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公開番号2024077147
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022189021
出願日2022-11-28
発明の名称鞍乗型車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B62K 19/30 20060101AFI20240531BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】スイングアームの外側にハーネスを配索しつつ良好な配索状態を得ることができる鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】アーム部(13)を軸支する揺動軸(12)を有する鞍乗型車両(1)において、揺動軸(12)は、アーム部(13)の上方に位置し、揺動軸(12)より後方の位置に後方電装品(14)が配設され、後方電装品(14)と、揺動軸(12)より前方に配設される前方電装品(B)とをつなぐハーネス(50)を備える。車体平面視にて、ハーネス(50)の少なくとも一部が、アーム部(13)の車幅方向内側寄りの位置で揺動軸(12)と重なる。ハーネス(50)を、後方から前方に向け、揺動軸(12)の下方から上方へと伸びる上り部(51)、揺動軸(12)より上方に位置する頂点部(52)、揺動軸(12)の上方から下方へと伸びる下り部(53)の順に配策する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車体フレーム(F)と、後輪(WR)を軸支するアーム部(13)と、該アーム部(13)を前記車体フレーム(F)に対して上下揺動可能に軸支する揺動軸(12)とを有する鞍乗型車両(1)において、
前記揺動軸(12)は、前記アーム部(13)の上方に位置し、
前記揺動軸(12)より後方の位置に少なくとも1つの後方電装品(14)が配設され、
前記後方電装品(14)と、前記揺動軸(12)より前方に配設される前方電装品(B)とをつなぐハーネス(50)を備え、
車体平面視にて、前記ハーネス(50)の少なくとも一部が、前記アーム部(13)の車幅方向内側寄りの位置で前記揺動軸(12)と重なり、
前記ハーネス(50)は、後方から前方に向け、前記揺動軸(12)の下方から上方へと伸びる上り部(51)、前記揺動軸(12)より上方に位置する頂点部(52)、前記揺動軸(12)の上方から下方へと伸びる下り部(53)の順に配策されることを特徴とする鞍乗型車両。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
エアクリーナボックス(17)からエンジン(E)へ空気を送る吸気通路(19)を備え、
上方から下方に向け、前記吸気通路(19)の上端部(19a)、前記頂点部(52)、前記揺動軸(12)の順に並ぶことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記上り部(51)の少なくとも一部は、前記エアクリーナボックス(17)に固定され、
前記頂点部(52)の少なくとも一部は、前記吸気通路(19)に固定され、
前記下り部(53)の少なくとも一部は、前記エンジン(E)のカバー部材(33)に固定されることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記ハーネス(50)の少なくとも一部を覆う保護部材(60)を備え、
前記保護部材(60)は、車体側面視で、前記揺動軸(12)と重ならない位置に設けられることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記保護部材(60)は、前記アーム部(13)の上部に取り付けられ、
車幅方向内側から外側に向け、前記保護部材(60)、前記ハーネス(50)、前記エアクリーナボックス(17)の下方延出部(17a)の順に並ぶことを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に係り、特に、車体フレームの後部に、上下揺動可能なスイングアームを軸支する鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車体フレームの後部に上下揺動可能に軸支されると共に、その後端部に後輪を回転自在に軸支するスイングアームを備えた鞍乗型車両が知られている。
【0003】
特許文献1には、スクータ型の鞍乗型車両において、車体側に連なるハーネスをスイングアームの内部に配索するようにした鞍乗型車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-074881号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の構成では、スイングアームの内部にハーネスを配索するため、構造が複雑となり、ハーネスの組み付けやメンテナンスに時間がかかるという課題があった。一方、スイングアームの外部にハーネスを配索する場合、スイングアームの揺動軸との接触を避けたり、ハーネスを砂埃などから保護するための部材を追加で設ける必要があり、ハーネスの配索構造には依然として工夫の余地があった。
【0006】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、スイングアームの外部にハーネスを配索しつつ良好な配索状態を得ることができる鞍乗型車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明は、車体フレーム(F)と、後輪(WR)を軸支するアーム部(13)と、該アーム部(13)を前記車体フレーム(F)に対して上下揺動可能に軸支する揺動軸(12)とを有する鞍乗型車両(1)において、前記揺動軸(12)は、前記アーム部(13)の上方に位置し、前記揺動軸(12)より後方の位置に少なくとも1つの後方電装品(14)が配設され、前記後方電装品(14)と、前記揺動軸(12)より前方に配設される前方電装品(B)とをつなぐハーネス(50)を備え、車体平面視にて、前記ハーネス(50)の少なくとも一部が、前記アーム部(13)の車幅方向内側寄りの位置で前記揺動軸(12)と重なり、前記ハーネス(50)は、後方から前方に向け、前記揺動軸(12)の下方から上方へと伸びる上り部(51)、前記揺動軸(12)より上方に位置する頂点部(52)、前記揺動軸(12)の上方から下方へと伸びる下り部(53)の順に配策される点に第1の特徴がある。
【0008】
また、エアクリーナボックス(17)からエンジン(E)へ空気を送る吸気通路(19)を備え、上方から下方に向け、前記吸気通路(19)の上端部(19a)、前記頂点部(52)、前記揺動軸(12)の順に並ぶ点に第2の特徴がある。
【0009】
また、前記上り部(51)の少なくとも一部は、前記エアクリーナボックス(17)に固定され、前記頂点部(52)の少なくとも一部は、前記吸気通路(19)に固定され、前記下り部(53)の少なくとも一部は、前記エンジン(E)のカバー部材(33)に固定される点に第3の特徴がある。
【0010】
また、前記ハーネス(50)の少なくとも一部を覆う保護部材(60)を備え、前記保護部材(60)は、車体側面視で、前記揺動軸(12)と重ならない位置に設けられる点に第4の特徴がある。
(【0011】以降は省略されています)

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