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公開番号2025088514
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203262
出願日2023-11-30
発明の名称クレーン位置把握システム及びクレーン位置把握方法
出願人鹿島建設株式会社
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類B66C 13/00 20060101AFI20250604BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】クレーンの配置状況に関わらず、クレーンの位置を把握する。
【解決手段】クレーン位置把握システム100は、クレーン1のブーム3の所定箇所の位置を計測可能なブーム位置計測部10と、ブーム3を旋回させた際に、ブーム位置計測部10によって計測されたブーム位置に基づいてブーム3の旋回中心位置を演算する位置演算部20と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
本体部と、前記本体部から延びるブームと、を備えるクレーンの位置を把握するクレーン位置把握システムであって、
前記ブームの所定箇所の位置を計測可能なブーム位置計測部と、
前記ブームを旋回させた際に、前記ブーム位置計測部によって計測されたブーム位置に基づいて前記ブームの旋回中心位置を演算する位置演算部と、を備える、
クレーン位置把握システム。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記クレーンの状態を表示する表示部をさらに備え、
前記位置演算部は、演算された前記旋回中心位置と、前記ブーム位置計測部により計測された前記ブーム位置と、に基づいて現在の前記クレーンの状態を演算し、演算された現在の前記クレーンの状態を前記表示部に表示する、
請求項1に記載のクレーン位置把握システム。
【請求項3】
前記位置演算部は、隣り合って配置された前記クレーン間の最短距離を、現在の前記クレーンの状態に基づいて演算し、演算された前記最短距離を前記表示部に表示する、
請求項2に記載のクレーン位置把握システム。
【請求項4】
前記ブーム位置計測部は、測位衛星から発信された信号を受信する測位センサであり、前記ブームの先端側に取り付けられる、
請求項1から3の何れか1つに記載のクレーン位置把握システム。
【請求項5】
本体部と、前記本体部から延びるブームと、を備えるクレーンの位置を把握するクレーン位置把握方法であって、
前記ブームの所定箇所の位置を計測可能なブーム位置計測部により計測されたブーム位置を、前記ブームを旋回させた際に取得するブーム位置取得工程と、
取得された前記ブーム位置に基づいて前記ブームの旋回中心位置を演算する旋回中心演算工程と、を含む、
クレーン位置把握方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クレーン位置把握システム及びクレーン位置把握方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、クレーンの現在位置を特定するために、衛星測位システムを利用したクレーンが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-95369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に衛星測位システムを利用して現在位置を特定するには、3つ以上の測位衛星から発信された信号を受信する必要があるが、例えば、比較的高い建築物に囲まれた作業現場に特許文献1に記載されるようなクレーンが配置された場合には、3つ以上の測位衛星から発信された信号を受信することができず、結果として、クレーンの現在位置を把握することができないおそれがある。
【0005】
本発明は、クレーンの配置状況に関わらず、クレーンの位置を把握することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、本体部と、本体部から延びるブームと、を備えるクレーンの位置を把握するクレーン位置把握システムであって、ブームの所定箇所の位置を計測可能なブーム位置計測部と、ブームを旋回させた際に、ブーム位置計測部によって計測されたブーム位置に基づいてブームの旋回中心位置を演算する位置演算部と、を備える。
【0007】
また、本発明は、本体部と、本体部から延びるブームと、を備えるクレーンの位置を把握するクレーン位置把握方法であって、ブームの所定箇所の位置を計測可能なブーム位置計測部により計測されたブーム位置を、ブームを旋回させた際に取得するブーム位置取得工程と、取得されたブーム位置に基づいてブームの旋回中心位置を演算する旋回中心演算工程と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、クレーンの配置状況に関わらず、クレーンの位置を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係るクレーン位置把握システムが適用されるクレーンの例を示す概略図である。
本発明の実施形態に係るクレーン位置把握システムのブロック図である。
本発明の実施形態に係るクレーン位置把握方法による位置把握手順を示したフローチャートである。
本発明の実施形態に係るクレーン位置把握方法による位置把握手順を説明するための図である。
表示部に表示されたクレーンの状態の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るクレーン位置把握システム及びクレーン位置把握方法の建設方法について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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