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公開番号2024177845
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2023096210
出願日2023-06-12
発明の名称作業機の作業部連結構造
出願人三陽機器株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E02F 3/36 20060101AFI20241217BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】作業部の連結フレームの小型低コスト化と連結作業の容易化。
【解決手段】連結フレーム50は、アーム100の基端部を回転自在に支持する第1軸受部121を上端部に有する一方で下端部に長孔55を有し、長孔55に、リフトシリンダ105の基端部を回転自在に支持する第2軸受部130を摺動自在に保持し、連結ブラケット500は、第1軸受部121が第1係合ピン(第1ドッキングピン610)によって連結される第1支持孔(第1ボス孔521)を上端部に有する一方で、第2軸受部130が第2係合ピン(第2ドッキングピン620)によって連結される第2支持孔(第2ボス孔522)を下端部に有し、第1支持孔の周縁に、第1軸受部121を第1支持孔にガイドするガイド部530を形成し、第2軸受部130を第2係合ピンによって第2支持孔に連結した状態で、第1軸受部121を第1係合ピンによって第1支持孔に連結する。
【選択図】図3B
特許請求の範囲【請求項1】
左右一対のアームと、当該アームの先端部に装着されたバケット等のアタッチメントと、前記アームを上下方向に昇降させるリフトシリンダと、前記アームと前記リフトシリンダの基端側がそれぞれ連結された縦長の連結フレームとを有する作業部を、作業機の車両本体に配設された連結ブラケットに対して着脱自在に連結する作業部の連結構造において、
前記連結フレームは、前記アームの基端部を回転自在に支持する第1軸受部を上端部に有する一方で下端部に長孔を有し、当該長孔に、前記リフトシリンダの基端部を回転自在に支持する第2軸受部を摺動自在に保持し、
前記連結ブラケットは、前記第1軸受部が第1係合ピンによって連結される第1支持孔を上端部に有する一方で、前記第2軸受部が第2係合ピンによって連結される第2支持孔を下端部に有し、
前記第1支持孔の周囲に、前記第1軸受部を前記第1支持孔にガイドするガイド部を形成し、
前記第2軸受部を前記第2係合ピンによって前記第2支持孔に連結した状態で、前記第1軸受部を前記第1係合ピンによって前記第1支持孔に連結するようにしたことを特徴とする作業機の作業部連結構造。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記ガイド部が、前記第1支持孔に向かう傾斜ガイド面を有することを特徴とする請求項1の作業部連結構造。
【請求項3】
前記第2軸受部を前記第2係合ピンによって前記第2支持孔に連結した状態で前記アームを後傾又は前記リフトシリンダを短縮作動させることで、前記第1軸受部を前記ガイド部の前記傾斜ガイド面に沿って前記第1支持孔に移動させると共に、前記第2軸受部を前記長孔に沿って当該長孔の下端部に移動させるように構成されていることを特徴とする請求項2の作業部連結構造。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項の作業部連結構造を有することを特徴とする作業部。
【請求項5】
請求項4の作業部を有することを特徴とする作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は作業機の作業部連結構造に係り、特に車両本体に対して着脱自在に連結される作業部の連結フレームを、小型低コスト化した作業部連結構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
作業機の作業部連結構造として、特許文献1(特許第6293592号公報)の連結構造が知られている。この連結構造では、図5と図6に示すように、リフトシリンダ105の基端側が、連結部材106と係合ピン107を介して、車両本体前部の連結ブラケット500に形成された下端係合部540に支持される。
【0003】
このため、リフトシリンダ105の力を連結ブラケット500で直接支持することができ、第1フレーム部51と第2フレーム部52で構成される連結フレーム50に大きな力が作用するのを回避することができる。これにより、連結フレーム50を小型低コスト化することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6293592号公報(図1と図2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、図6の構造ではリフトシリンダ105と同様に大きな荷重が作用するアーム100の基端部を、連結ブラケット500から離間した第2フレーム部52の上端部で軸支している。また、第1フレーム部51と第2フレーム部52を貫通する貫通孔に、ドッキングピン54を挿入することによって、連結フレーム50を連結ブラケット500の立上がり部510に連結するようにしている。
【0006】
このため、第2フレーム部52が連結ブラケット500から上方に突出する形になって第2フレーム部52に大きな強度が必要とされることから、連結フレーム50の小型低コスト化に限界があった。また、ドッキングピン54を挿入する前に、立上がり部510のピン孔に対して第1フレーム部51と第2フレーム部52の貫通孔であるピン孔53を位置合わせするのが難しく、連結フレーム50の連結作業にかなり手間取ることがあった。
【0007】
そこで本発明の目的は、連結フレームの更なる小型低コスト化と連結作業の容易化を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため本発明の作業機の作業部連結構造は、左右一対のアームと、当該アームの先端部に装着されたバケット等のアタッチメントと、前記アームを上下方向に昇降させるリフトシリンダと、前記アームと前記リフトシリンダの基端側がそれぞれ連結された縦長の連結フレームとを有する作業部を、作業機の車両本体に配設された連結ブラケットに対して着脱自在に連結する作業部の連結構造において、前記連結フレームは、前記アームの基端部を回転自在に支持する第1軸受部を上端部に有する一方で下端部に長孔を有し、当該長孔に、前記リフトシリンダの基端部を回転自在に支持する第2軸受部を摺動自在に保持し、前記連結ブラケットは、前記第1軸受部が第1係合ピンによって連結される第1支持孔を上端部に有する一方で、前記第2軸受部が第2係合ピンによって連結される第2支持孔を下端部に有し、前記第1支持孔の周囲に、前記第1軸受部を前記第1支持孔にガイドするガイド部を形成し、前記第2軸受部を前記第2係合ピンによって前記第2支持孔に連結した状態で、前記第1軸受部を前記第1係合ピンによって前記第1支持孔に連結するようにしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る作業部連結構造は、連結フレームの更なる小型低コスト化と連結作業の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の連結構造を有する作業部を斜め前方から見た斜視図である。
本発明の連結構造を有する作業部を前方上方から見た斜視図である。
本発明の連結構造を有する作業部を前方下方から見た斜視図である。
(a)作業部の連結構造の側方斜視図、(b)車両本体前部の連結部材と作業部基端側の連結フレームの分解斜視図である。
作業部の連結構造の上端斜視図である。
作業部の連結構造の下端斜視図である。
車両本体の連結ブラケットと作業部の連結フレームが分離した状態の側面図である。
連結ブラケットと連結フレームを拡大した側面図である。
連結ブラケットに連結フレームを連結する状態を示す側面図である。
従来の作業部を斜め前方から見た斜視図である。
従来の作業部連結構造の側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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