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公開番号
2024155558
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023070365
出願日
2023-04-21
発明の名称
農業用支柱挿入機
出願人
株式会社クボタ
代理人
安田岡本弁理士法人
主分類
A01G
17/16 20060101AFI20241024BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】本発明は、土壌に対する農業用支柱の挿入作業の効率化を図ることのできる農業用支柱挿入機を提供する。
【解決手段】本発明は、起立状態の農業用支柱Pを上下方向の移動を許容した状態で支持可能な第一支持手段30と、第一支持手段30に支持された農業用支柱を下方に向けて付勢する付勢手段32と、農業用支柱Pを支持可能な第二支持手段であって、農業用支柱Pを傾倒状態で支持する第一姿勢F1と農業用支柱Pを起立状態で支持する第二姿勢F2との間で姿勢変更可能な第二支持手段33と、を備え、第一支持手段30は、第二姿勢F2の第二支持手段33によって支持された農業用支柱Pを受け取り可能に構成され、第二支持手段33は、第一支持手段30が該第二支持手段33から受け取った農業用支柱Pを支持した状態で、第一姿勢F1に姿勢変更可能になる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
起立状態の農業用支柱を上下方向の移動を許容した状態で支持可能な第一支持手段と、
前記第一支持手段に支持された前記農業用支柱に対して少なくとも下方に向けて付勢する付勢手段と、
前記農業用支柱を支持可能な第二支持手段であって、上下方向と直交する方向に延びる軸を中心にして回動可能に設けられ、該回動によって前記農業用支柱を傾倒状態で支持する第一姿勢と前記農業用支柱を起立状態で支持する第二姿勢との間で姿勢変更可能な第二支持手段と、を備え、
前記第一支持手段は、前記第二姿勢の前記第二支持手段によって支持された前記農業用支柱を受け取り可能に構成され、
前記第二支持手段は、前記第一支持手段が該第二支持手段から受け取った前記農業用支柱を支持した状態で、前記第一姿勢に姿勢変更可能になる農業用支柱挿入機。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記付勢手段は、上下方向に移動可能な押圧片であって、前記第一支持手段に支持される前記農業用支柱の上端に対して上方から対向可能な押圧片と、
前記押圧片を上下方向に昇降させるアクチュエータと、を備える請求項1に記載の農業用支柱挿入機。
【請求項3】
前記第二支持手段の姿勢を変更させる姿勢変更手段を備え、
前記姿勢変更手段は、前記第二支持手段に繋がる索条体であって、前記押圧片の上昇によって引っ張り力が作用する索条体を含み、前記押圧片が上限位置に到達した状態で前記第二支持手段を前記第二姿勢にする一方、前記押圧片が下限位置に到達した状態で前記第二支持手段を前記第一姿勢にする請求項2に記載の農業用支柱挿入機。
【請求項4】
前記第一支持手段は、起立した前記農業用支柱の上端側を支持する上部支持部を含み、前記上部支持部は、前記押圧片に対して直接的又は間接的に連結されている請求項2に記載の農業用支柱挿入機。
【請求項5】
前記上部支持部は、それぞれが前記農業用支柱の受け取り側に延びる一対のガイド体であって、少なくとも前記受け取り側の先端部が上下方向と直交する方向に接離可能な一対のガイド体と、前記一対のガイド体の互いの先端部が接近するように、前記一対のガイド体を付勢するガイド付勢手段と、を備え、
前記第二姿勢になる前記第二支持手段に支持される前記農業用支柱が、前記ガイド付勢手段の付勢に抗して前記一対のガイド体の先端部を離間させつつ該一対のガイド体間に進入可能に構成される請求項4に記載の農業用支柱挿入機。
【請求項6】
前記第一支持手段は、起立した前記農業用支柱の下端を受ける支柱受部を含み、
前記支柱受部は、前記付勢手段による付勢力が前記農業用支柱を介して作用した状態で、前記農業用支柱を受ける位置から退避する請求項1に記載の農業用支柱挿入機。
【請求項7】
