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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024131999
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023042617
出願日2023-03-17
発明の名称情報表示システム、画像の表示方法および作業車両
出願人株式会社クボタ
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G01D 7/00 20060101AFI20240920BHJP(測定;試験)
要約【課題】農作業時に必要な多様な情報を視認性良く表示する。
【解決手段】作業車両用の情報表示システムは、ディスプレイ素子を有するメータパネルユニットと、前記メータパネルユニットを制御する制御装置とを備える。前記ディスプレイ素子は、前記作業車両に関する情報が表示される表示領域を有する。前記表示領域は、前記作業車両の走行状態に関する複数種類の情報が表示されるプライマリ領域を含む。前記制御装置は、前記プライマリ領域に表示させるべき情報の種類の数に応じて、前記プライマリ領域における表示のレイアウトを変更する。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
作業車両用の情報表示システムであって、
ディスプレイ素子を有するメータパネルユニットと、
前記メータパネルユニットを制御する制御装置と、
を備え、
前記ディスプレイ素子は、前記作業車両に関する情報が表示される表示領域を有し、
前記表示領域は、前記作業車両の走行状態に関する複数種類の情報が表示されるプライマリ領域を含み、
前記制御装置は、前記プライマリ領域に表示させるべき情報の種類の数に応じて、前記プライマリ領域における表示のレイアウトを変更する、
情報表示システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記プライマリ領域は、複数の領域に区分けされており、
前記制御装置は、前記プライマリ領域に表示させるべき情報の種類の数が前記複数の領域の数よりも多い場合、前記複数の領域の少なくとも1つを2つの小領域に分け、前記2つの小領域に異なる2種類の情報を表示させる、
請求項1に記載の情報表示システム。
【請求項3】
前記複数の領域は、第1領域、第2領域、第3領域、および第4領域を含み、
前記制御装置は、
前記第1領域に、前記作業車両が前進、中立、後進のいずれの状態にあるかを示す情報を表示させ、
前記第2領域に、前記作業車両の変速段の設定に関する情報を表示させ、
前記第3領域に、前記作業車両の車速を表示させ、
前記第4領域に、他の情報を表示させ、
前記プライマリ領域に表示させるべき情報の種類の数が前記複数の領域の数よりも多い場合、前記第3領域および前記第4領域の少なくとも一方を前記2つの小領域に分ける、
請求項2に記載の情報表示システム。
【請求項4】
前記プライマリ領域は、横方向に延びる帯状の領域であり、
前記第1領域、前記第2領域、前記第3領域、および前記第4領域は、左から順に並ぶ、
請求項3に記載の情報表示システム。
【請求項5】
前記2つの小領域は、上下に分かれた2段の領域である、請求項4に記載の情報表示システム。
【請求項6】
前記制御装置は、
前記第3領域に前記車速を表示させ、前記第4領域に前記他の情報を表示させている状態で、さらに他の追加情報を前記プライマリ領域に表示させるとき、
前記第3領域を2段に分け、
前記2段の一方に前記車速を表示させ、
前記2段の他方に前記他の情報を表示させ、
前記第4領域に前記追加情報を表示させる、
請求項5に記載の情報表示システム。
【請求項7】
前記制御装置は、
前記2段のうちの下段に前記車速を表示させ、
前記2段のうちの上段に前記他の情報を表示させ、
前記車速を前記他の情報よりも大きく表示させる、
請求項6に記載の情報表示システム。
【請求項8】
前記他の情報は、前記作業車両のアワーメータの計測値を示す、請求項6または7に記載の情報表示システム。
【請求項9】
前記制御装置は、
前記第4領域に前記追加情報を第1追加情報として表示させている状態で、さらに他の第2追加情報を前記プライマリ領域に表示させるとき、
前記第4領域を2段に分け、
前記第4領域における前記2段の一方に前記第1追加情報を表示させ、
前記第4領域における前記2段の他方に前記第2追加情報を表示させる、
請求項6に記載の情報表示システム。
【請求項10】
前記制御装置は、
前記プライマリ領域に表示させるべき情報を、前記作業車両の動作を制御する車両制御装置から取得し、
前記車両制御装置からの指令に応答して、前記プライマリ領域のレイアウトを変更する、
請求項1から7のいずれか1項に記載の情報表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報表示システム、画像の表示方法および作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
次世代農業として、ICT(Information and Communication Technology)およびIoT(Internet of Things)を活用したスマート農業の研究開発が進められている。圃場で使用されるトラクタなどの作業車両の自動化および無人化に向けた研究開発も進められている。例えば、精密な測位が可能なGNSS(Global Navigation Satellite System)などの測位システムを利用して自動操舵で走行する作業車両が実用化されてきた。
【0003】
トラクタなどの農業用作業車両の運転席の正面には、走行速度、エンジンの負荷状態、作業車両の各部の状態を表示して運転者(オペレータ)に通知するメータパネルユニットが設けられている。
【0004】
特許文献1は、一般的な乗用車用のメータユニットを記載している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-32209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
トラクタなどの農業機械に備え付けられるメータパネルには、走行または作業中の車両に関する種々の情報をオペレータに的確に通知することが求められる。また、このような農業機械は、屋外で様々な作業を実行するため、一般の乗用車に比べて、より多くの情報を表示する必要がある。農業機械がスマート農業に用いられる場合は、更に多くの情報を表示することが必要になる。しかし、メータパネルに表示される情報の量が増大するほど、視認性が低下し、運転者が必要な情報を取得することが難しくなる。
【0007】
また、このようなメータパネルに求められる要求の高まりは、農業機械だけでなく、建設現場での作業に用いられる建設機械についても同様である。以下、移動型の農業機械および建設機械を総称して「作業車両」と称することとする。
【0008】
本開示では、このような課題を解決することが可能な情報表示システム、当該情報表示システムを備える作業車両、および画像を表示するための表示方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、以下の項目に記載の解決手段を提供する。
【0010】
[項目1]
作業車両用の情報表示システムであって、
ディスプレイ素子を有するメータパネルユニットと、
前記メータパネルユニットを制御する制御装置と、
を備え、
前記ディスプレイ素子は、前記作業車両に関する情報が表示される表示領域を有し、
前記表示領域は、前記作業車両の走行状態に関する複数種類の情報が表示されるプライマリ領域を含み、
前記制御装置は、前記プライマリ領域に表示させるべき情報の種類の数に応じて、前記プライマリ領域における表示のレイアウトを変更する、
情報表示システム。
(【0011】以降は省略されています)

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