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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024131995
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023042613
出願日
2023-03-17
発明の名称
情報表示システム、画像の表示方法、コンピュータプログラムおよび作業車両
出願人
株式会社クボタ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60K
35/00 20240101AFI20240920BHJP(車両一般)
要約
【課題】農作業時に必要な多様な情報を視認性良く表示する。
【解決手段】作業車両用の情報表示システムは、ディスプレイ素子を有するメータパネルユニットと、メータパネルユニットを制御する制御装置とを備える。ディスプレイ素子は、作業車両に関する情報を示す種々の画像が表示される表示領域を有し、表示領域は、画像を最前面に表示するためのプライマリ領域を含み、制御装置は、作業車両に関する情報のうちの主要情報を示すプライマリ画像をプライマリ領域に表示させる。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
作業車両用の情報表示システムであって、
ディスプレイ素子を有するメータパネルユニットと、
前記メータパネルユニットを制御する制御装置と、
を備え、
前記ディスプレイ素子は、前記作業車両に関する情報を示す種々の画像が表示される表示領域を有し、
前記表示領域は、画像を最前面に表示するためのプライマリ領域を含み、
前記制御装置は、前記作業車両に関する情報のうちの主要情報を示すプライマリ画像を前記プライマリ領域に表示させる、情報表示システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記主要情報は、前記作業車両の進行方向、トランスミッション状態および車両速度を示す情報を含む、請求項1に記載の情報表示システム。
【請求項3】
前記プライマリ領域は矩形領域であり、
前記制御装置は、前記プライマリ領域に前記プライマリ画像を表示させる、請求項1または2に記載の情報表示システム。
【請求項4】
前記表示領域は、上側領域、下側領域、および、前記上側領域と前記下側領域とに挟まれた中間領域を含み、
前記プライマリ領域は前記中間領域に位置する、請求項1または2に記載の情報表示システム。
【請求項5】
前記プライマリ領域は、少なくとも部分的に重なる第1領域および第2領域を含み、
前記第1領域のサイズは前記第2領域のサイズよりも小さく、
前記制御装置は、前記第1領域に前記プライマリ画像を第1透明度で表示し、かつ、前記第2領域に前記プライマリ画像を第2透明度で表示させるように構成され、
前記第1透明度を上げ、かつ、前記第2透明度を下げながら前記プライマリ画像のサイズを拡大し、
前記第1透明度を下げ、かつ、前記第2透明度を上げながら前記プライマリ画像のサイズを縮小する、請求項1または2に記載の情報表示システム。
【請求項6】
前記表示領域は、上側領域、下側領域、および、前記上側領域と前記下側領域とに挟まれた中間領域を含み、
前記制御装置は、前記表示領域の前記上側領域および前記下側領域の少なくとも1つに、黒色を背景とし、黒以外の色で強調された強調画像を表示させる、請求項1または2に記載の情報表示システム。
【請求項7】
前記強調画像は、インジケータまたは前記作業車両の内部状態に関する情報を含み、
前記制御装置は、前記プライマリ画像および前記強調画像を最前面に表示させる、請求項6に記載の情報表示システム。
【請求項8】
前記インジケータは、前記作業車両の状態または警告の情報を表示する、請求項7に記載の情報表示システム。
【請求項9】
前記ディスプレイ素子の上部に、複数のハードウェアインジケータが配置されるインジケータ領域を備え、
前記制御装置は、前記表示領域の前記上側領域に、前記インジケータを含む前記強調画像を表示させる、請求項7に記載の情報表示システム。
【請求項10】
前記メータパネルユニットは、指示針を有する第1および第2のアナログメータを有し、
前記ディスプレイ素子は、前記第1および第2のアナログメータの間に設けられている、請求項1または2に記載の情報表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報表示システム、画像の表示方法、コンピュータプログラムおよび作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
次世代農業として、ICT(Information and Communication Technology)およびIoT(Internet of Things)を活用したスマート農業の研究開発が進められている。圃場で使用されるトラクタなどの作業車両の自動化および無人化に向けた研究開発も進められている。例えば、精密な測位が可能なGNSS(Global Navigation Satellite System)などの測位システムを利用して自動操舵で走行する作業車両が実用化されてきた。
【0003】
トラクタなどの農業用作業車両の運転席の正面には、走行速度、エンジンの負荷状態、作業車両の各部の状態を表示して運転者(オペレータ)に通知するメータパネルユニットが設けられている。
【0004】
特許文献1は、一般的な乗用車用のメータユニットを記載している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-32209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
トラクタなどの農業機械に備え付けられるメータパネルには、走行または作業中の車両に関する種々の情報をオペレータに的確に通知することが求められる。また、このような農業機械は、屋外で様々な作業を実行するため、一般の乗用車に比べて、より多くの情報を表示する必要がある。農業機械がスマート農業に用いられる場合は、更に多くの情報を表示することが必要になる。しかし、メータパネルに表示される情報の量が増大するほど、視認性が低下し、運転者が必要な情報を取得することが難しくなる。
【0007】
また、このようなメータパネルに求められる要求の高まりは、農業機械だけでなく、建設現場での作業に用いられる建設機械についても同様である。以下、移動型の農業機械および建設機械を総称して「作業車両」と称することとする。
【0008】
本開示では、このような課題を解決することが可能な情報表示システム、当該情報表示システムを備える作業車両、および画像を表示するための表示方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、以下の項目に記載の解決手段を提供する。
【0010】
[項目1]
作業車両用の情報表示システムであって、
ディスプレイ素子を有するメータパネルユニットと、
前記メータパネルユニットを制御する制御装置と、
を備え、
前記ディスプレイ素子は、前記作業車両に関する情報を示す種々の画像が表示される表示領域を有し、
前記表示領域は、画像を最前面に表示するためのプライマリ領域を含み、
前記制御装置は、前記作業車両に関する情報のうちの主要情報を示すプライマリ画像を前記プライマリ領域に表示させる、情報表示システム。
(【0011】以降は省略されています)
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