産性も求められる。
【0008】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、軽量且つ強度に優れた境界ブロックを好適に製作できる境界ブロックの製作方法等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した課題を解決するための第1の発明は、セメント系固化材によって形成される外殻部と、前記外殻部の内部に配置される補強部と、を有する境界ブロックの製作方法であって、前記境界ブロックの断面において、前記補強部が線状の部分により構成され、前記補強部を、3Dプリンタの造形材料を3Dプリンタにより積層することで形成することを特徴とする境界ブロックの製作方法である。
第2の発明は、セメント系固化材によって形成される外殻部と、前記外殻部の内部に配置される補強部と、を有する境界ブロックの製作方法であって、前記境界ブロックの断面において、前記補強部が線状の部分により構成され、前記補強部を前記外殻部とは別に製作した後、前記補強部の外側に前記外殻部を設けることを特徴とする境界ブロックの製作方法である。
【0010】
本発明の境界ブロックは外殻部と補強部を有し、内部を中空状とした外殻部が、外殻部の内部に設けた補強部で補強される。且つ境界ブロックの断面において補強部は線状の部分で構成されるため、境界ブロックは軽量且つ強度に優れたものとなる。また補強部の面積(境界ブロックの断面における面積)と外殻部の補強効果を最適化しようとすれば、補強部の形状は単純なもので無くなることが多く、外殻部と補強部を有する境界ブロックを、従来のようにコンクリート等を型枠内に充填して製作すると量産性等の面で課題が生じる。しかしながら、第1の発明では補強部を3Dプリンタによって製作し、第2の発明では補強部を外殻部とは別に製作することで、補強部の形状が単純である場合は勿論、複雑な形状を有する補強部であっても容易に形成することができ、量産性等に優れる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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