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公開番号2025086171
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023200054
出願日2023-11-27
発明の名称養生材貼り付け器具
出願人鹿島建設株式会社,株式会社KMユナイテッド,株式会社佐藤産業
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類E04G 21/30 20060101AFI20250530BHJP(建築物)
要約【課題】養生材を壁面に近い位置に貼ることが可能な養生材貼り付け器具を実現する。
【解決手段】養生材貼り付け器具(1)は、養生材のロールを軸の周りで回動可能に保持する保持部(10)と、ロールから引き出された養生材を床面に向けて押圧しながら走行する押圧車輪(20)とを備え、押圧車輪の走行方向に対する左側および右側の少なくとも一方の側において、保持部の側面と押圧車輪の側面とが、面一に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
養生材のロールを当該ロールの軸の周りで回動可能に保持する保持部と、
上記ロールから引き出された上記養生材を床面に向けて押圧しながら走行する押圧車輪と、を備え、
上記押圧車輪の走行方向に対する左側および右側の少なくとも一方の側において、上記保持部の側面と、上記押圧車輪の側面とが、面一に構成されている、養生材貼り付け器具。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
上記押圧車輪は弾性体で形成されている、請求項1に記載の養生材貼り付け器具。
【請求項3】
上記ロールから引き出された上記養生材に当接して回転しながら、上記ロールから引き出された上記養生材を上記ロールから上記押圧車輪まで案内するガイド車輪をさらに備え、
上記走行方向に対する左側および右側のうち、上記保持部の側面と上記押圧車輪の側面とが面一に構成されている側において、上記ガイド車輪の側面と、上記保持部の側面および上記押圧車輪の側面とが面一に構成されている、請求項1に記載の養生材貼り付け器具。
【請求項4】
上記保持部と上記押圧車輪との位置関係を一定に保持するフレームをさらに備え、
上記フレームは、作業者によって把持されるバーを挿入可能な穴を有する、請求項1に記載の養生材貼り付け器具。
【請求項5】
上記養生材は、上記走行方向に対する左側および右側のうち、上記保持部の側面と上記押圧車輪の側面とが面一に構成されている側に、上記床面に対する粘着性を有する粘着領域を有し、
上記押圧車輪は、上記粘着領域の少なくとも一部を上記床面に向けて押圧しながら走行する、請求項1に記載の養生材貼り付け器具。
【請求項6】
上記保持部は、
上記ロールの軸方向における一端側に位置する固定部材と、
上記ロールの軸方向における他端側に位置し、上記ロールの軸方向に沿って移動可能な可動部材と、を備え、
上記一端側は、上記走行方向に対する左側および右側のうち、上記保持部の側面と上記押圧車輪の側面とが面一に構成されている側である、請求項1に記載の養生材貼り付け器具。
【請求項7】
上記養生材を切断するための切断器具を上記ロールの軸方向に平行に案内する切断ガイドをさらに備える、請求項1に記載の養生材貼り付け器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、養生材を貼り付けるための養生材貼り付け器具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、膝および腰などに負担をかけることなく、床面に養生材を貼り付けることが可能な工具が開示されている。当該工具は、長手形状の把持部と、当該把持部の先端から二股に分かれて形成されるコ字状のフレームと、該フレームの中間部に架設されロール状に巻いた養生材を外挿する回転体と、を備える。フレームの先端部には、回転自在に固定され、養生材の引き出し部分の粘着していない側の面を押さえて、養生材を床面に貼り付ける押さえローラと、押さえローラに養生材の引き出し部分を案内する案内片と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-143671号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
壁面を塗装する場合、床面への塗料の付着を防止する観点から、養生材を可能な限り壁面に近い位置に貼ることが好ましい。しかし、特許文献1に開示されている工具では、フレーム、回転体、および押さえローラの位置関係は、養生材を壁面に近い位置に貼ることが困難なものとなっている。
【0005】
本発明の一態様は、養生材を従来よりも壁面に近い位置に貼ることが可能な養生材貼り付け器具を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る養生材貼り付け器具は、養生材のロールを当該ロールの軸の周りで回動可能に保持する保持部と、上記ロールから引き出された上記養生材を床面に向けて押圧しながら走行する押圧車輪と、を備え、上記押圧車輪の走行方向に対する左側および右側の少なくとも一方の側において、上記保持部の側面と、上記押圧車輪の側面とが、面一に構成されている。
【0007】
上記の構成によれば、側面が互いに面一に構成されている保持部および押圧車輪が壁面に沿うように押圧車輪を走行させることで、養生材を従来よりも壁面に近い位置に貼ることができる。
【0008】
また、本発明の一態様に係る養生材貼り付け器具において、上記押圧車輪は弾性体で形成されていてよい。
【0009】
上記の構成によれば、床面の凹凸に起因する、押圧車輪の走行への影響が低減される。
【0010】
また、本発明の一態様に係る養生材貼り付け器具は、上記ロールから引き出された上記養生材に当接して回転しながら、上記ロールから引き出された上記養生材を上記ロールから上記押圧車輪まで案内するガイド車輪をさらに備え、上記走行方向に対する左側および右側のうち、上記保持部の側面と上記押圧車輪の側面とが面一に構成されている側において、上記ガイド車輪の側面と、上記保持部の側面および上記押圧車輪の側面とが面一に構成されていてよい。
(【0011】以降は省略されています)

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