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公開番号2025091193
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206310
出願日2023-12-06
発明の名称センサケーブルの敷設方法
出願人鹿島建設株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類G02B 6/50 20060101AFI20250611BHJP(光学)
要約【課題】孔内にセンサケーブルを敷設する際に、センサケーブルに圧縮荷重が作用することを抑制する。
【解決手段】センサケーブル2の敷設方法は、敷設管敷設工程と、センサケーブル敷設工程と、を有する。敷設管敷設工程は、ベース管1aの内部に、ワイヤロープ4が架設された滑車20を取り付ける滑車取付工程と、ベース管1aを削孔穴H内に挿入するベース管挿入工程と、ベース管1aに連結する連結管1bにワイヤロープ4を挿通する第1挿通工程と、第1挿通工程においてワイヤロープ4が挿通された連結管1bをベース管1aに連結して削孔穴H内に挿入する第1連結工程と、を有する。センサケーブル敷設工程は、ワイヤロープ4の一端側にセンサケーブル2を接続するケーブル接続工程と、ワイヤロープ4の他端側を牽引して、センサケーブル2をベース管1aまで引き込んで敷設管1内に敷設する引き込み工程と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
敷設管を孔内に敷設する敷設管敷設工程と、前記敷設管内にセンサケーブルを敷設するセンサケーブル敷設工程と、を有するセンサケーブルの敷設方法であって、
前記敷設管敷設工程は、
ベース管の内部に、ワイヤロープが架設された滑車を取り付ける滑車取付工程と、
前記ベース管を前記孔内に挿入するベース管挿入工程と、
前記ベース管に連結する第1連結管に前記ワイヤロープを挿通する第1挿通工程と、
前記第1挿通工程において前記ワイヤロープが挿通された前記第1連結管を前記ベース管に連結して前記孔内に挿入する第1連結工程と、を有し、
前記センサケーブル敷設工程は、
前記ワイヤロープの一端側に前記センサケーブルを接続するケーブル接続工程と、
前記ワイヤロープの他端側を牽引して、前記センサケーブルを前記ベース管まで引き込んで前記敷設管内に敷設する引き込み工程と、を有する、センサケーブルの敷設方法。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
請求項1に記載されたセンサケーブルの敷設方法であって、
前記敷設管敷設工程は、
第2連結管に前記ワイヤロープを挿通する第2挿通工程と、
前記ワイヤロープが挿通された前記第2連結管を前記孔内に挿入された前記第1連結管に連結して前記孔内に挿入する第2連結工程と、をさらに有する、センサケーブルの敷設方法。
【請求項3】
請求項1または2に記載されたセンサケーブルの敷設方法であって、
前記センサケーブル敷設工程は、
前記ワイヤロープの一端に前記ワイヤロープより強度の強いワイヤロープを接続し、前記ワイヤロープの他端を牽引して、前記強度の強いワイヤロープに置き換える置換工程をさらに有するセンサケーブルの敷設方法。
【請求項4】
請求項1に記載されたセンサケーブルの敷設方法であって、
前記敷設管敷設工程は、
前記第1連結管を連結する際に、前記ワイヤロープに他のワイヤロープを接続して延長する延長工程をさらに有するセンサケーブルの敷設方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、センサケーブルの敷設方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内部に光ファイバが敷設されたフレキシブル管を回転押出し装置によって押し出して、孔内に挿入する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-005093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光ファイバなどのセンサケーブルは、引張荷重に対する耐性に比べ圧縮荷重に対する耐性が弱い。このため、センサケーブルの長さが長くなると、特許文献1に開示された方法のようにセンサケーブルを押し込んでいった場合には、センサケーブルに作用する圧縮荷重が大きくなり、センサケーブルが損傷するおそれがある。
【0005】
本発明は、孔内にセンサケーブルを敷設する際に、センサケーブルに圧縮荷重が作用することを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、敷設管を孔内に敷設する敷設管敷設工程と、敷設管内にセンサケーブルを敷設するセンサケーブル敷設工程と、を有するセンサケーブルの敷設方法であって、敷設管敷設工程は、ベース管の内部に、ワイヤロープが架設された滑車を取り付ける滑車取付工程と、ベース管を孔内に挿入するベース管挿入工程と、ベース管に連結する第1連結管にワイヤロープを挿通する第1挿通工程と、第1挿通工程においてワイヤロープが挿通された第1連結管をベース管に連結して孔内に挿入する第1連結工程と、を有し、センサケーブル敷設工程は、ワイヤロープの一端側にセンサケーブルを接続するケーブル接続工程と、ワイヤロープの他端側を牽引して、センサケーブルをベース管まで引き込んで敷設管内に敷設する引き込み工程と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、孔内にセンサケーブルを敷設する際に、センサケーブルに圧縮荷重が作用することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の敷設方法によって敷設された敷設管と敷設管内に敷設されるセンサケーブルとを示す図である。
本実施形態の削孔穴を削孔する方法を説明するための図である。
本実施形態のベース管に滑車を取り付ける過程を示す図である。
(A)は、本実施形態のベース管に連結管を連結する過程を示す図である。(B)は、本実施形態の連結管に他の連結管を連結する過程を示す図である。
本実施形態のワイヤロープを地表まで引き出した状態を示す図である。
本実施形態のセンサケーブルを敷設管内に引き込む過程を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0010】
本発明は、敷設管1と、敷設管1内に敷設されるセンサケーブル2と、を地盤Gに削孔された削孔穴H内に敷設する敷設方法に関する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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