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公開番号
2024129457
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038678
出願日
2023-03-13
発明の名称
作業車両
出願人
株式会社クボタ
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
B62D
24/02 20060101AFI20240919BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】本発明は、キャビンに対して作用する走行時の振動及び衝撃を抑制できる作業車両を提供する。
【解決手段】本発明は、車体(2)上でキャビンの上下動を抑制する減衰手段(60)を含む懸架装置(6)と、キャビン(3)を上限位置又は下限位置で規制する規制手段(7)とを備え、規制手段(7)は、車体(2)に固定された第一ストッパ(70)と、キャビン(3)に固定された第二ストッパ(71)とを含み、第一ストッパ(70)及び第二ストッパの(71)の何れか一方は、第一クッション部(711)と、第一クッション部(711)よりも柔らかい第二クッション部(712)とを有し、第一クッション部(711)及び第二クッション部(712)は、横並びに配置され、第二クッション部(712)は、第一クッション部(711)よりも先に接触の対象となる相手方に接触する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
走行可能な車体と、
キャビンと、
前記キャビンの上下動を上限位置及び下限位置の少なくとも一方で規制する規制手段と、を備え、
前記規制手段は、
第一ストッパと、
前記キャビンの上下動に伴って、前記第一ストッパに対して接離可能な第二ストッパと、を含み、
前記第一ストッパ及び前記第二ストッパの少なくとも一方は、
第一クッション部と、
前記第一クッション部よりも柔らかく、前記第一クッション部に対して上下方向と交差する方向で横並びに配置された第二クッション部と、を有し、
前記第二クッション部は、前記キャビンの上下動に伴って、前記第一クッション部よりも先に前記第一ストッパ又は前記第二ストッパに接触するように構成されている作業車両。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第二クッション部は、前記第一ストッパ又は前記第二ストッパに向けて前記第一クッション部よりも突出している請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記第一ストッパ及び前記第二ストッパの一方は、平面状の受け面を有し、
前記第一ストッパ及び前記第二ストッパの他方は、前記第一クッション部及び前記第二クッション部を有し、
前記第一クッション部及び前記第二クッション部は、前記受け面と対向している請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記第一クッション部又は前記第二クッション部の一方は、筒状部を有し、
前記第一クッション部又は前記第二クッション部の他方は、前記第一クッション部又は前記第二クッション部の一方の前記筒状部に内嵌されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の作業車両。
【請求項5】
前記第一クッション部は、前記筒状部を有し、
前記第二クッション部は、前記第一クッション部の前記筒状部に対して同心又は略同心で内嵌されている請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記第一クッション部は、前記筒状部としての第一筒状部であって、先端部と基端部とを有する第一筒状部と、該第一筒状部の基端部に接続された第一基部であって、前記第一筒状部の内周縁から該第一筒状部の内穴の中心側に広がる第一基部とを有し、
前記第二クッション部は、先端と基端とを有する第二筒状部を有し、該第二筒状部の基端側が前記第一筒状部に対して同心又は略同心で内嵌されている請求項5に記載の作業車両。
【請求項7】
前記第二クッション部の先端側は、接触の相手方となる前記第一ストッパ及び前記第二ストッパの少なくとも他方に向けて前記第一クッション部よりも突出し、
前記第二クッション部における前記第一クッション部よりも突出している部分は、基端側から先端に向けて断面積が小さくなっている請求項6に記載の作業車両。
【請求項8】
前記規制手段は、前記第一ストッパを一対備えるとともに、前記第二ストッパを一対備え、
前記一対の第一ストッパは、少なくとも上下方向の異なる高さ位置に配置され、
前記一対の第二ストッパのうちの一方の第二ストッパは、前記一対の第一ストッパのうちの一方の第一ストッパに対し、前記第一クッション部及び前記第二クッション部を下方側から対向させ、
前記一対の第二ストッパのうちの他方の第二ストッパは、前記一対の第一ストッパのうちの他方の第一ストッパに対し、前記第一クッション部及び前記第二クッション部を上方側から対向させている請求項7に記載の作業車両。
【請求項9】
前記規制手段は、
前記キャビンに連結された取付部と、
該取付部に前記第二ストッパを固定する締結部材と、を更に備え、
前記第二クッション部は、前記第二筒状部の基端部に接続された第二基部であって、前記第二筒状部の内周縁から該第二筒状部の内穴の中心側に広がる第二基部を有し、
前記一対の第一ストッパは、上下方向に間隔をあけて互いに対向して配置され、
前記一対の第二ストッパは、それぞれの第一クッション部の第一基部で取付部を挟み込み、
前記締結部材は、前記一対の第二ストッパのそれぞれの前記第一基部、前記第二基部及び前記取付部に挿通された状態で、前記一対の第二ストッパ及び前記取付部を締結している請求項8に記載の作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばトラクタ等の作業車両に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示された作業車両が知られている。
【0003】
特許文献1に開示された作業車両は、オペレータが搭乗するための搭乗部を備え、該搭乗部の前部及び後部と車体本体との間には防振接続構造がそれぞれ配置されている。
【0004】
この防振接続構造(特許文献1においては、リア側防振接続構造)は、車体側後部取付ステーと、キャビン側後部取付ステーと、第一防振ゴムと、第一防振ゴム及びキャビン側後部取付ステーの間に配置される第一取付カバーと、キャビン側後部取付ステーを挟んで前記第一取付カバーの反対側に配置される第二防振ゴムと、第二防振ゴムを挟んでキャビン側後部取付ステーの反対側に配置される第二取付カバーと、締結ボルト及び締結ナットを備えている。
【0005】
締結ボルトは、車体側後部取付ステー、第一防振ゴム、第一取付カバー、キャビン側後部取付ステー、第二防振ゴム、第二取付カバーの順でこれらに挿通され、当該締結ボルトに締結ナットを締結することにより、二つの防振ゴム(第一防振ゴム及び第二防振ゴム)が上下方向に並んだ防振接続構造が構成される。
【0006】
この構成においては、第一防振ゴム及び第二防振ゴムが上下方向に並び、キャビン側後部取付ステーを挟み込んで固定されているので、キャビンに伝播する振動を良好に低減するとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2010-264800号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記構成の作業車両では、キャビンに伝搬される振動を十分に低減(吸収)することができない。
【0009】
具体的には、防振ゴムにおける振動や衝撃の吸収性能は、防振ゴムの素材の弾性特性と関係を有する。そのため、上記構成の作業車両では、防振ゴム固有の弾性特性で吸収し得る限られた範囲内での振動(上下動の範囲)しか吸収できない。
【0010】
また、上記作業車両では、二つの防振ゴムで振動を吸収するようにしているが、その二つの防振ゴムが上下方向に並んで配置されるため、振動や衝撃によって作用する荷重が二つの防振ゴムに対して同時に作用する。
(【0011】以降は省略されています)
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