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公開番号
2024155559
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023070366
出願日
2023-04-21
発明の名称
農業用支柱引抜機
出願人
株式会社クボタ
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
A01G
17/16 20060101AFI20241024BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】本発明は、簡易な構成としながらも、作業者の習熟度に影響を受けることなく、農業用支柱を適正な状態で抜き取ることのできる農業用支柱引抜機を提供する。
【解決手段】本発明は、土壌に挿し込まれて起立状態にある農業用支柱Pに係合可能な支柱係合体40と、支柱係合体40に対して少なくとも上方に向けて付勢する付勢手段41と、を備え、支柱係合体40は、起立状態にある農業用支柱Pを上下方向と直交する第一方向から遊嵌可能な支柱遊嵌部400を有し、第一方向と同方向又は略同方向に延びる軸S5を中心に回転可能に構成され、少なくとも付勢手段41が上向きに付勢した状態で、軸S5を中心にして該支柱係合体40を回転させる回転力が作用するように構成される。
【選択図】図21
特許請求の範囲
【請求項1】
土壌に挿し込まれて起立状態にある農業用支柱に係合可能な支柱係合体であって、上下方向に移動可能な支柱係合体と、
前記支柱係合体に対して少なくとも上方に向けて付勢する付勢手段と、を備え、
前記支柱係合体は、
前記起立状態にある前記農業用支柱を上下方向と直交する第一方向から遊嵌可能な支柱遊嵌部を有し、
前記第一方向と同方向又は略同方向に延びる軸を中心に回転可能に構成され、
少なくとも前記付勢手段が上向きに付勢した状態で、前記軸を中心にして該支柱係合体を回転させる回転力が作用するように構成される農業用支柱引抜機。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記付勢手段は、
上下方向に移動可能な昇降フレームと、
前記昇降フレームを上下方向に移動させるアクチュエータと、を備え、
前記支柱係合体は、前記軸を中心に回転可能な状態で、前記昇降フレームに直接的又は間接的に連結される請求項1に記載の農業用支柱引抜機。
【請求項3】
前記昇降フレームに連結される支持機構を備え、
前記支持機構は、前記第一方向及び上下方向のそれぞれに対して直交する第二方向又は該第二方向の成分を含む方向で前記支柱係合体を移動可能に直接的又は間接的に支持する請求項2に記載の農業用支柱引抜機。
【請求項4】
前記支柱係合体から延出するガイドバーを備え、
前記ガイドバーは、前記支柱遊嵌部の前記第二方向の両側のうちの一方側で前記支柱係合体に固定される基端部と、該基端部に対して反対側の先端部であって、前記第一方向及び前記第二方向において前記基端部よりも前記支柱遊嵌部から外方側の離れた位置にある先端部を有する請求項3に記載の農業用支柱引抜機。
【請求項5】
前記支持機構に連結される支持フレームを備え、
前記軸は、前記支柱係合体における前記支柱遊嵌部の前記第二方向の両側のうちの他方側と前記支持フレームとを枢結し、
前記支持機構は、前記第二方向又は該第二方向の成分を含む方向で前記支柱係合体及び前記支持フレームを移動可能に支持している請求項4に記載の農業用支柱引抜機。
【請求項6】
起立状態にある前記農業用支柱に前記支柱遊嵌部を誘導する誘導バーを備え、
前記誘導バーは、
前記支柱遊嵌部の前記第二方向の両側のうちの他方側にある前記支持フレームに連結される基端部と、
該基端部に対して反対側の先端部であって、前記第一方向及び前記第二方向において前記基端部よりも前記支柱遊嵌部から外方側の離れた位置にある先端部と、を有し、
前記ガイドバーと前記誘導バーとの間隔が、互いの基端部側から先端部側に向かうほど広くなる請求項5に記載の農業用支柱引抜機。
【請求項7】
起立状態にある前記農業用支柱に前記支柱遊嵌部を誘導するガイド機構であって、前記支柱係合体に対して上下方向で並んで配置され、前記支柱係合体とともに前記支持機構に支持されるガイド機構を備え、
前記ガイド機構は、
前記第二方向に並ぶ一対のガイド体であって、それぞれが上下方向に延びる軸回りで回動可能な一対のガイド体と、
前記一対のガイド体を付勢するガイド付勢手段と、を備え、
