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公開番号
2024174615
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092530
出願日
2023-06-05
発明の名称
排気ガス再循環装置およびエンジン
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人芳野国際特許事務所
主分類
F02M
26/29 20160101AFI20241210BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】小型化および省スペース化を図ることができる排気ガス再循環装置およびエンジンを提供すること。
【解決手段】排気ガス再循環装置10は、排気系と吸気系との間に設けられるEGR経路11と、EGR経路11に設けられ、EGR経路11を流れる還流ガスを冷却するEGR冷却部12と、を備え、EGR冷却部12は、還流ガスの入口部121aおよび出口部121bとなる開口を有する本体121と、本体121に接続される一端部122aと、一端部122aから本体121の外方に向けて延出する他端部122bと、を有し、冷却水を通す配管122と、本体121の開口に接続されるフランジ部123と、を有し、配管122の一端部122aと他端部122bとの間に位置する中間部122cは、フランジ部123の外縁123aに固定される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンの排気系を流れる排気ガスの一部を還流ガスとして前記エンジンの吸気系に還流する排気ガス再循環装置であって、
前記排気系と前記吸気系との間に設けられる還流経路と、
前記還流経路に設けられ、前記還流経路を流れる前記還流ガスを冷却する還流ガス冷却部と、
を備え、
前記還流ガス冷却部は、
前記還流ガスの入口部および出口部となる開口を有する本体と、
前記本体に接続される一端部と、前記一端部から前記本体の外方に向けて延出する他端部と、を有し、冷却水を通す配管と、
前記本体の前記開口に接続されるフランジ部と、を有し、
前記配管の前記一端部と前記他端部との間に位置する中間部は、前記フランジ部の外縁に固定される、排気ガス再循環装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記フランジ部は、前記本体の前記開口から離れる方向に延出する延出部を有し、
前記配管の前記中間部は、前記延出部に固定される、請求項1記載の排気ガス再循環装置。
【請求項3】
前記フランジ部は、前記還流経路との締結部分を有し、
前記配管の前記中間部は、前記開口を正面にみて、前記締結部分の前記開口とは反対側の前記外縁に固定される、請求項1記載の排気ガス再循環装置。
【請求項4】
前記配管の前記一端部は、前記本体から離れる方向に延出する離間部と、前記離間部から前記他端部に向けて屈曲する屈曲部と、を有し、
前記中間部は、前記屈曲部と前記他端部との間に設けられる、請求項1記載の排気ガス再循環装置。
【請求項5】
前記配管の前記一端部は、前記本体の側面に接続され、
前記屈曲部は前記一端部から前記他端部に向けて略90度屈曲して設けられ、
前記一端部は、前記本体の前記開口よりも前記本体の延在方向の外方に位置する、請求項4記載の排気ガス再循環装置。
【請求項6】
複数の前記フランジ部と、複数の前記配管とを有し、
前記複数のフランジ部は、前記入口部に設けられる第1フランジ部と、前記出口部に設けられる第2フランジ部と、を有し、
前記複数の配管は、前記本体に前記冷却水を導入する第1配管と、前記本体から前記冷却水を導出する第2配管と、を有し、
前記1配管の前記中間部は、前記第1フランジ部または前記第2フランジ部の前記外縁に固定され、前記第2配管の前記中間部は、前記第2フランジ部または前記第1フランジ部の前記外縁に固定される、請求項1記載の排気ガス再循環装置。
【請求項7】
前記還流経路に設けられる酸化触媒部をさらに備え、
前記還流ガス冷却部は、前記還流経路における前記酸化触媒部よりも下流側に設けられる、請求項1記載の排気ガス再循環装置。
【請求項8】
前記還流ガス冷却部は、前記酸化触媒部の下流側から上方に向けて配置される、請求項7記載の排気ガス再循環装置。
【請求項9】
前記還流経路は、前記還流ガス冷却部が設けられる第1還流経路と、前記還流ガス冷却部が設けられない第2還流経路とを有する、請求項1記載の排気ガス再循環装置。
【請求項10】
排気系を流れる排気ガスの一部を還流ガスとして吸気系に還流する排気ガス再循環装置を備えたエンジンであって、
前記排気ガス再循環装置は、
前記排気系と前記吸気系との間に設けられる還流経路と、
前記還流経路に設けられ、前記還流経路を流れる前記還流ガスを冷却する還流ガス冷却部と、
を備え、
前記還流ガス冷却部は、
前記還流ガスの入口部および出口部となる開口を有する本体と、
前記本体に接続される一端部と、前記一端部から前記本体の外方に向けて延出する他端部と、を有し、冷却水を通す配管と、
前記本体の前記開口に接続されるフランジ部と、を有し、
