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公開番号
2025129684
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026487
出願日
2024-02-26
発明の名称
高度測位システム
出願人
鹿島建設株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
G01C
5/06 20060101AFI20250829BHJP(測定;試験)
要約
【課題】被測位対象の高度を低コストで測位する。
【解決手段】高度測位システム100は、気圧を検出可能な第1検出部10と、第1検出部10とは異なる高度に設置され、気圧を検出可能な第2検出部20と、第1検出部10と共に設けられ、所定の範囲へと信号を発信可能なビーコン16と、第1検出部10により検出された第1基準気圧値P1n、第2検出部20により検出された第2基準気圧値P2n、及び、ビーコン16から発信された信号を受信済みの端末30により検出された検出気圧値P3nに基づいて、被測位対象の高度を演算する演算部40と、を備え、演算部40は、端末30によって信号が受信されたときに第1検出部10により検出された受信時基準気圧値P1rを用いて検出気圧値P3nを補正する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
気圧を検出可能な端末を有する被測位対象の高度を測位する高度測位システムであって、
気圧を検出可能な第1基準気圧検出部と、
前記第1基準気圧検出部とは異なる高度に設置され、気圧を検出可能な第2基準気圧検出部と、
前記第1基準気圧検出部と共に設けられ、所定の範囲へと信号を発信可能な信号発信部と、
前記第1基準気圧検出部により検出された第1基準気圧値、前記第2基準気圧検出部により検出された第2基準気圧値、及び、前記信号発信部から発信された前記信号を受信済みの前記端末により検出された検出気圧値に基づいて、前記被測位対象の高度を演算する演算部と、を備え、
前記演算部は、前記端末によって前記信号が受信されたときに前記第1基準気圧検出部により検出された受信時基準気圧値を用いて前記検出気圧値を補正する、
高度測位システム。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記演算部は、前記信号発信部から発信された前記信号が前記端末によって受信されたときに前記端末で検出された受信時検出気圧値を、前記受信時基準気圧値に置換することにより、前記信号を受信済みの前記端末により検出される前記検出気圧値を補正する、
請求項1に記載の高度測位システム。
【請求項3】
前記被測位対象は、建造物内で作業を行う作業員であり、
前記端末は、前記作業員により所持される携帯端末であり、
前記第1基準気圧検出部及び前記信号発信部は、前記建造物内へと前記作業員が出入りする出入口部の周辺に設置される、
請求項1または2に記載の高度測位システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高度測位システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、気圧センサを用いて高度を測位する計測システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-66347号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の発明では、高度を計測する対象となる移動物体に設置された気圧センサで検出された気圧と、所定の高度に固定された気圧センサで検出された気圧と、に基づいて高度が演算されことから、これらの気圧センサにおいて計測される気圧の測定精度は、同等であることが求められる。このように測定精度が求められる気圧センサは、比較的高価であるとともに、定期的に校正を実施する必要があることから、例えば、複数の物体の高度を計測するような場合には、システムの製造コスト及び運用コストが増大するおそれがある。また、移動物体に設置された気圧センサと所定の高度に固定された気圧センサとは仕様が異なる場合が多く、これらの気圧センサの計測値の誤差を補正することはより難しくなる。
【0005】
本発明は、被測位対象の高度を低コストで測位可能なシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、気圧を検出可能な端末を有する被測位対象の高度を測位する高度測位システムであって、気圧を検出可能な第1基準気圧検出部と、第1基準気圧検出部とは異なる高度に設置され、気圧を検出可能な第2基準気圧検出部と、第1基準気圧検出部と共に設けられ、所定の範囲へと信号を発信可能な信号発信部と、第1基準気圧検出部により検出された第1基準気圧値、第2基準気圧検出部により検出された第2基準気圧値、及び、信号発信部から発信された信号を受信済みの端末により検出された検出気圧値に基づいて、被測位対象の高度を演算する演算部と、を備え、演算部は、端末によって信号が受信されたときに第1基準気圧検出部により検出された受信時基準気圧値を用いて検出気圧値を補正する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、被測位対象の高度を低コストで測位することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る高度測位システムが適用される状況の一例を示す概略図である。
本発明の実施形態に係る高度測位システムのブロック図である。
被測位対象の高度の演算方法について説明するためのグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る高度測位システムについて説明する。
【0010】
まず、図1及び図2を参照し、本発明の実施形態に係る高度測位システム100について説明する。図1は、高度測位システム100が適用される状況の一例を示した概略図であり、図2は、高度測位システム100のブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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