TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024074681
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-31
出願番号2022186000
出願日2022-11-21
発明の名称人力駆動車用の軸部材、人力駆動車用のハブ、人力駆動車用の車輪軸、および、人力駆動車用の検出装置
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B60B 27/00 20060101AFI20240524BHJP(車両一般)
要約【課題】歪みゲージが歪みを好適に検出できるように、歪みゲージを取り付け可能とした、人力駆動車用の軸部材、人力駆動車用の車輪軸、人力駆動車用のハブ、および、人力駆動車用の検出装置を提供する。
【解決手段】人力駆動車用の軸部材は、前記人力駆動車の車体に対して回転しないように、前記車体に取り付け可能に構成され、複数の歪みゲージを配置可能な配置面を備え、前記配置面は、前記複数の歪みゲージのうちの1つ以上を配置可能に構成される複数の配置部を含み、前記複数の配置部は、前記軸部材の周方向において、前記配置面のうちのそれぞれ異なる位置に設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車用の軸部材であって、
前記人力駆動車の車体に対して回転しないように、前記車体に取り付け可能に構成され、
複数の歪みゲージを配置可能な配置面を備え、
前記配置面は、前記複数の歪みゲージのうちの1つ以上を配置可能に構成される複数の配置部を含み、
前記複数の配置部は、前記軸部材の周方向において、前記配置面のうちのそれぞれ異なる位置に設けられる、軸部材。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記複数の配置部のそれぞれは、平面部を含む、請求項1に記載の軸部材。
【請求項3】
前記複数の配置部のそれぞれは、凹部を含む、請求項2に記載の軸部材。
【請求項4】
前記複数の配置部のうちの少なくとも1つは、前記複数の歪みゲージのうちの少なくとも2つを、前記軸部材の軸方向に並んで配置可能に構成される、請求項1に記載の軸部材。
【請求項5】
前記複数の配置部のうちの2つは、前記軸部材の周方向における位相が90度異なる位置に設けられる、請求項1に記載の軸部材。
【請求項6】
前記複数の配置部のうちの2つは、前記軸部材のうちの周方向における位相が180度異なる位置に設けられる、請求項1に記載の軸部材。
【請求項7】
前記複数の配置部のうちの前記2つは、実質的に等しい形状を有する、請求項6に記載の軸部材。
【請求項8】
前記複数の配置部は、4つの配置部を含み、
前記配置面の前記4つの配置部は、前記軸部材の中心軸心と平行、かつ、前記軸部材の周方向に等間隔に設けられ、
前記複数の配置部のうちの前記軸部材の周方向における位相が180度異なる2つに配置される前記複数の歪みゲージのそれぞれは、互いにブリッジ接続される、請求項1に記載の軸部材。
【請求項9】
前記軸部材の軸方向における第1端部および第2端部をさらに備え、
前記配置面には、前記複数の歪みゲージと接続される複数の電気配線を配置可能な少なくとも1つの配線溝が設けられ、
前記少なくとも1つの配線溝は、前記複数の配置部のうちの少なくとも1つと、前記第1端部および前記第2端部の少なくとも1つと、の間に位置する、請求項1に記載の軸部材。
【請求項10】
前記少なくとも1つの配線溝は、前記複数の配置部の全てと、前記第1端部および前記第2端部の少なくとも1つとの間に位置する、請求項9に記載の軸部材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用の軸部材、人力駆動車用のハブ、人力駆動車用の車輪軸、および、人力駆動車用の検出装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示される人力駆動車では、車輪軸に歪みゲージが取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
カナダ国特許出願公開第2426109号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の1つは、歪みゲージが歪みを好適に検出できるように、歪みゲージを取り付け可能とした、人力駆動車用の軸部材、人力駆動車用の車輪軸、人力駆動車用のハブ、および、人力駆動車用の検出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従う軸部材は、人力駆動車用の軸部材であって、前記人力駆動車の車体に対して回転しないように、前記車体に取り付け可能に構成され、複数の歪みゲージを配置可能な配置面を備え、前記配置面は、前記複数の歪みゲージのうちの1つ以上を配置可能に構成される複数の配置部を含み、前記複数の配置部は、前記軸部材の周方向において、前記配置面のうちのそれぞれ異なる位置に設けられる。
第1側面の軸部材によれば、複数の配置部が、軸部材の周方向において、配置面のうちのそれぞれ異なる位置に設けられるため、各配置部のそれぞれに設けられる複数の歪みゲージが軸部材の周方向の異なる位置における歪みを検出できる。したがって、軸部材は、歪みゲージが歪みを好適に検出できるように、歪みゲージを取り付けできる。
【0006】
本開示の第1側面に従う第2側面の軸部材において、前記複数の配置部のそれぞれは、平面部を含む。
第2側面の軸部材によれば、複数の配置部のそれぞれは、平面部を含むため、軸部材は、歪ゲージを安定して配置面に取り付けできる。
【0007】
本開示の第1または2側面に従う第3側面の軸部材において、前記複数の配置部のそれぞれは、凹部を含む。
第3側面の軸部材によれば、複数の配置部のそれぞれは、凹部を含むため、歪ゲージが凹部から突出しにくい。したがって、軸部材は、歪ゲージを安定して配置面に取り付けできる。
【0008】
本開示の第1から第3側面のいずれか1つに従う第4側面の軸部材において、前記複数の配置部のうちの少なくとも1つは、前記複数の歪みゲージのうちの少なくとも2つを、前記軸部材の軸方向に並んで配置可能に構成される。
第4側面の軸部材によれば、複数の配置部のうちの少なくとも1つは、複数の歪みゲージのうちの少なくとも2つを、軸部材の軸方向に並んで配置できるため、軸部材の歪みの検出精度を向上できる。
【0009】
本開示の第1から第4側面のいずれか1つに従う第5側面の軸部材において、前記複数の配置部のうちの2つは、前記軸部材の周方向における位相が90度異なる位置に設けられる。
第5側面の軸部材によれば、複数の配置部のうちの2つは、軸部材の周方向における位相が90度異なる位置に設けられるため、歪みゲージが軸部材の周方向における位相が90度異なる位置の歪みを検出できる。
【0010】
本開示の第1から第5側面のいずれか1つに従う第6側面の軸部材において、前記複数の配置部のうちの2つは、前記軸部材のうちの周方向における位相が180度異なる位置に設けられる。
第6側面の軸部材によれば、複数の配置部のうちの2つは、軸部材のうちの周方向における位相が180度異なる位置に設けられるため、歪みゲージが軸部材のうちの周方向における位相が180度異なる位置の歪みを検出できる。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
スーパーEV
3か月前
個人
設置部材
1か月前
個人
骨組み型熱交換器
2か月前
個人
車内雨傘載置収納具
1か月前
個人
自動車暴走抑制装置
2か月前
個人
荷台雨除け装置
6日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
4か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
個人
キャンピングトレーラー
21日前
株式会社タイヨー産業
補助枕
1か月前
東レ株式会社
フロントグリル
2か月前
株式会社豊田自動織機
電動車両
12日前
日本精機株式会社
表示システム
1か月前
個人
断熱構造体とその製造方法
4か月前
個人
全自動解除式シートベルト
11日前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
今日
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
4か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
オクト産業株式会社
自動車
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
4か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
4か月前
株式会社SUBARU
車両
4か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
26日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
続きを見る