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公開番号2024159890
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2024139813,2022209608
出願日2024-08-21,2018-12-26
発明の名称収穫機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01D 41/127 20060101AFI20241031BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】受信装置が衛星からの位置情報を良好に受信することが可能な収穫機が要望されている。
【解決手段】収穫機は、機体のうち左右一方側の箇所に設けられる運転部5と、衛星からの位置情報を受信する受信装置15と、受信装置15を支持するフレーム16と、が備えられている。フレーム16に、運転部5の前部における機体横内側部に設けられる内側縦フレーム部42bが備えられている。内側縦フレーム部42bの上端部は、内側縦フレーム部42bの下端部よりも前側に位置している。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
機体のうち左右一方側の箇所に設けられ、運転座席、及び、前記運転座席の前方に位置するフロントパネルを有する運転部と、
衛星からの位置情報を受信する受信装置と、
前記受信装置を支持するフレームと、が備えられ、
前記フレームに、前記運転部の前部における機体横内側部に設けられるとともに前記受信装置の下方において上下に延びる内側縦フレーム部と、前記内側縦フレーム部に連結されるとともに前記受信装置に対して機体横外方に延びる横フレーム部と、前記内側縦フレーム部に連結されるとともに前記受信装置に対して機体後方に延びる前後フレーム部と、が備えられ、
前記内側縦フレーム部の下部は前記機体に支持され、
前記横フレーム部は、その機体横外側の端部から下方に延びる外縦フレーム部を介して前記機体に支持され、
前記前後フレーム部は、その後端部から下方に延びる後縦フレーム部を介して前記機体に支持されている収穫機。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記受信装置は、前記内側縦フレーム部と前記前後フレーム部との連結部分に支持されている請求項1に記載の収穫機。
【請求項3】
前記連結部分の前端部は、前記フロントパネルよりも前側に位置する請求項2に記載の収穫機。
【請求項4】
前記受信装置は、前記内側縦フレーム部と前記横フレーム部と前記前後フレーム部とが交差する交差領域に支持されている請求項1から3の何れか一項に記載の収穫機。
【請求項5】
前記交差領域は、前記フロントパネルよりも前側の範囲まで延ばされている請求項4に記載の収穫機。
【請求項6】
前記内側縦フレーム部及び前記前後フレーム部は、前記受信装置が使用される状態で、機体左右方向において前記受信装置の幅の範囲内に位置する請求項1から5の何れか一項に記載の収穫機。
【請求項7】
前記フレームと前記受信装置とを連結するステーが備えられ、
前記内側縦フレーム部と前記横フレーム部との連結部分は、前記受信装置が使用される状態で、機体左右方向において前記受信装置の幅の範囲内に位置し、かつ、上下方向において前記ステーの上下幅の範囲内に位置する請求項1から6の何れか一項に記載の収穫機。
【請求項8】
前記運転部は、前記運転座席よりも機体横内側に位置するサイドパネルを有し、
前記内側縦フレーム部は、前記サイドパネルを支持するサイドパネルフレームに支持されている請求項1から7の何れか一項に記載の収穫機。
【請求項9】
前記外縦フレーム部は、前記フロントパネルの機体横外側部分に支持されている請求項1から8の何れか一項に記載の収穫機。
【請求項10】
前記運転部の下方に、エンジンルームが設けられ、
前記エンジンルームを覆うとともに前記運転座席を載置支持するエンジンボンネットが備えられ、
前記後縦フレーム部は、前記運転部の後部における左右中央部において前記エンジンボンネットに支持されている請求項1から9の何れか一項に記載の収穫機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、衛星からの位置情報を受信する受信装置と、受信装置を支持するフレームと、が備えられている収穫機に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
