TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024170879
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023087626
出願日
2023-05-29
発明の名称
作業車両、および作業車両の制御方法
出願人
株式会社クボタ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16H
61/02 20060101AFI20241204BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】変速操作をより簡便にする。
【解決手段】作業車両は、複数の主変速段および複数の副変速段を切り替えることによって変速を行う変速装置と、前記複数の副変速段の少なくとも1つに対応する前記主変速段の値をユーザが設定するための入力部と、前記副変速段と前記値との対応関係を記憶する記憶部と、前記副変速段が切り替えられたとき、前記対応関係に基づいて、切り替え後の前記副変速段に対応する前記値に前記主変速段を設定する制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の主変速段および複数の副変速段を切り替えることによって変速を行う変速装置と、
前記複数の副変速段の少なくとも1つに対応する前記主変速段の値をユーザが設定するための入力部と、
前記副変速段と前記値との対応関係を記憶する記憶部と、
前記副変速段が切り替えられたとき、前記対応関係に基づいて、切り替え後の前記副変速段に対応する前記値に前記主変速段を設定する制御部と、
を備える作業車両。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記作業車両の停止前に前記値が設定され、前記作業車両の起動後に前記副変速段が切り替えられたとき、切り替え後の前記副変速段に対応する、前記作業車両の停止前に設定された前記値に前記主変速段を設定する、請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記値を設定するための設定画面を表示する表示部を備える、請求項1または2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記表示部は、前記副変速段のそれぞれについて、前記値を設定するか否かを選択することが可能な表示を行う、請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
前記記憶部は、前記副変速段と前記主変速段との組み合わせが変更されたとき、変更された前記組み合わせを記憶し、
前記制御部は、前記値が設定されていない前記副変速段に切り替えられたとき、前記主変速段を、前記副変速段で前記作業車両が前回走行したときに記憶された前記主変速段の値に切り替える、
請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記制御部は、前記副変速段が、前記作業車両が起動してから使用されていない前記副変速段に切り替えられ、かつ前記副変速段に対応する前記主変速段の値が設定されていないとき、前記主変速段を、前記副変速段の切り替え前の減速比に最も近い減速比を実現する前記主変速段に切り替える、
請求項4または5に記載の作業車両。
【請求項7】
ユーザにより操作される操作具を備え、
前記制御部は、前記操作具を用いたユーザの操作により、前記副変速段が切り替えられたとき、切り替え後の前記副変速段に対応する前記値に前記主変速段を設定する、
請求項1または2に記載の作業車両。
【請求項8】
前記主変速段の合計の段数は、4以上12以下であり、
前記副変速段の合計の段数は、2以上6以下である、
請求項1または2に記載の作業車両。
【請求項9】
複数の主変速段および複数の副変速段を切り替えることによって変速を行う変速装置を備えた作業車両の制御方法であって、
入力装置を用いたユーザの操作に応答して、前記複数の副変速段の少なくとも1つに対応する前記主変速段の値を設定することと、
前記副変速段と前記値との対応関係を記憶装置に記憶させることと、
前記副変速段が切り替えられたとき、前記対応関係に基づいて、切り替え後の前記副変速段に対応する前記値に前記主変速段を設定することと、
を含む制御方法。
【請求項10】
複数の主変速段および複数の副変速段を切り替えることによって変速を行う変速装置を備えた作業車両を制御するためのプログラムであって、
入力装置を用いたユーザの操作に応答して、前記複数の副変速段の少なくとも1つに対応する前記主変速段の値を設定することと、
前記副変速段と前記値との対応関係を記憶装置に記憶させることと、
前記副変速段が切り替えられたとき、前記対応関係に基づいて、切り替え後の前記副変速段に対応する前記値に前記主変速段を設定することと、
をコンピュータに実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、作業車両、および作業車両の制御方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
農業用トラクタなどの作業車両は、地面の状態の異なる種々の環境で走行および作業を行う。地面の状態、作業の内容、求められる車速などの種々の条件に対応できるように、作業車両は、一般的に、多段階の変速ができるように構成されている。多段階の変速は、主変速装置と副変速装置との組み合わせで実現され得る。例えば、副変速の段数が3段で、主変速の段数が8段の場合、合計で24段の変速が可能である。主変速段および副変速段は、それぞれに対応するレバーまたはボタンなどの操作具をユーザが操作することによって切り替えられる。
【0003】
ユーザによる変速の操作を簡便にするために、例えば、以前に使用された副変速段と主変速段との組み合わせを記憶しておき、副変速段がユーザによって切り替えられたときに、以前にその副変速段が使用されたときに設定された主変速段に自動で設定する技術が利用されている。そのような技術の例が、例えば特許文献1および2に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-44814号公報
