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公開番号
2024156451
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2023070928
出願日
2023-04-24
発明の名称
作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
F16H
61/36 20060101AFI20241029BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】走行用の変速装置を備えた作業車において、変速装置及びエンジンのアクセル部の操作性を向上させる。
【解決手段】変速操作具14がアクセル操作具36よりも高速側に操作されると、アクセル操作具36に優先して変速操作具14の操作を第1ワイヤ31から第3ワイヤ33に伝達して、第3ワイヤ33によりアクセル部42を高速側に操作し、且つ、アクセル操作具36が変速操作具14よりも高速側に操作されると、変速操作具14に優先してアクセル操作具36の操作を第2ワイヤ32から第3ワイヤ33に伝達して、第3ワイヤ33によりアクセル部42を高速側に操作するワイヤ連係部34が備えられている。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、走行装置と、前記エンジンの動力を変速して前記走行装置に伝達する変速装置と、人為的に操作可能で前記変速装置を操作可能な変速操作具と、人為的に操作可能なアクセル操作具とが備えられ、
前記変速操作具に接続された第1ワイヤと、
前記アクセル操作具に接続された第2ワイヤと、
前記エンジンのアクセル部に接続された第3ワイヤと、
前記変速操作具が前記アクセル操作具よりも高速側に操作されると、前記アクセル操作具に優先して前記変速操作具の操作を前記第1ワイヤから前記第3ワイヤに伝達して、前記第3ワイヤにより前記アクセル部を高速側に操作し、且つ、前記アクセル操作具が前記変速操作具よりも高速側に操作されると、前記変速操作具に優先して前記アクセル操作具の操作を前記第2ワイヤから前記第3ワイヤに伝達して、前記第3ワイヤにより前記アクセル部を高速側に操作するワイヤ連係部とが備えられている作業車。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記変速操作具は、変速ペダルであり、
前記変速ペダルを停止位置に付勢する付勢部材が備えられている請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記変速装置は、前記エンジンの動力を前進側及び後進側に変速して前記走行装置に伝達可能であり、
前記変速ペダルは、前後に揺動操作可能で、前記変速装置を前進側及び後進側に操作可能であり、
前記停止位置は、前記変速ペダルの前進側の操作と後進側の操作との間の中立位置である請求項2に記載の作業車。
【請求項4】
前記アクセル操作具は、アクセルレバーであり、
前記アクセルレバーを任意の操作位置に保持可能な保持部材が備えられている請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の作業車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンの動力を変速して走行装置に伝達する変速装置を備えた作業車に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1では、作業車の一例であるトラクタにおいて、変速装置の一例として、静油圧式の無段変速装置を装備したものが開示されている。変速操作具と無段変速装置とが機械的に接続されており、変速操作具が高速側に操作されることにより、無段変速装置が高速側に操作される。
【0003】
トラクタでは、アクセルレバーが備えられ、アクセルレバーとエンジンのアクセル部とがワイヤ等により機械的に接続されて、アクセルレバーが操作されることにより、エンジンのアクセル部が操作されるように構成されることが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-23795号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1において作業者は、変速操作具を操作することに加えて、アクセルレバーを操作することがあるので、操作性の面で改善の余地がある。
本発明は、走行用の変速装置を備えた作業車において、変速装置及びエンジンのアクセル部の操作性を向上させることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の作業車は、エンジンと、走行装置と、前記エンジンの動力を変速して前記走行装置に伝達する変速装置と、人為的に操作可能で前記変速装置を操作可能な変速操作具と、人為的に操作可能なアクセル操作具とが備えられ、前記変速操作具に接続された第1ワイヤと、前記アクセル操作具に接続された第2ワイヤと、前記エンジンのアクセル部に接続された第3ワイヤと、前記変速操作具が前記アクセル操作具よりも高速側に操作されると、前記アクセル操作具に優先して前記変速操作具の操作を前記第1ワイヤから前記第3ワイヤに伝達して、前記第3ワイヤにより前記アクセル部を高速側に操作し、且つ、前記アクセル操作具が前記変速操作具よりも高速側に操作されると、前記変速操作具に優先して前記アクセル操作具の操作を前記第2ワイヤから前記第3ワイヤに伝達して、前記第3ワイヤにより前記アクセル部を高速側に操作するワイヤ連係部とが備えられている。
【0007】
本発明によると、変速操作具及びアクセル操作具と、エンジンのアクセル部とが、第1ワイヤ、第2ワイヤ、第3ワイヤ及びワイヤ連係部を介して接続されている。
例えば、変速操作具がアクセル操作具よりも低速側に操作されていると、第2ワイヤ、ワイヤ連係部及び第3ワイヤにより、エンジンのアクセル部は、アクセル操作具の操作位置に対応する位置に操作される。変速装置は、変速操作具の操作位置に対応する位置に操作される。
これにより、アクセル操作具よりも低速側の領域において、エンジンのアクセル部がアクセル操作具の操作位置に対応する位置に操作されながら、変速操作具により変速装置が操作される状態が得られる。
【0008】
前述の状態において、変速操作具がアクセル操作具よりも高速側に操作されると、変速装置が高速側に操作されることに加えて、第1ワイヤ、ワイヤ連係部及び第3ワイヤにより、エンジンのアクセル部は、変速操作具の操作位置に対応する位置に操作されるのであり、アクセル操作具の操作位置に対応する位置よりも高速側に操作される。
次に変速操作具がアクセル操作具よりも低速側に操作されると、変速装置が低速側に操作されることに加えて、エンジンのアクセル部が、低速側に操作されて、アクセル操作具の操作位置に対応する位置に操作される状態に戻る。
【0009】
例えば、アクセル操作具が変速操作具よりも低速側に操作されていると、第1ワイヤ、ワイヤ連係部及び第3ワイヤにより、エンジンのアクセル部は、変速操作具の操作位置に対応する位置に操作されるのであり、変速装置は、変速操作具の操作位置に対応する位置に操作される。
これにより、アクセル操作具よりも高速側の領域において、変速操作具により変速装置及びエンジンのアクセル部が操作される状態が得られる。
【0010】
前述の状態において、アクセル操作具が変速操作具よりも高速側に操作されると、変速装置が変速操作具の操作位置に対応する位置に残されながら、第2ワイヤ、ワイヤ連係部及び第3ワイヤにより、エンジンのアクセル部は、アクセル操作具の操作位置に対応する位置に操作されるのであり、変速操作具の操作位置に対応する位置よりも高速側に操作される。
次にアクセル操作具が変速操作具よりも低速側に操作されると、エンジンのアクセル部が、低速側に操作されて、変速操作具の操作位置に対応する位置に戻り、変速操作具により変速装置及びエンジンのアクセル部が操作される状態に戻る。
(【0011】以降は省略されています)
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