上記のような収穫機として、例えば、特許文献1に記載の収穫機が既に知られている。特許文献1に記載の収穫機には、衛星からの位置情報を受信する受信装置(文献では「測位ユニット〔100〕」)と、受信装置を支持するフレーム(文献では「支持フレーム〔112〕」)と、穀粒貯留タンク(文献では「グレンタンク〔61〕」)内の穀粒を排出する穀粒排出装置(文献では「排出オーガ〔61〕」)と、が備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-77174号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の収穫機では、受信装置が、収納された状態の穀粒排出装置よりも下側の高さ位置に位置している。ここで、穀粒排出装置は、通常、金属製であるところ、金属製の部材が受信装置よりも上側の高さ位置に位置していると、受信装置の受信に悪影響を及ぼすことが懸念される。
【0005】
上記状況に鑑み、受信装置が衛星からの位置情報を良好に受信することが可能な収穫機が要望されている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の特徴は、機体の前部において、前記機体の左右両端部に亘って設けられ、圃場の作物を収穫する収穫部と、前記機体のうち左右一方側の箇所において、前記収穫部の後方に設けられた運転部と、前記機体のうち左右他方側の箇所において、前記運転部の横隣りに設けられ、収穫された作物を後方に向けて搬送する搬送装置と、前記搬送装置によって搬送された作物を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置の脱穀処理によって得られた穀粒を貯留する穀粒貯留タンクと、前記穀粒貯留タンク内の穀粒を排出する穀粒排出装置と、が備えられている収穫機であって、前記運転部のうち左右方向で前記搬送装置が位置する側の側部の上方に設けられ、衛星からの位置情報を受信する受信装置と、前記受信装置を支持するフレームと、が備えられ、前記受信装置は、収納された状態の前記穀粒排出装置よりも上側の高さ位置に位置していることにある。
本発明の特徴は、 機体のうち左右一方側の箇所に設けられ、運転座席、及び、前記運転座席の前方に位置するフロントパネルを有する運転部と、衛星からの位置情報を受信する受信装置と、前記受信装置を支持するフレームと、が備えられ、前記フレームに、前記運転部の前部における機体横内側部に設けられるとともに前記受信装置の下方において上下に延びる内側縦フレーム部と、前記内側縦フレーム部に連結されるとともに前記受信装置に対して機体横外方に延びる横フレーム部と、前記内側縦フレーム部に連結されるとともに前記受信装置に対して機体後方に延びる前後フレーム部と、が備えられ、前記内側縦フレーム部の下部は前記機体に支持され、前記横フレーム部は、その機体横外側の端部から下方に延びる外縦フレーム部を介して前記機体に支持され、前記前後フレーム部は、その後端部から下方に延びる後縦フレーム部を介して前記機体に支持されていることにある。
【0007】
本特徴構成によれば、受信装置が、収納された状態の穀粒排出装置よりも上側の高さ位置に位置している。これにより、受信装置が金属製の穀粒排出装置の影響を受けることなく、衛星からの位置情報を良好に受信することができる。すなわち、受信装置が衛星からの位置情報を良好に受信することが可能な収穫機を実現することができる。
【0008】
さらに、本発明において、前記フレームに支持され、前記受信装置が取り付けられるステーが備えられ、前記ステーは、前記受信装置を使用する使用位置と、前記使用位置よりも下側の高さ位置に位置する収納位置とに位置変更可能に構成されていると好適である。
【0009】
本特徴構成によれば、受信装置を使用する場合は、ステーを使用位置に位置変更することにより、受信装置を受信が良好な高さ位置に位置させることができる。また、受信装置を使用しない場合や収穫機を納屋等に収納する場合は、ステーを収納位置に位置変更することにより、受信装置が邪魔にならないように、受信装置までの機体の高さを低くすることができる。
【0010】
さらに、本発明において、前記受信装置は、前記ステーが前記使用位置に位置する状態において、収納された状態の前記穀粒排出装置よりも上側の高さ位置に位置し、前記ステーが前記収納位置に位置する状態において、収納された状態の前記穀粒排出装置の上端よりも下側の高さ位置に位置していると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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