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公開番号2024125804
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033881
出願日2023-03-06
発明の名称作業車両及び作業車両の液体補給の検出方法
出願人株式会社クボタ
代理人個人,個人,個人
主分類E02F 9/26 20060101AFI20240911BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】燃料あるいは尿素水などの液体を補給中に液体の補給を報知する作業車両を提供する。
【解決手段】作業車両は、タンクと、液量検出センサと、スピーカと、電子回路とを備える。タンクは、液体を貯留するように構成される。液量検出センサは、タンク内に設けられ、タンク内の液体の量を計測するように構成される。スピーカは、報知音を出力するように構成される。電子回路は、液量検出センサによって検出される単位時間あたりの液体の量が増加しているとき、スピーカに報知音を出力させ、液量検出センサによって検出される単位時間あたりの液体の量が増加しないとき、報知音の出力を停止させるように構成される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
液体を貯留するためのタンクと、
前記タンク内に設けられ、前記タンク内の前記液体の量を計測するように構成される液量検出センサと、
報知音を出力するように構成されるスピーカと、
前記液量検出センサによって検出される単位時間あたりの前記液体の量が増加しているとき、前記スピーカに前記報知音を出力させ、前記液量検出センサによって検出される単位時間あたりの前記液体の量が増加しないとき、前記報知音の出力を停止させるように構成される電子回路と、
を備える作業車両。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記液体の量を表示する表示器を表示するように構成されるディスプレイをさらに備え、
前記電子回路は、前記単位時間あたりの前記液体の量が増加しているとき、前記ディスプレイに前記表示器を点滅させ、前記単位時間あたりの前記液体の量が増加しないとき、前記表示器の点滅を停止させるように構成される、
請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記作業車両の周囲を照らすように構成される作業灯をさらに備え、
前記電子回路は、前記単位時間あたりの前記液体の量が増加しているとき、前記作業灯を点滅させ、前記単位時間あたりの前記液体の量が増加しないとき、前記作業灯の点滅を停止させるように構成される、
請求項1に記載の作業車両。
【請求項4】
前記液体の量に応じて、前記報知音の第1特性を変化させる、
請求項1に記載の作業車両。
【請求項5】
前記液体の量が所定の閾値を超えると、前記第1特性または前記第1特性と異なる第2特性が前記報知音と異なる警告音が発せられる、
請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記第1特性は、可聴域の周波数スペクトルと間欠的に発せられる音の出力間隔のうちの一方であり、
前記第2特性は、前記可聴域の周波数スペクトルと前記出力間隔のうちの他方である、
請求項5に記載の作業車両。
【請求項7】
前記液体の量が多ければ多いほど、前記表示器が光る間隔は短くなる、
請求項2に記載の作業車両。
【請求項8】
前記液体の量が多ければ多いほど、前記作業灯が光る間隔は短くなる、
請求項3に記載の作業車両。
【請求項9】
前記液体とは異なる追加液体を貯留する追加タンクと、
前記追加タンク内に設けられ、前記追加タンク内の前記追加液体の量を計測するように設けられた追加液量検出センサと、
をさらに備え、
前記スピーカは、前記第2特性が前記報知音と異なる追加報知音を出力するように構成され、
前記電子回路は、前記追加液量検出センサによって検出される単位時間あたりの前記追加液体の量が増加しているとき、前記スピーカに前記追加報知音を出力させ、前記追加液量検出センサによって検出される単位時間あたりの前記液体の量が増加しないとき、前記追加報知音の出力を停止させるように構成される、請求項6に記載の作業車両。
【請求項10】
前記液体の量を表示する表示器と、前記追加液体の量を表示する追加表示器とを表示するディスプレイをさらに備え、
前記電子回路は、
前記単位時間あたりの前記液体の量が増加しているとき、前記ディスプレイに前記表示器を点滅させ、
前記単位時間あたりの前記液体の量が増加しないとき、前記表示器の点滅を停止させ、
前記単位時間あたりの前記追加液体の量が増加しているとき、前記ディスプレイに前記追加表示器を点滅させ、
前記単位時間あたりの前記追加液体の量が増加しないとき、前記追加表示器の点滅を停止させるように構成される、
請求項9に記載の作業車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車両及び作業車両の液体補給の検出方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、燃料あるいは尿素水の残量を、ブザー音及び/または所定のボタンを点灯させることによってユーザに伝達する作業車両を記載している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第9815332号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、ブザー音を鳴らすために燃料あるいは尿素水に対応したそれぞれのスイッチを押す必要があり、スイッチを押し間違えたりすると、燃料あるいは尿素水を補給中にブザー音やボタンの点滅が行われない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1態様に係る作業車両は、タンクと、液量検出センサと、スピーカと、電子回路とを備える。タンクは、液体を貯留するように構成される。液量検出センサは、タンク内に設けられ、タンク内の液体の量を計測するように構成される。スピーカは、報知音を出力するように構成される。電子回路は、液量検出センサによって検出される単位時間あたりの液体の量が増加しているとき、スピーカに報知音を出力させ、液量検出センサによって検出される単位時間あたりの液体の量が増加しないとき、報知音の出力を停止させるように構成される。
【0006】
本開示の第2態様に係る作業車両は、タンクと、追加タンクと、液量検出センサと、追加液量検出センサと、スピーカと、電子回路とを備える。タンクは、液体を貯留するように構成される。追加タンクは、液体とは異なる追加液体を貯留するように構成される。液量検出センサは、タンク内の液体の量を計測するように構成される。スピーカは、報知音、並びに、可聴域の周波数スペクトルと間欠的に発せられる音の出力間隔のうちの一方の特性が報知音と異なる追加報知音とを出力するように構成される。電子回路は、液体の量に応じてスピーカに報知音を出力させ、追加液体の量に応じてスピーカに追加報知音を出力させるように構成される。
【0007】
本開示の第3態様に係る作業車両の液体補給の検出方法は、タンク内の液体の量を計測し、単位時間あたりの液体の量が増加しているとき、報知音を出力し、単位時間あたりの液体の量が増加しないとき、報知音の出力を停止することを含む。
【発明の効果】
【0008】
本願に開示される技術によれば、燃料あるいは尿素水を補給中に液体の補給を報知する作業車両を提供することができる。また、燃料あるいは尿素水の補給をそれぞれ区別される態様で報知する作業車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、作業車両の側面図である。
図2は、作業車両の上面図である。
図3は、作業車両のブロック図である。
図4は、燃料の量と、尿素水の量を、燃料補給報知音の出力間隔と尿素水補給報知音の出力間隔のみで識別可能とした態様を示した例である。
図5は、燃料補給報知音と尿素水補給報知音との識別を音の出力間隔で行い、残量に応じて可聴域の周波数スペクトルを変える態様を示した例である。
図6は、燃料補給報知音の可聴域の周波数スペクトルと尿素水補給報知音の可聴域の周波数スペクトルとが互いに異ならせ、燃料補給報知音の周波数スペクトルと尿素水補給報知音、残量に応じて音の出力間隔を変える態様を示した例である。
図7は、ディスプレイによる表示画面を示した図である。
図8は、実施形態に係る作業車両のコントローラの動作を示すフローチャートである。
【0010】
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。なお、図中において同じ符号は、対応するまたは実質的に同一の構成を示している。
<第1実施形態>
<全体構成>
(【0011】以降は省略されています)

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