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公開番号
2024155138
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069581
出願日
2023-04-20
発明の名称
コンバイン
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A01D
41/12 20060101AFI20241024BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】排気が運転者に及び難いコンバインが要望されている。
【解決手段】コンバインは、エンジンと、機体フレーム10と、刈取穀稈を脱穀する脱穀装置3と、エンジンの排気を排出する排気管8と、を備えている。排気管8の排気下流側端部に、外部に開口する排気口62が形成されている。排気口62は、脱穀装置3の上端P1よりも下側で、機体フレーム10の下端P2よりも上側に配置されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、
機体フレームと、
刈取穀稈を脱穀する脱穀装置と、
前記エンジンの排気を排出する排気管と、を備え、
前記排気管の排気下流側端部に、外部に開口する排気口が形成され、
前記排気口は、前記脱穀装置の上端よりも下側で、前記機体フレームの下端よりも上側に配置されているコンバイン。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記排気口は、下方に開口している請求項1に記載のコンバイン。
【請求項3】
前記脱穀装置と機体左右方向で隣り合う位置に配置され、前記脱穀装置からの穀粒を貯留する穀粒貯留部を備え、
前記排気管は、前記脱穀装置と前記穀粒貯留部との間を通されて、側面視で前記脱穀装置及び前記穀粒貯留部と重複している請求項1又は2に記載のコンバイン。
【請求項4】
前記排気管は、平面視で前記穀粒貯留部と重複している請求項3に記載のコンバイン。
【請求項5】
左右一対のクローラ走行装置を備え、
前記排気口は、機体前後方向視で、前記左右一対のクローラ走行装置のうち何れか一方のクローラ走行装置に向かって開口している請求項3に記載のコンバイン。
【請求項6】
前記排気口は、機体前後方向視で、前記左右一対のクローラ走行装置のうち前記穀粒貯留部側のクローラ走行装置に向かって開口している請求項5に記載のコンバイン。
【請求項7】
前記機体フレームは、枠状に構成され、
前記排気口の中心の延長線は、前記機体フレームの枠内を通り、かつ、前記一方のクローラ走行装置の後方を通っている請求項5に記載のコンバイン。
【請求項8】
前記脱穀装置の後方に配置される燃料タンクを備え、
前記排気口は、機体左右方向で前記燃料タンクとは反対側に開口している請求項3に記載のコンバイン。
【請求項9】
前記穀粒貯留部は、穀粒貯留タンクによって構成され、
前記脱穀装置は、前記脱穀装置の前記穀粒貯留タンク側の側部に設けられ、一番物の穀粒を前記穀粒貯留タンクに向けて上方に搬送する揚穀装置を有し、
前記排気管は、前記穀粒貯留タンクと前記揚穀装置との間を通されている請求項3に記載のコンバイン。
【請求項10】
前記排気口は、前記揚穀装置よりも後側に位置している請求項9に記載のコンバイン。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンバインに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、コンバインとして、例えば、特許文献1に記載のコンバインが知られている。特許文献1に記載のコンバインは、エンジンと、機体フレームと、刈取穀稈を脱穀する脱穀装置と、エンジンの排気を排出する排気管と、を備えている。排気管の排気下流側端部には、外部に開口する排気口が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-137524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のコンバインでは、排気口の高さ位置が運転者の高さ位置に近いため、排気が運転者に及び易い。
【0005】
上記状況に鑑み、排気が運転者に及び難いコンバインが要望されている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の特徴は、エンジンと、機体フレームと、刈取穀稈を脱穀する脱穀装置と、前記エンジンの排気を排出する排気管と、を備え、前記排気管の排気下流側端部に、外部に開口する排気口が形成され、前記排気口は、前記脱穀装置の上端よりも下側で、前記機体フレームの下端よりも上側に配置されていることにある。
【0007】
本特徴構成によれば、排気口が脱穀装置の上端よりも下側に配置されているため、排気口の高さ位置が運転者の高さ位置から離れている。これにより、排気が運転者に及び難い。また、排気口が機体フレームの下端よりも上側に配置されているため、排気口に地面の土が付着し難い。
【0008】
さらに、本発明において、前記排気口は、下方に開口していると好適である。
【0009】
本特徴構成によれば、排気口が後方に開口していないため、排気口に地面の土が入り込み難い。また、排気が排気口から地面に向けて排出されるため、排気が機体の後方に及び難い。
【0010】
さらに、本発明において、前記脱穀装置と機体左右方向で隣り合う位置に配置され、前記脱穀装置からの穀粒を貯留する穀粒貯留部を備え、前記排気管は、前記脱穀装置と前記穀粒貯留部との間を通されて、側面視で前記脱穀装置及び前記穀粒貯留部と重複していると好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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