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公開番号
2024157829
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023072428
出願日
2023-04-26
発明の名称
作業車
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B62D
33/033 20060101AFI20241031BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】作業車において、ゲートが起立位置と開放位置とに亘って揺動可能、且つ、ゲートが荷台のフロアから容易に取り外されるように構成する。
【解決手段】ゲート10は、軸部16と支持部14aとが互いに取り付けられた状態で、水平方向に沿った軸芯P1周りに、起立位置A11と開放位置A12とに亘って揺動可能であり、フロア9から取り外し可能である。軸部16と支持部14aとが互いに取り付けられた状態で軸部16と支持部14aとの互いの離脱を阻止して、ゲート10を軸芯P1周りに揺動可能に維持する第1位置B11と、軸部16と支持部14aとの互いの離脱を許容して、ゲート10のフロア9からの取り外しを許容する第2位置とに、人為的に操作可能な保持部17が備えられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
走行装置が設けられた機体と、
フロア及びゲートを有して、前記機体に設けられた荷台と、
前記フロア及び前記ゲートのうちの一方に設けられた軸部と、
前記フロア及び前記ゲートのうちの他方に設けられた支持部とが備えられ、
前記ゲートは、前記軸部と前記支持部とが互いに取り付けられた状態で、前記軸部及び前記支持部の水平方向に沿った軸芯周りに、前記フロアから上方に向けて延出された起立位置と、前記フロアから下方に向けて延出された開放位置とに亘って揺動可能であり、
前記ゲートは、前記軸部と前記支持部とが互いに離脱することにより、前記フロアから取り外し可能であり、
前記軸部と前記支持部とが互いに取り付けられた状態で、前記軸部と前記支持部との互いの離脱を阻止して、前記ゲートを前記軸芯周りに揺動可能に維持する第1位置と、前記軸部と前記支持部との互いの離脱を許容して、前記ゲートの前記フロアからの取り外しを許容する第2位置とに、人為的に操作可能な保持部が備えられている作業車。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記保持部を前記第1位置に向けて付勢する付勢部が備えられている請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
前記保持部を前記第2位置で保持可能な第2位置保持部が備えられている請求項1に記載の作業車。
【請求項4】
前記ゲートが、前記フロアの後部又は前部に配置され、
前記軸部が、前記ゲートに左右方向に沿って設けられ、
前記支持部が、前記フロアに設けられ、上方に向けて開放された凹部であり、
前記軸部が前記凹部に入り込んだ状態で、前記ゲートは前記軸芯周りに揺動可能であり、前記軸部が前記凹部から上方に向けて離脱することにより、前記ゲートは前記フロアから取り外し可能である請求項1に記載の作業車。
【請求項5】
前記保持部に開口部が設けられ、
前記第1位置は、前記凹部に入り込んだ前記軸部の端部が前記開口部に入り込む位置に、前記保持部が操作された位置であり、
前記第1位置に操作された前記保持部において、前記軸部と前記保持部との係合により、前記軸部における前記凹部から上方への離脱が阻止される請求項4に記載の作業車。
【請求項6】
前記ゲートが、前記フロアの横部に配置され、
前記軸部が、前記フロアに前後方向に沿って設けられ、
前記支持部が、前記ゲートに前後方向に沿って設けられたボス部であり、
前記軸部が前記ボス部に入り込んだ状態で、前記ゲートは前記軸芯周りに揺動可能であり、前記ボス部が前記軸部から前方又は後方に向けて離脱することにより、前記ゲートは前記フロアから取り外し可能である請求項1に記載の作業車。
【請求項7】
前記保持部に開口部が設けられ、
前記第1位置は、前記ボス部に入り込んだ前記軸部の端部が前記開口部に入り込む位置に、前記保持部が操作された位置であり、
前記第1位置に操作された前記保持部において、前記ボス部と前記保持部との係合により、前記ボス部における前記軸部から前方又は後方への離脱が阻止される請求項6に記載の作業車。