前記一対のガイド体のそれぞれは、
前記支柱遊嵌部に遊嵌される前記農業用支柱の予定配置位置の両側にあるガイド基端部と、
該ガイド基端部とは反対側のガイド先端部であって、前記農業用支柱を遊嵌させる側にあるガイド先端部と、を有し、
前記第二方向における前記一対のガイド体の間隔は、前記ガイド基端部側から前記ガイド先端部側に向けて拡大し、
常態において互いの前記ガイド基端部が接近するように前記ガイド付勢手段が前記ガイド体を付勢している請求項6に記載の農業用支柱引抜機。
【請求項8】
前記支柱係合体、及び前記付勢手段を支持するベースと、
前記ベースを支持する車輪と、を備え、
前記ベースは、走行可能であり、
前記支柱係合体は、前記第一方向と前記ベースの走行方向とが一致するように配置される請求項1~7のいずれか1項に記載の農業用支柱引抜機。
【請求項9】
前記支柱係合体、及び前記付勢手段を支持するベースを備え、
前記ベースは、作業車両に連結可能に構成され、
前記支柱係合体は、前記第一方向と前記作業車両の走行方向とが一致するように配置される請求項1~7のいずれか1項に記載の農業用支柱引抜機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場の土壌に挿し込まれた農業用支柱を抜き取る農業用支柱引抜機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、作物を直接的又は間接的に支えるために圃場の土壌に挿し込まれて起立状態にある農業用支柱を土壌から引き抜く支柱抜き取り装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
かかる支柱抜き取り装置は、農業用支柱を挟み込む一組の搬送ベルトであって、地面に対して所定の傾斜角をなす一組の搬送ベルトを備える。
【0004】
かかる支柱抜き取り装置は、トラクタ等の作業車両に取り付けられ、一対の搬送ベルトで農業用支柱を後方側斜め上方に移送しつつ、走行車両を前進(走行)させることで、農業用支柱を土壌から引き抜きくようになっている。すなわち、この支柱抜き取り装置は、一組の搬送ベルトによる農業用支柱の後方側への移送(移動)と作業車両の前進(移動)とを相殺させながら、農業用支柱を垂直方向に引き抜くようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-110133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記構成の支柱抜き取り装置では、一組の搬送ベルトによる農業用支柱の後方側への移送に合わせて作業車両を走行させなければ、農業用支柱の後方側への移動速度と作業車両の移動速度とを相殺させることができず、土壌から引き抜かれる農業用支柱が曲がってしまう。
【0007】
このように、農業用支柱が曲がってしまうと、農業用支柱を再利用することができなくなるため、上記構成の支柱抜き取り装置では、農業用支柱を適正な状態で引き抜くには、作業車両の操作等を行う作業者に熟練を要する。また、上記構成の支柱抜き取り装置は、搬送ベルト等を駆動する駆動系を多く必要とするため、構造が複雑である上に、搬送ベルトの調整等のメンテナンス作業が多くなってしまう。
【0008】
そこで、本発明は、簡易な構成としながらも、作業者の習熟度に影響を受けることなく、農業用支柱を適正な状態で抜き取ることのできる農業用支柱引抜機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る農業用支柱引抜機は、土壌に挿し込まれて起立状態にある農業用支柱に係合可能な支柱係合体であって、上下方向に移動可能な支柱係合体と、支柱係合体に対して少なくとも上方に向けて付勢する付勢手段と、を備え、支柱係合体は、起立状態にある農業用支柱を上下方向と直交する第一方向から遊嵌可能な支柱遊嵌部を有し、第一方向と同方向又は略同方向に延びる軸を中心に回転可能に構成され、少なくとも付勢手段が上向きに付勢した状態で、軸を中心にして該支柱係合体を回転させる回転力が作用するように構成される。
【0010】
本発明の一態様として、付勢手段は、上下方向に移動可能な昇降フレームと、昇降フレームを上下方向に移動させるアクチュエータと、を備え、支柱係合体は、軸を中心に回転可能な状態で、昇降フレームに直接的又は間接的に連結される。
(【0011】以降は省略されています)
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