特開2005-9532号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような従来の技術では、ユーザが副変速段を切り替えたとき、必ずしもそのユーザが希望する主変速段に自動で設定されるとは限らない。以前に使用された段とは異なる段に主変速段を設定したい場合、ユーザは、主変速段を手動で切り替える操作を行うことになる。ユーザによっては、副変速段を切り替えたとき、特定の主変速段に自動で設定されることを希望する場合がある。しかし、従来の技術ではそのような要望に対応することができなかった。
【0006】
本開示は、このような課題を解決することが可能な作業車両、およびその制御方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様による作業車両は、複数の主変速段および複数の副変速段を切り替えることによって変速を行う変速装置と、前記複数の副変速段の少なくとも1つに対応する前記主変速段の値をユーザが設定するための入力部と、前記副変速段と前記値との対応関係を記憶する記憶部と、前記副変速段が切り替えられたとき、前記対応関係に基づいて、切り替え後の前記副変速段に対応する前記値に前記主変速段を設定する制御部と、を備える。
【0008】
本開示の包括的または具体的な態様は、装置、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、もしくはコンピュータが読み取り可能な非一時的記憶媒体、またはこれらの任意の組み合わせによって実現され得る。コンピュータが読み取り可能な記憶媒体は、揮発性の記憶媒体を含んでいてもよいし、不揮発性の記憶媒体を含んでいてもよい。装置は、複数の装置で構成されていてもよい。装置が2つ以上の装置で構成される場合、当該2つ以上の装置は、1つの機器内に配置されてもよいし、分離した2つ以上の機器内に分かれて配置されていてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本開示の実施形態によれば、副変速段が切り替えられたとき、主変速段が、ユーザによって予め設定された所望の段に自動で切り替えられるため、変速操作をより簡便にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、作業車両の概略構成を示すブロック図である。
図2は、制御方法の例を示すフローチャートである。
図3は、設定画面の一例を示す図である。
図4は、従来の変速制御の一例を示す図である。
図5は、従来の変速制御の他の例を示す図である。
図6は、従来の変速制御のさらに他の例を示す図である。
図7は、本開示の実施形態における変速制御の一例を示す図である。
図8は、本開示の実施形態における変速制御の他の例を示す図である。
図9は、作業車両100の例を示す斜視図である。
図10は、作業車両および作業機の例を模式的に示す側面図である。
図11は、作業車両に取り付けられたメータパネルユニットの例を模式的に示す正面図である。
図12は、メータパネルユニットの主な構成要素の配置の例を示す正面図である。
図13は、メータパネルユニットおよび入力装置の一例を示す図である。
図14は、キャビンの内部に設けられる操作スイッチ群の例を示す図である。
図15Aは、シフトレバーの構成を示す斜視図である。
図15Bは、シフトレバーを図15Aとは異なる側から見た図である。
図15Cは、シフトレバーの操作によって切り替えられる副変速段を説明するための図である。
図16は、作業車両における変速制御に関する構成要素を示すブロック図である。
図17は、変速装置のより具体的な構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社クボタケミックス
桝蓋
今日
株式会社クボタ
収穫機
今日
株式会社クボタ
収穫機
今日
株式会社クボタ
収穫機
今日
株式会社クボタ
収穫機
今日
株式会社クボタ
圃場作業機
今日
株式会社クボタ
バッテリパック
14日前
株式会社クボタ
水分量測定装置
6日前
株式会社クボタケミックス
更生管案内装置
13日前
株式会社クボタ
バッテリパック
14日前
株式会社クボタ
水分量測定装置
6日前
株式会社クボタケミックス
止水方法及び止水構造
13日前
株式会社クボタ
独立型水利用システム
今日
株式会社クボタ
遠心脱水機の運転方法
15日前
株式会社クボタ
耐窒化性にすぐれる耐熱合金
15日前
株式会社クボタ
作業車両、および作業車両の制御方法
1日前
株式会社クボタ
エンジン制御装置およびエンジン装置
13日前
株式会社クボタ
故障診断システム、故障診断方法および故障診断プログラム
14日前
株式会社クボタ
学習モデル生成方法、作業分析装置および作業分析プログラム
14日前
株式会社クボタ
学習モデル生成方法、作業分析装置および作業分析プログラム
14日前
株式会社クボタケミックス
脚部ベンド用のアダプタ、脚部ベンド、および、排水配管構造
今日
株式会社クボタ
電力変換装置
7日前
株式会社クボタ
注入率算出システム、水処理システム、および注入率算出方法
6日前
株式会社クボタケミックス
排水配管継手
7日前
株式会社クボタ
フロントガード及び作業車両
14日前
株式会社クボタ
学習モデル生成装置およびシステム
9日前
有限会社シーム
誘引紐支持具
6日前
個人
保持機
1か月前
個人
免震留具
15日前
株式会社フジキン
配管
3か月前
個人
振り子式免震装置
1か月前
個人
ネジの緩み防止装置
1か月前
藤井電工株式会社
フック
1か月前
個人
緩み防止ナット
2か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁
1か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
14日前
続きを見る
他の特許を見る