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公開番号2025140068
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024039234
出願日2024-03-13
発明の名称ワイヤレス給電システム
出願人鹿島建設株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類H02J 50/05 20160101AFI20250919BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ワイヤレス給電システムにおける伝送効率を向上させる。
【解決手段】ワイヤレス給電システム100は、給電電極12,13を有し建物1に設けられる給電装置10と、給電電極12,13に対向して配置される受電電極22,23を通じて給電装置10から電力を受け取る受電装置20と、給電電極12,13と受電電極22,23との間に設けられる床仕上げ材30と、を備え、床仕上げ材30は、基材と基材よりも誘電率が高く基材内に混入される混入材とを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
給電電極を有し建物に設けられる給電装置と、
前記給電電極に対向して配置される受電電極を通じて前記給電装置から電力を受け取る受電装置と、
前記給電電極と前記受電電極との間に設けられる床仕上げ材と、を備え、
前記床仕上げ材は、基材と前記基材よりも誘電率が高く前記基材内に混入される混入材とを含む、
ワイヤレス給電システム。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記給電装置は、前記給電電極に接続され交流電圧を生成する交流電圧生成部をさらに有し、
前記ワイヤレス給電システムは、前記交流電圧生成部において生成される前記交流電圧の周波数よりも高い周波数の電磁波を吸収可能な電磁波吸収部材をさらに有し、
前記電磁波吸収部材は、前記床仕上げ材と前記給電電極との間、前記床仕上げ材と前記受電電極との間、及び、前記床仕上げ材の内部の少なくとも何れかに設けられる、
請求項1に記載のワイヤレス給電システム。
【請求項3】
前記床仕上げ材は、帯状に形成され、
前記給電電極及び前記電磁波吸収部材は、前記床仕上げ材と一体的に設けられる、
請求項2に記載のワイヤレス給電システム。
【請求項4】
前記床仕上げ材の前記受電電極側にはパイル部が設けられ、
前記パイル部の色は、前記給電電極が設けられる領域と前記給電電極が設けられていない領域とにおいて異なる、
請求項1に記載のワイヤレス給電システム。
【請求項5】
前記給電電極は、互いに平行に延びる帯状の第1給電電極及び第2給電電極を有し、
前記第1給電電極と前記第2給電電極との間の間隔の大きさは、前記床仕上げ材の厚さの4倍以上である、
請求項1に記載のワイヤレス給電システム。
【請求項6】
前記受電装置は、前記床仕上げ材に突き刺さる突起部を有する、
請求項1に記載のワイヤレス給電システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤレス給電システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、建物に設けられた給電装置と、給電装置から電力を受け取る受電装置と、を備えたワイヤレス給電システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-180001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のワイヤレス給電システムでは、給電装置と受電装置との間に仕上げ材が設けられている。このため、給電装置から受電装置への伝送効率は、仕上げ材の厚さや材質の影響を受けることになり、設置される仕上げ材の仕様によっては、伝送効率が大幅に低下するおそれがある。
【0005】
本発明は、ワイヤレス給電システムにおける伝送効率を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ワイヤレス給電システムであって、給電電極を有し建物に設けられる給電装置と、給電電極に対向して配置される受電電極を通じて給電装置から電力を受け取る受電装置と、給電電極と受電電極との間に設けられる床仕上げ材と、を備え、床仕上げ材は、基材と基材よりも誘電率が高く基材内に混入される混入材とを含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ワイヤレス給電システムにおける伝送効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係るワイヤレス給電システムを備える建物の立断面を示した概略図である。
本発明の第1実施形態に係るワイヤレス給電システムを上方から見た平面図である。
図1のA部を拡大して示した拡大図である。
本発明の第1実施形態に係るワイヤレス給電システムの回路構成図である。
電磁波吸収部材の特性を示すグラフである。
本発明の第2実施形態に係るワイヤレス給電システムを備える建物の立断面図である。
本発明の第2実施形態に係るワイヤレス給電システムを上方から見た平面図である。
図6のC部を拡大して示した拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
【0010】
<第1実施形態>
まず、図1から図5を参照して、第1実施形態に係るワイヤレス給電システム100について説明する。図1は、ワイヤレス給電システム100を備える建物1の立断面を示した概略図であり、図2のB-B線に沿う断面を示している。図2は、ワイヤレス給電システム100を上方から見た平面図であり、図3は、図1のA部を拡大して示した拡大図であり、図4は、ワイヤレス給電システム100の回路構成図である。
(【0011】以降は省略されています)

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