前記配管の前記一端部と前記他端部との間に位置する中間部は、前記フランジ部の外縁に固定される、エンジン。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排気系を流れる排気ガスの一部を還流ガスとして吸気系に還流する排気ガス再循環装置およびエンジンに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内燃機関の排気通路から排気の一部をEGRガスとして吸気通路に還流するEGR通路と、EGR通路に設けられ、機関冷却回路から導入した冷却水と熱交換させることでEGRガスを冷却するEGRクーラと、EGRクーラに形成された冷却水の導入口及び排出口と機関冷却回路とを接続するEGR冷却回路と、を備えた、内燃機関の排気浄化装置が開示される。この排気浄化装置では、EGR冷却回路の少なくとも一部は、EGRガスの還流方向においてEGRクーラよりも下流側におけるEGR通路とEGRクーラとの接続部を通って、EGR通路に沿って延びるとともに、EGR通路と熱伝導性の分離壁を介して一体形成され、接続部には、冷却水及びEGRガスをシールするためのガスケットが設けられる。
【0003】
特許文献2には、クランク軸の架設方向を前後方向とし、この前後方向と直交するシリンダヘッドの幅方向を横方向として、シリンダヘッドの横一側面に吸気分配通路壁を取り付け、シリンダヘッドの横他側面に排気合流通路壁を取り付け、排気合流通路と吸気分配通路との間にEGRクーラを介在させた、多気筒エンジンにおいて、シリンダブロックの横側方でEGRクーラを前後方向に架設し、このEGRクーラの真上に排気合流通路壁を位置させた、ことを特徴とする多気筒エンジンが開示される。
【0004】
特許文献3には、ディーゼルエンジンの排気経路に配設されたDOCと、DOCよりも下流の排気経路に配設されたDPFと、DPFよりも下流の排気経路に配設された尿素噴射ノズルと、尿素噴射ノズルよりも下流の排気経路に配設されたターボチャージャのタービンと、タービンよりも下流の排気経路に配設されたSCRと、DPFの前後差圧が所定の差圧範囲内でかつDPFの入口温度が所定の温度以下のとき、DOCにHCを吸着および酸化させる制御を行う制御手段とを備えたディーゼルエンジンの排気ガス浄化装置が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-096100号公報
特開2007-092595号公報
特開2013-142363号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
排気ガス再循環装置は、新規な吸気に排気ガスの一部を還流ガスとして混合させることで、排気ガス再循環装置が設けられていない場合と比較してシリンダ内の燃焼温度を低下させることができ、窒素酸化物(NOx)の発生を抑えることができる装置である。このような排気ガス再循環装置を設けることでエンジンの大型化を招きやすく、排気ガス再循環装置の小型化および省スペース化が望まれる。
【0007】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、小型化および省スペース化を図ることができる排気ガス再循環装置およびエンジンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、エンジンの排気系を流れる排気ガスの一部を還流ガスとして前記エンジンの吸気系に還流する排気ガス再循環装置であって、前記排気系と前記吸気系との間に設けられる還流経路と、前記還流経路に設けられ、前記還流経路を流れる前記還流ガスを冷却する還流ガス冷却部と、を備え、前記還流ガス冷却部は、前記還流ガスの入口部および出口部となる開口を有する本体と、前記本体に接続される一端部と、前記一端部から前記本体の外方に向けて延出する他端部と、を有し、冷却水を通す配管と、前記本体の前記開口に接続されるフランジ部と、を有し、前記配管の前記一端部と前記他端部との間に位置する中間部は、前記フランジ部の外縁に固定される、排気ガス再循環装置である。
【0009】
本発明の他の一態様は、排気系を流れる排気ガスの一部を還流ガスとして吸気系に還流する排気ガス再循環装置を備えたエンジンであって、前記排気ガス再循環装置は、前記排気系と前記吸気系との間に設けられる還流経路と、前記還流経路に設けられ、前記還流経路を流れる前記還流ガスを冷却する還流ガス冷却部と、を備え、前記還流ガス冷却部は、前記還流ガスの入口部および出口部となる開口を有する本体と、前記本体に接続される一端部と、前記一端部から前記本体の外方に向けて延出する他端部と、を有し、冷却水を通す配管と、前記本体の前記開口に接続されるフランジ部と、を有し、前記配管の前記一端部と前記他端部との間に位置する中間部は、前記フランジ部の外縁に固定される、エンジンである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、小型化および省スペース化を図ることができる排気ガス再循環装置およびエンジンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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