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公開番号2024078120
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190497
出願日2022-11-29
発明の名称圧力保持ユニット及び反転装置
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B29C 63/36 20060101AFI20240603BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】可撓性筒状体を用いた施工を安定させる。
【解決手段】圧力保持ユニット(11)は、可撓性筒状体(L1)が挿入される挿入部(24)が形成される圧力容器の内部に圧力流体を圧入して可撓性筒状体(L1)について内側が外側となるように反転させる反転装置に使用され、可撓性筒状体(L1)をガイドするガイド部材(5)と、ガイド部材(5)に設けられ、圧力容器の内部に圧入される圧力流体の圧力によって変形して可撓性筒状体(L1)に密着する圧力保持部材(8)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
可撓性筒状体が挿入される挿入部が形成される後端部と、前記可撓性筒状体の先端が固定される前端部と、を有する圧力容器の内部に圧力流体を圧入して前記可撓性筒状体について内側が外側となるように反転させる反転装置に使用される圧力保持ユニットであって、
前記挿入部に設けられ、前記挿入部に挿入される前記可撓性筒状体を前記前端部へガイドするガイド部材と、
前記ガイド部材に設けられ、前記可撓性筒状体の挿入方向に延伸するように形成されるとともに、前記反転装置によって前記圧力容器の内部に圧入される前記圧力流体の圧力によって変形して前記可撓性筒状体に密着する環状の圧力保持部材と、を備えることを特徴とする圧力保持ユニット。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記圧力保持部材の外側に配置される固定部材をさらに備え、
前記固定部材は、前記圧力保持部材が前記可撓性筒状体に密着する状態を維持するよう、前記圧力保持部材を固定することを特徴とする請求項1に記載の圧力保持ユニット。
【請求項3】
前記固定部材は、前記挿入方向に延伸するとともに、
前記圧力保持部材が前記挿入方向に延伸するよう、前記固定部材が前記圧力保持部材を固定することを特徴とする請求項2に記載の圧力保持ユニット。
【請求項4】
前記固定部材には、前記圧力保持部材を前記固定部材から露出させる露出部が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の圧力保持ユニット。
【請求項5】
前記固定部材は、前記挿入部の周囲に複数配置されていることを特徴とする請求項3に記載の圧力保持ユニット。
【請求項6】
前記挿入部が開放されている状態で前記圧力保持部材の内周の長さが前記可撓性筒状体の外周の長さ以下であるように、前記圧力保持部材が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力保持ユニット。
【請求項7】
可撓性筒状体が挿入される挿入部が形成される後端部と、前記可撓性筒状体の先端が固定される前端部と、を有する圧力容器と、
前記圧力容器の内部に圧力流体を圧入して前記可撓性筒状体について内側が外側となるように反転させる圧入ユニットと、
前記挿入部に設けられ、前記挿入部に挿入される前記可撓性筒状体を前記前端部へガイドするガイド部材と、
前記ガイド部材に設けられ、前記可撓性筒状体の挿入方向に延伸するように形成されるとともに、前記圧入ユニットによって前記圧力容器の内部に圧入される前記圧力流体の圧力によって変形して前記可撓性筒状体に密着する環状の圧力保持部材と、を備えることを特徴とする反転装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圧力保持ユニット及び反転装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、圧力容器の後端部に形成されるスリットから導入された可撓性筒状体の先端が、圧力容器の先端部に設けられる口金に環状に固定される裏返し装置が開示されている。上記裏返し装置は、可撓性筒状体の先端が口金に固定された状態で圧力容器内を加圧することにより、可撓性筒状体を内側が外側となるように裏返しながら口金から吐出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-38757号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の裏返し装置では、圧力容器の後端部に形成されるスリットから可撓性筒状体が導入される場合、スリットから圧縮空気が漏れる虞がある。このため、上記裏返し装置では、可撓性筒状体を裏返すために必要な内圧を圧力容器の内部に十分に確保することができず、可撓性筒状体を裏返すことができない場合があるという問題がある。本発明の一態様は、可撓性筒状体を用いた施工を安定させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る圧力保持ユニットは、可撓性筒状体が挿入される挿入部が形成される後端部と、前記可撓性筒状体の先端が固定される前端部と、を有する圧力容器の内部に圧力流体を圧入して前記可撓性筒状体について内側が外側となるように反転させる反転装置に使用される圧力保持ユニットであって、前記挿入部に設けられ、前記挿入部に挿入される前記可撓性筒状体を前記前端部へガイドするガイド部材と、前記ガイド部材に設けられ、前記可撓性筒状体の挿入方向に延伸するように形成されるとともに、前記反転装置によって前記圧力容器の内部に圧入される前記圧力流体の圧力によって変形して前記可撓性筒状体に密着する環状の圧力保持部材と、を備える。
【0006】
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る反転装置は、可撓性筒状体が挿入される挿入部が形成される後端部と、前記可撓性筒状体の先端が固定される前端部と、を有する圧力容器と、前記圧力容器の内部に圧力流体を圧入して前記可撓性筒状体について内側が外側となるように反転させる圧入ユニットと、前記挿入部に設けられ、前記挿入部に挿入される前記可撓性筒状体を前記前端部へガイドするガイド部材と、前記ガイド部材に設けられ、前記可撓性筒状体の挿入方向に延伸するように形成されるとともに、前記圧入ユニットによって前記圧力容器の内部に圧入される前記圧力流体の圧力によって変形して前記可撓性筒状体に密着する環状の圧力保持部材と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、可撓性筒状体を用いた施工を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1に係る反転装置の構成を示す断面図である。
図1に示す点線A1で囲まれる部分を拡大した拡大図である。
図1に示すB1-B1線矢視断面図である。
図1に示す反転装置が備える圧力保持ユニットの構成を示す斜視図である。
図4に示す圧力保持ユニットが備える圧力保持部材の内周の長さを説明するための斜視図である。
本発明の実施形態2に係る反転装置が備える圧力保持ユニットの構成を示す斜視図である。
本発明の実施形態3に係る反転装置が備える圧力保持ユニットの構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
<反転装置1の構成>
図1は、本発明の実施形態1に係る反転装置1の構成を示す断面図である。図2は、図1に示す点線A1で囲まれる部分を拡大した拡大図である。図3は、図1に示すB1-B1線矢視断面図である。図1及び図2において、圧力容器2に形成される挿入部24に可撓性筒状体L1が挿入される挿入方向をX軸方向、反転装置1が設置される設置面S1に直交する方向をZ軸方向、X軸方向及びZ軸方向の両方の方向に直交する方向をY軸方向とする。X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は互いに直交する方向である。
【0010】
図1に示すように、反転装置1は、圧力容器2と、圧入ユニット3と、チューブ4と、圧力保持ユニット11と、を備える。反転装置1は、圧力容器2の内部に圧力流体を圧入して可撓性筒状体L1について内側が外側となるように反転させる装置である。なお、反転装置1は、圧力保持ユニット11を備えなくてもよい。つまり、圧力保持ユニット11については、反転装置1が備えるものではなく、反転装置1とは別体のものとして捉えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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