【請求項8】
前記開放位置から所定の角度だけ上側に位置する下中間位置が設定され、
前記保持部が前記第2位置に操作され、前記ゲートが前記開放位置と前記下中間位置との間に位置した状態において、前記ボス部における前記軸部から前方又は後方への離脱を阻止する第1阻止部が備えられている請求項6に記載の作業車。
【請求項9】
前記起立位置から所定の角度だけ下側に位置し、前記下中間位置よりも上側に位置する上中間位置が設定され、
前記保持部が前記第2位置に操作され、前記ゲートが前記起立位置と前記上中間位置との間に位置した状態において、前記ボス部における前記軸部から前方又は後方への離脱を阻止する第2阻止部が備えられている請求項8に記載の作業車。
【請求項10】
前記第2阻止部が、前記ゲートを前記起立位置で固定及び固定解除可能で、人為的に操作される固定部である請求項9に記載の作業車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車輪やクローラ型式の走行装置が設けられた機体に、荷台が設けられた作業車に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された作業車では、機体に設けられた荷台において、荷台の後部のゲートが、左右方向に沿った軸芯周りに、起立位置と開放位置とに亘って揺動可能に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-49789号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
荷台が機体に設けられた作業車では、ゲートが起立位置と開放位置とに亘って揺動可能であることに加えて、ゲートを荷台のフロアから取り外すことも要望されている。
【0005】
本発明は、荷台が機体に設けられた作業車において、ゲートが起立位置と開放位置とに亘って揺動可能、且つ、ゲートが荷台のフロアから容易に取り外されるように構成することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の作業車は、走行装置が設けられた機体と、フロア及びゲートを有して、前記機体に設けられた荷台と、前記フロア及び前記ゲートのうちの一方に設けられた軸部と、前記フロア及び前記ゲートのうちの他方に設けられた支持部とが備えられ、前記ゲートは、前記軸部と前記支持部とが互いに取り付けられた状態で、前記軸部及び前記支持部の水平方向に沿った軸芯周りに、前記フロアから上方に向けて延出された起立位置と、前記フロアから下方に向けて延出された開放位置とに亘って揺動可能であり、前記ゲートは、前記軸部と前記支持部とが互いに離脱することにより、前記フロアから取り外し可能であり、前記軸部と前記支持部とが互いに取り付けられた状態で、前記軸部と前記支持部との互いの離脱を阻止して、前記ゲートを前記軸芯周りに揺動可能に維持する第1位置と、前記軸部と前記支持部との互いの離脱を許容して、前記ゲートの前記フロアからの取り外しを許容する第2位置とに、人為的に操作可能な保持部が備えられている。
【0007】
本発明によると、作業車の荷台のフロア及びゲートにおいて、作業者は、軸部と支持部とを互いに取り付けることにより、ゲートを起立位置と開放位置とに亘って操作することができる。
この場合、作業者は保持部を第1位置に操作しておくことにより、軸部と支持部との互いの離脱が保持部により阻止されるので、作業者はゲートを起立位置と開放位置とに亘って無理なく操作することができる。
【0008】
作業者がゲートをフロアから取り外す場合、作業者は保持部を第1位置から第2位置に操作する。これにより、軸部と支持部との互いの離脱が許容されるので、作業者はゲートをフロアから無理なく取り外すことができる。
作業者は、軸部と支持部とを互いに取り付け、ゲートをフロアに取り付けた場合、この後に保持部を第2位置から第1位置に操作すればよい。
【0009】
本発明によると、作業者は、ボルトの締め付け操作及び緩み操作等を行わなくても、保持部の第1位置及び第2位置に操作することにより、ゲートをフロアに取り付け及び取り外すことができるので、作業車の荷台におけるゲートの着脱の作業性が向上する。
【0010】
本発明において、前記保持部を前記第1位置に向けて付勢する付勢部が備えられていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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