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公開番号2024078484
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022190892
出願日2022-11-30
発明の名称液体吐出装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240604BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】移動機構を筐体から取り外すことなくヘッドが交換できる液体吐出装置を提供する。
【解決手段】 液体吐出装置は、筐体30と、液体を吐出するノズル13Aが開口するノズル面12を有するヘッド11と、筐体30に回動可能に支持されており、ヘッド11を移動する移動機構21と、ヘッド11と移動機構21とを連結する連結部61と、を備え、移動機構21は、ノズル面12が下方を向く第1位置と、ノズル面12が側方を向く第2位置と、に回動可能であり、連結部61は、第2位置の移動機構21において、ヘッド11を上方へ移動可能に支持する支持部材と、ヘッド11を移動機構21に固定する固定部材と、を有する。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
液体を吐出するノズルが開口するノズル面を有するヘッドと、
上記筐体に回動可能に支持されており、上記ヘッドを移動する移動機構と、
上記ヘッドと上記移動機構とを連結する連結部と、
を備え、
上記移動機構は、上記ノズル面が下方を向く第1位置と、上記ノズル面が側方を向く第2位置と、に回動可能であり、
上記連結部は、
上記第2位置の上記移動機構において、上記ヘッドを上方へ移動可能に支持する支持部材と、
上記ヘッドを上記移動機構に固定する固定部材と、を有する液体吐出装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
上記移動機構は、上記第1位置において上記筐体にネジ止めされており、当該ネジ止めが外されることにより、上記筐体に固定された軸周りに回動可能である請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
上記支持部材は、上記移動機構に固定されたロッドであり、
上記固定部材は、ネジである請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
上記ロッドは、雌ネジを有しており、
上記ヘッドは、貫通孔を有しており、
上記ネジは、上記貫通孔を通じて上記雌ネジに螺合される請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
上記ヘッドは、上記ロッドが進入するガイド部をさらに備える請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
上記第2位置において、上記ガイド部は、上記ヘッドの上側に位置している請求項5に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
上記ガイド部は、貫通孔の周縁に位置する請求項5に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
上記ガイド部は、
円筒形状の第1ガイド部と、
側壁の一部が開口する角筒形状の第2ガイド部を有する請求項5から7のいずれかに記載の液体吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
液体吐出装置には、インクジェット方式の画像記録装置がある。画像記録装置では、ヘッドのノズルから記録媒体へインクが噴出される。画像記録装置には、ヘッドの昇降機構を有するものがある。昇降機構は、例えば記録媒体に応じてヘッドを移動する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-019157号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
液体吐出装置において、メンテナンスなどのためにヘッドを交換することがある。ヘッドの交換において、昇降機構からヘッドが分離される。ヘッドの上方に昇降機構が位置していると、装置の上方からヘッドにアクセスするには、昇降機構を装置から取り外す必要がある。昇降機構を装置から取り外すと、再び昇降機構を装置に取り付けるときに位置決めを正確に行う必要がある。そのため、ヘッドの交換作業が煩雑となる。
【0005】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ヘッドを移動する移動機構を筐体から取り外すことなくヘッドが交換できる手段を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本発明に係る液体吐出装置は、筐体と、液体を吐出するノズルが開口するノズル面を有するヘッドと、上記筐体に回動可能に支持されており、上記ヘッドを移動する移動機構と、上記ヘッドと上記移動機構とを連結する連結部と、を備え、上記移動機構は、上記ノズル面が下方を向く第1位置と、上記ノズル面が側方を向く第2位置と、に回動可能であり、上記連結部は、上記第2位置の上記移動機構において、上記ヘッドを上方へ移動可能に支持する支持部材と、上記ヘッドを上記移動機構に固定する固定部材と、を有する。
【0007】
上記構成によれば、移動機構およびヘッドを第1位置から第2位置に移動させることにより、ノズル面が側方を向く。第2位置において、固定部材による固定と、支持部材による支持とを解除することで、ヘッドが移動機構から取り外し可能となる。したがって、移動機構を筐体から取り外すことなくヘッドが交換できる。
【0008】
(2) 好ましくは、上記移動機構は、上記第1位置において上記筐体にネジ止めされており、当該ネジ止めが外されることにより、上記筐体に固定された軸周りに回動可能である請求項1に記載の液体吐出装置である。
【0009】
上記構成によれば、移動機構が第1位置において筐体にネジ止めされているので、筐体に対する移動機構の意図しない回動を抑制できる。移動機構は、筐体に固定された軸周りに回動するので、第1位置と第2位置との間における回動によるずれを抑制できる。
【0010】
(3) 好ましくは、上記支持部材は、上記移動機構に固定されたロッドであり、上記固定部材は、ネジである請求項1に記載の液体吐出装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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