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公開番号
2024158552
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073844
出願日
2023-04-27
発明の名称
浄水システム
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
C02F
1/00 20230101AFI20241031BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】動作に必要な電力を低減できる浄水システムを実現する。
【解決手段】浄水システム(1)は、雨水を貯留する雨水槽(41)と、雨水槽(41)の雨水を浄化する浄水装置(42)と、浄水装置(42)が浄化した水である浄水を貯留する浄水槽(43)と、を備え、浄水装置(42)は、雨水槽(41)の雨水が流入する流入口(52)と、浄水が浄水槽(43)へ流出する流出口(53)と、を備え、流入口(52)と流出口(53)との圧力差により、雨水槽(41)から雨水が供給される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
雨水を貯留する雨水槽と、
前記雨水槽の雨水を浄化する浄水装置と、
前記浄水装置が浄化した水である浄水を貯留する浄水槽と、を備え、
前記浄水装置は、
前記雨水槽の雨水が流入する流入口と、
前記浄水が前記浄水槽へ流出する流出口と、を備え、
前記流入口と前記流出口との圧力差により、前記雨水槽から前記雨水が供給される、浄水システム。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記浄水装置は、前記圧力差によって発生する前記流入口から前記流出口への水の流れを利用して、遠心力により前記雨水から不純物を分離する遠心分離機である、請求項1に記載の浄水システム。
【請求項3】
前記流入口は、前記雨水槽の底部から離間した位置に設けられている、請求項1に記載の浄水システム。
【請求項4】
前記流出口は、前記流入口よりも上方に設けられている、請求項1に記載の浄水システム。
【請求項5】
前記浄水槽から流入した水を殺菌する殺菌装置をさらに備える、請求項1に記載の浄水システム。
【請求項6】
前記雨水槽から溢れた水を生活水として貯留する生活水槽と、
前記生活水槽の外部にて前記生活水を利用し、利用した水である生活排水を再生し、再生した水である再生水を前記生活水槽内に戻す水再生装置と、をさらに備える、請求項1に記載の浄水システム。
【請求項7】
前記雨水槽の上方に設けられ、かつ、前記雨水を収集して前記雨水槽に供給する収集装置をさらに備える、請求項1に記載の浄水システム。
【請求項8】
前記収集装置は、
前記雨水が流れ下る傾斜部と、
前記傾斜部に設けられた太陽光パネルと、をさらに備える、請求項7に記載の浄水システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、浄水システムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
雨水を生活用水として利用するための浄水システムが知られている。例えば、特許文献1に記載の建築物は浄水システムを備える。上記浄水システムでは、雨水槽に貯留された雨水は雨水浄化装置により浄化される。浄化された水は、生活水槽に貯留され、上記生活水槽に貯留された水は、生活水設備に生活水として供給される。上記生活水設備で使用された後の生活排水は、生活排水貯留槽に流される。上記生活排水貯留槽で生物浄化された再生水は、逆浸透膜用再生水槽に貯留される。上記逆浸透膜装置によりろ過処理された浄水は、上記雨水槽または上記生活水槽に戻されて循環させられる。上記逆浸透膜装置より排出された濃縮水は、トイレ洗浄用水に供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-147927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記浄水システムでは、各種水槽からの水はポンプによって吸い上げられている。このため、上記ポンプを駆動させるための電力が継続的に必要となる。このことは、例えば発展途上国などのように、電力の供給が不安定な地域にとって問題となる。
【0005】
本発明の一態様は、動作に必要な電力を低減できる浄水システムを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る浄水システムは、雨水を貯留する雨水槽と、前記雨水槽の雨水を浄化する浄水装置と、前記浄水装置が浄化した水である浄水を貯留する浄水槽と、を備え、前記浄水装置は、前記雨水槽の雨水が流入する流入口と、前記浄水が前記浄水槽へ流出する流出口と、を備え、前記流入口と前記流出口との圧力差により、前記雨水槽から前記雨水が供給される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、動作に必要な電力を低減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る浄水システムの概要を示す斜視図である。
上記浄水システムにおける浄水施設の概要を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について、図1および図2を参照して説明する。
【0010】
(浄水システム)
図1は、本実施形態に係る浄水システムの概要を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態の浄水システム1は、浄水施設2と収集装置3とを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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