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公開番号2023141278
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-05
出願番号2022047511
出願日2022-03-23
発明の名称車両構造
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類B62D 25/02 20060101AFI20230928BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ボディー部材とパネル部材とで囲まれる中空部に浸入した電着塗料を速やかに排出できる車両構造を提供する。
【解決手段】ボディー部材との間に中空部6を形成するパネル部材3を備え、前記パネル部材を構成するアッパパネル4とロアパネル5とが重複した重複部30を備える車両構造である。前記重複部において、前記アッパパネルと前記ロアパネルとの隙間によって構成され、前記上下方向に延びる前記中空部内の電着塗料を排出するための排出路7を備える。前記排出路は、前記中空部に開口する上方開口部71と、前記アッパパネルの下端において前記パネル部材の外部空間に開口する下方開口部72とを備え、前記上方開口部の幅は、前記下方開口部の幅よりも広く、前記上方開口部における板間距離t1は、前記下方開口部における板間距離t2よりも大きい。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ボディー部材と、
前記ボディー部材との間に中空部を形成するように前記ボディー部材に取り付けられたパネル部材とを備え、
前記パネル部材は、車両の上下方向に並ぶアッパパネルとロアパネルとを備え、
前記アッパパネルと前記ロアパネルとは、前記ロアパネルの上端部を前記アッパパネルの下端部の前記中空部側に重ねた状態で接合した重複部を備える車両構造であって、
前記重複部において、前記アッパパネルと前記ロアパネルとの隙間によって構成され、前記上下方向に延びる前記中空部内の電着塗料を排出するための排出路を備え、
前記排出路は、前記中空部に開口する上方開口部と、前記アッパパネルの下端において前記パネル部材の外部空間に開口する下方開口部とを備え、
前記上方開口部の幅は、前記下方開口部の幅よりも広く、
前記上方開口部における板間距離は、前記下方開口部における板間距離よりも大きい、
車両構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ボディー部材との間に中空部を形成するようにボディー部材に取り付けられたパネル部材を備える車両構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
車両構造は、ボディー部材との間に中空部を形成するようにボディー部材に取り付けられたパネル部材を備える。パネル部材は、上下方向に並ぶアッパパネルとロアパネルとを備える場合がある。そのようなパネル部材として、例えば特許文献1は、リヤクォータパネルを開示する。リヤクォータパネルは、車両のバックドアの開口部における側方の枠部を構成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-90805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
パネル部材を含む車両のフレームは、電着塗装される。電着塗装において、フレームは電着塗料の漕に浸漬される。このとき、ボディー部材とパネル部材との中空部にも電着塗料が浸入する。フレームが電着塗料の漕から上がったときに、中空部に電着塗料が残存する恐れがある。
【0005】
本発明の目的の一つは、ボディー部材とパネル部材とで囲まれる中空部に浸入した電着塗料を速やかに排出できる車両構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ボディー部材とパネル部材との間に形成される中空部から電着塗料を排出し易くするには、アッパパネルとロアパネルとが重ねられる重複部において、アッパパネルとロアパネルとの隙間によって構成される排出路を形成する。排出路は、中空部に開口する上方開口部と、アッパパネルの下端においてパネル部材の外部空間に開口する下方開口部とを備える。下方開口部を大きくすれば、中空部からの電着塗料の排出が促進される。しかし、電着塗装後に、パネルのつなぎ目を封止するシーラーを塗布する作業において、大きな下方開口部をシールすることが難しくなる。このような知見に鑑み、本発明者は以下に示す車両構造を完成させた。
【0007】
本発明の一態様に係る車両構造は、
ボディー部材と、
前記ボディー部材との間に中空部を形成するように前記ボディー部材に取り付けられたパネル部材とを備え、
前記パネル部材は、車両の上下方向に並ぶアッパパネルとロアパネルとを備え、
前記アッパパネルと前記ロアパネルとは、前記ロアパネルの上端部を前記アッパパネルの下端部の前記中空部側に重ねた状態で接合した重複部を備える車両構造であって、
前記重複部において、前記アッパパネルと前記ロアパネルとの隙間によって構成され、前記上下方向に延びる前記中空部内の電着塗料を排出するための排出路を備え、
前記排出路は、前記中空部に開口する上方開口部と、前記アッパパネルの下端において前記パネル部材の外部空間に開口する下方開口部とを備え、
前記上方開口部の幅は、前記下方開口部の幅よりも広く、
前記上方開口部における板間距離は、前記下方開口部における板間距離よりも大きい。
ここで、板間距離とは、アッパパネルとロアパネルとの間の離隔距離である。
【発明の効果】
【0008】
実施形態に係る車両構造は、中空部の電着塗料を排出するための排出路を備える。その排出路の上方開口部は、下方開口部よりも大きな開口面積を有する上方開口部を有する。大きな上方開口部は、中空部に浸入した電着塗料を効果的に排出路に導く。そのため、電着塗装において中空部に浸入した電着塗料が排出路から排出され易い。しかも、下方開口部の近傍に液溜まりや液垂れが生じ難い。また、小さな下方開口部は、シーラーによる下方開口部の封止を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、バックドアを備える車両におけるバックドア開口部の側方のフレームを示す概略図である。
図2は、図1に示されるパネル部材におけるアッパパネルとロアパネルとが重複する部分の拡大図である。
図3は、図2に示される車両構造からアッパパネルを取り除いた状態を示す概略図である。
図4は、図2に示される車両構造を斜め下方から見た概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の車両構造の実施形態の一例を図面に基づいて説明する。図中の同一符号は同一又は相当部分を示す。各図面が示す部材の大きさは、説明を明確にする目的で表現されており、必ずしも実際の寸法を表すものではない。なお、本発明は以下の例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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