前記第一支持手段は、前記農業用支柱の下端が前記支柱受部に受けられた状態で、該農業用支柱の下端部に対して少なくとも前記第二支持手段からの受け取り側で係止可能な係止体を含む請求項6に記載の農業用支柱挿入機。
【請求項8】
前記農業用支柱の挿入予定位置であって、先行して前記土壌に挿入された前記農業用支柱の位置から所定距離離れた予定位置を作業者に知らせる位置報知手段を備える請求項1に記載の農業用支柱挿入機。
【請求項9】
前記第一支持手段、前記第二支持手段、及び前記付勢手段を支持するベースと、前記ベ
ースを支持する車輪と、を備え、
前記ベースは、走行可能である請求項1~8のいずれか1項に記載の農業用支柱挿入機。
【請求項10】
前記第一支持手段、前記第二支持手段、及び前記付勢手段を支持するベースを備え、
前記ベースは、作業車両に連結可能に構成される請求項1~8のいずれか1項に記載の農業用支柱挿入機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、農業用支柱を土壌に挿し込む農業用支柱挿入機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、作物を直接的又は間接的に支える農業用支柱を土壌に打ち込む支柱打込み機が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
支柱打込み機は、長尺な農業用支柱を起立させた状態で把持する支柱把持手段と、支柱把持手段を昇降駆動する昇降手段とを備える。この支柱打込み機では、昇降手段が一本の農業用支柱を把持した支柱把持手段を下降させることで、土壌に対する打込力を農業用支柱に作用させ、農業用支柱を土壌に挿入する(打ち込む)ようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-237278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、圃場に打ち込まれる農業用支柱の数は、作物の作付け量(作付け面積)に応じた数になり、作付け量が多くなるほど、農業用支柱の打ち込み量(挿入作業)が増えることになる。これに伴い、一本当たりの農業用支柱の挿入作業の効率化(時間短縮)が求められる。
【0006】
しかし、上記支柱打込み機では、一本の農業用支柱を土壌に挿入するに当たり、支柱把持手段への農業用支柱のセットから農業用支柱の土壌への挿入といった一連の工程が必要となる。そのため、従来の支柱打込み機では、農業用支柱の挿入(打ち込み)作業の効率化を図るには限界がある。
【0007】
そこで、本発明は、土壌に対する農業用支柱の挿入作業の効率化を図ることのできる農業用支柱挿入機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る農業用支柱挿入機は、起立状態の農業用支柱を上下方向の移動を許容した状態で支持可能な第一支持手段と、第一支持手段に支持された農業用支柱に対して少なくとも下方に向けて付勢する付勢手段と、農業用支柱を支持可能な第二支持手段であって、上下方向と直交する方向に延びる軸を中心にして回動可能に設けられ、該回動によって農業用支柱を傾倒状態で支持する第一姿勢と農業用支柱を起立状態で支持する第二姿勢との間で姿勢変更可能な第二支持手段と、を備え、第一支持手段は、第二姿勢の第二支持手段によって支持された農業用支柱を受け取り可能に構成され、第二支持手段は、第一支持手段が該第二支持手段から受け取った農業用支柱を支持した状態で、第一姿勢に姿勢変更可能になる。
【0009】
本発明の一態様として、付勢手段は、上下方向に移動可能な押圧片であって、第一支持手段に支持される農業用支柱の上端に対して上方から対向可能な押圧片と、押圧片を上下方向に昇降させるアクチュエータと、を備えてもよい。
【0010】
この場合、第二支持手段の姿勢を変更させる姿勢変更手段を備え、姿勢変更手段は、第
二支持手段に繋がる索条体であって、押圧片の上昇によって引っ張り力が作用する索条体を含み、押圧片が上限位置に到達した状態で第二支持手段を第二姿勢にする一方、押圧片が下限位置に到達した状態で第二支持手段を第一姿勢にするようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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