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公開番号2024137114
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-07
出願番号2023048502
出願日2023-03-24
発明の名称作業車
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B60K 17/34 20060101AFI20240927BHJP(車両一般)
要約【課題】高速移動のとき、走行装置の摩耗を軽減することが可能となる作業車を提供する。
【解決手段】走行機体と、駆動源と、走行機体における前部に設けられた走行装置と、走行機体における後部に設けられた後部走行装置と、複数段の副変速装置を有し、駆動源からの動力を変速して前部走行装置及び後部走行装置のいずれか一方または両方に伝達する変速装置と、駆動源からの動力を後部走行装置に伝達する後駆動状態と、駆動源からの動力を前部走行装置と後部走行装置とに伝達する全駆動状態と、に変速装置の状態を切り替える駆動切替装置と、副変速装置が最高速用の変速状態であり、かつ、全駆動状態であることを報知条件として、報知条件を満たしたときに警報を報知する報知部Nと、が備えられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
走行機体と、
駆動源と、
前記走行機体における前部に設けられた前部走行装置と、
前記走行機体における後部に設けられた後部走行装置と、
複数段の副変速装置を有し、前記駆動源からの動力を変速して前記前部走行装置及び前記後部走行装置のいずれか一方または両方に伝達する変速装置と、
前記駆動源からの動力を前記後部走行装置に伝達する後駆動状態と、前記駆動源からの動力を前記前部走行装置と前記後部走行装置とに伝達する全駆動状態と、に前記変速装置の状態を切り替える駆動切替装置と、
前記副変速装置が最高速用の変速状態であり、かつ、前記全駆動状態であることを報知条件として、前記報知条件を満たしたときに警報を報知する報知部と、が備えられている作業車。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記報知部は、前記報知条件を満たしたとき、視覚による報知と音による報知との両方を行う請求項1に記載の作業車。
【請求項3】
操縦者が着座可能な運転座席が備えられ、
前記報知部は、前記運転座席の前方に配置されている請求項1に記載の作業車。
【請求項4】
前記運転座席の前方に、フロントパネルが備えられ、
前記報知部は、前記フロントパネルに配置されている請求項3に記載の作業車。
【請求項5】
前記報知部は、前記報知条件を満たしたとき、前記全駆動状態であることを示す記号を点滅表示させる請求項1に記載の作業車。
【請求項6】
前記報知部は、前記報知条件を満たさなくなるまで継続して報知する請求項1に記載の作業車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、後駆動状態と全駆動状態とに切替可能な作業車に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来の作業車として、例えば、特許文献1に記載されているように、後駆動状態(特許文献1では、二輪駆動状態)と全駆動状態(特許文献1では、四輪駆動状態)とに切替可能なものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-197943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の作業車では、圃場への移動のときに高速で走行すると、作業車の走行状態が全駆動状態のとき、前部走行装置(特許文献1では、前輪)及び後部走行装置(特許文献1では、後輪)のすべての走行装置が、高速で駆動回転するため、走行装置の摩耗が生じやすいという不都合があった。
【0005】
本発明の目的は、高速移動のとき、走行装置の摩耗を軽減することが可能となる作業車を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の作業車は、走行機体と、駆動源と、前記走行機体における前部に設けられた前部走行装置と、前記走行機体における後部に設けられた後部走行装置と、複数段の副変速装置を有し、前記駆動源からの動力を変速して前記前部走行装置及び前記後部走行装置のいずれか一方または両方に伝達する変速装置と、前記駆動源からの動力を前記後部走行装置に伝達する後駆動状態と、前記駆動源からの動力を前記前部走行装置と前記後部走行装置とに伝達する全駆動状態と、に前記変速装置の状態を切り替える駆動切替装置と、前記副変速装置が最高速用の変速状態であり、かつ、前記全駆動状態であることを報知条件として、前記報知条件を満たしたときに警報を報知する報知部と、が備えられている。
【0007】
この発明によれば、報知部の警報により、操縦者は、副変速装置が最高速用の変速状態であり、かつ、全駆動状態であること、つまり、走行装置の摩耗が生じやすい状態であることを認知することができる。報知を確認した操縦者は、後駆動状態への切替操作を行うことができる。その結果、走行装置の摩耗が生じやすい状態での走行を回避できることから、走行装置の摩耗を軽減することが可能となる。
【0008】
本発明においては、前記報知部は、前記報知条件を満たしたとき、視覚による報知と音による報知との両方を行うと好適である。
【0009】
この構成によれば、操縦者は、視覚及び音の両方により報知されることにより、いずれか一方での報知である場合と比べて、より報知に気が付き易くなる。
【0010】
本発明においては、操縦者が着座可能な運転座席が備えられ、前記報知部は、前記運転座席の前方に配置されていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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