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公開番号
2024161162
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2024146692,2022195573
出願日
2024-08-28,2017-12-21
発明の名称
作業機
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
A01C
11/02 20060101AFI20241108BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】作業装置に特別な規制用の装置を備えなくても、作業装置の損傷のおそれがない状態で、水田や農用資材の状態等に応じて、圃場面に対する農用資材の供給量を変更設定できるようにすることが要望されている。
【解決手段】原動部の動力が伝達される第一変速装置24と、第一変速装置24の変速状態を変更操作する変速操作具30と、が備えられ、変速操作具30が後進走行側に操作されると、第二変速装置45の動力が作業装置に伝達されないようにする制御装置63が備えられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
原動部の動力が伝達される第一変速装置が備えられ、
前記第一変速装置の動力は少なくとも走行伝動系に伝達され、
作業装置と、
作業伝動系の動力を変速して前記作業装置に伝達する第二変速装置と、
前記第一変速装置の変速状態を変更操作する変速操作具と、
前記変速操作具が前進走行側の操作域から後進走行側に操作されると、前記第二変速装置の動力が前記作業装置に伝達されないようにする制御装置と、が備えられている作業機。
続きを表示(約 49 文字)
【請求項2】
前記作業装置が、農用資材を圃場面に供給する請求項1に記載の作業機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、乗用型田植機や乗用型直播機等のように、苗や種子、肥料や薬剤等の農用資材を圃場面に供給する水田作業機等の作業機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
水田作業機の一例である乗用型田植機では、特許文献1に開示されているような構成を備えたものがある。特許文献1では、エンジン(原動部に相当)の動力が主変速装置に伝達され、その変速後の動力が分岐されて走行用の車輪及び苗植付装置(作業装置に相当)に伝達されている。
【0003】
これにより、機体の走行方向に沿って事前に設定された株間(供給量に相当)で、苗植付装置により苗が圃場面に植え付けられるのであり、主変速装置が操作されて機体の走行速度が変化しても、苗植付装置に伝達される動力も主変速装置にて変速された動力であるので、苗植付装置による株間は一定間隔に維持される。
【0004】
そして、主変速装置の動力が、ギヤ変速式の株間変速装置を通って苗植付装置に伝達されており、株間変速装置を変速操作することによって、苗植付装置による株間を変更することができるように構成されている。株間を変更することにより、圃場面に供給される苗の供給量が変更される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-70653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記従来構成において、主変速装置は変速後の動力を走行用の車輪に伝達するので、前進走行だけでなく後進走行にも対応するように、正転伝動状態と逆転伝動状態の両方の伝動状態がある。しかし、上記従来構成では、株間変速装置がギヤ変速式の変速装置であり、正転伝動状態だけでなく逆転伝動状態においても、そのまま作業装置に動力が伝達される。
【0007】
従来より、機体後進時には、作業装置への動力伝達を断続する作業クラッチを切り状態に切り換えて、逆転動力が伝達されないようにする等の対策を講じている。しかし、例えば、作業クラッチの切操作が遅れたり、誤作動するような場合には、逆転動力が作業装置に伝達され、適正な作動が行われず損傷のおそれがある。そして、損傷を防止するためには、作業装置側で逆転動力を規制するための特別な装置を備えておく必要があった。
【0008】
そこで、作業装置に特別な規制用の装置を備えなくても、作業装置の損傷のおそれがない状態で、圃場や農用資材の状態等に応じて、圃場面に対する農用資材の供給量を変更設定できるようにすることが要望されている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の作業機は、原動部の動力が伝達される第一変速装置が備えられ、前記第一変速装置の動力は少なくとも走行伝動系に伝達され、作業装置と、作業伝動系の動力を変速して前記作業装置に伝達する第二変速装置と、前記第一変速装置の変速状態を変更操作する変速操作具と、前記変速操作具が前進走行側の操作域から後進走行側に操作されると、前記第二変速装置の動力が前記作業装置に伝達されないようにする制御装置と、が備えられている。
また、本発明の水田作業機は、原動部の動力が伝達される第一変速装置と、機体の走行方向に沿って事前に設定された供給量で、農用資材を圃場面に供給する作業装置と、前記第一変速装置の動力を走行伝動系及び作業伝動系に分岐する分岐部と、前記走行伝動系の動力が伝達される走行用の車輪と、前記作業伝動系の動力を変速して前記作業装置に伝達する第二変速装置と、前記第一変速装置の変速状態を変更操作する変速操作具と、
前記変速操作具が後進走行側に操作されると、前記第二変速装置を中立状態に切り換える制御装置と、が備えられている。
また、本発明の水田作業機は、原動部の動力が伝達される第一変速装置と、機体の走行方向に沿って事前に設定された供給量で、農用資材を圃場面に供給する作業装置と、前記第一変速装置の動力を走行伝動系及び作業伝動系に分岐する分岐部と、前記走行伝動系の動力が伝達される走行用の車輪と、前記作業伝動系の動力を変速して前記作業装置に伝達する第二変速装置とが備えられ、前記第二変速装置に、前記作業伝動系の動力のうち正転動力が前記作業装置に伝達されることを許容し、且つ、逆転動力が前記作業装置に伝達されることを牽制する牽制機構が備えられている。
【0010】
本構成によれば、第一変速装置の作業伝動系の動力が第二変速装置を通って作業装置に伝達されるのであり、第二変速装置を操作することにより、第二変速装置の変速操作範囲内において圃場面に供給する農用資材の供給量を変更設定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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