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公開番号
2024077793
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-10
出願番号
2022189952
出願日
2022-11-29
発明の名称
栄養塩添加装置
出願人
光洋通商株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01G
33/02 20060101AFI20240603BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】栄養塩の養殖海苔への作用を従来よりも向上させることが可能な栄養塩添加装置を提供する。
【解決手段】栄養塩を希釈して希釈栄養塩を生成する希釈部と、希釈栄養塩を送出する送出部と、該送出部から送り込まれた希釈栄養塩を所定の水域に吐出する吐出部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
栄養塩を希釈して希釈栄養塩を生成する希釈部と、
前記希釈栄養塩を送出する送出部と、
該送出部から送り込まれた前記希釈栄養塩を所定の水域に吐出する吐出部と
を備える栄養塩添加装置。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記希釈部は、前記水域から水を取り込むことによって前記栄養塩を希釈する請求項1に記載の栄養塩添加装置。
【請求項3】
前記吐出部は、前記水域に複数設けられ、
前記送出部は、前記水域の状態に応じて前記吐出部を選択する請求項1又は2に記載の栄養塩添加装置。
【請求項4】
前記状態は、前記水域における潮流方向である請求3に記載の栄養塩添加装置。
【請求項5】
外部との通信が自在な通信部をさらに備え、
前記送出部は、前記通信部が受信した吐出指令に基づいて前記希釈栄養塩を送出する請求項1又は2に記載の栄養塩添加装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、栄養塩添加装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
下記非特許文献1には、有明海の海苔養殖水域における栄養塩の添加状況が報告されている。この養塩の添加は、養殖中における海苔の色落ち(退色)を抑制するために、塩安や窒化リン等の栄養塩を表層浮動法を用いて海苔養殖水域に供給するものである。表層浮動法は、栄養塩が収納された容器を海苔網の周りに浮かせた状態で吊り下げ、栄養塩を徐々に海中に溶出させるものである。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
川村嘉応、久野勝利、横尾一成(2011)、「佐賀県有明海で実施されている栄養塩添加の現状」、佐有水研報、25(81-87)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した表層浮動法では、極めて高濃度の栄養塩が容器から海中に溶出するために、栄養塩の添加効果が限定的にである。すなわち、高濃度の栄養塩は、比重が比較的大きいために、海水中に溶出した際に海苔網に作用することなく海底に沈む傾向がある。このために、栄養塩の海苔網(養殖海苔)への作用が抑制され、海苔の色落ち(退色)を抑制する効果が限定的となる。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、栄養塩の養殖海苔への作用を従来よりも向上させることが可能な栄養塩添加装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では、栄養塩添加装置に係る第1の解決手段として、栄養塩を希釈して希釈栄養塩を生成する希釈部と、前記希釈栄養塩を送出する送出部と、該送出部から送り込まれた前記希釈栄養塩を所定の水域に吐出する吐出部とを備える、という手段を採用する。
【0007】
本発明では、栄養塩添加装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記希釈部は、前記水域から水を取り込むことによって前記栄養塩を希釈する、という手段を採用する。
【0008】
本発明では、栄養塩添加装置に係る第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記吐出部は、前記水域に複数設けられ、前記送出部は、前記水域の状態に応じて前記吐出部を選択する、という手段を採用する。
【0009】
本発明では、栄養塩添加装置に係る第4の解決手段として、上記第3の解決手段において、前記状態は、前記水域における潮流方向である、という手段を採用する。
【0010】
本発明では、栄養塩添加装置に係る第5の解決手段として、上記第1~第4のいずれかの解決手段において、外部との通信が自在な通信部をさらに備え、前記送出部は、前記通信部が受信した吐出指令に基づいて前記希釈栄養塩を送出する、という手段を採用する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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