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公開番号2024073064
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-29
出願番号2022184059
出願日2022-11-17
発明の名称木製バット加工装置及び木製バットの加工方法
出願人株式会社オーゾネ
代理人弁理士法人Vesta国際特許事務所
主分類B27C 7/06 20060101AFI20240522BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約【課題】木製バットの先端部のくり抜き作業の容易化と、安全性の向上を図ることができること。
【解決手段】木製バット加工装置Pは、木製バットWBのグリップエンドGEを回転自在に支持し、木製バットWBを回転させる回転部10と、木製バットWBのグリップエンドGE側とは反対側の先端部を切削具25の直線運動の出力で切削する切削部20と、回転部10と切削部20との間に配設し、木製バットWBを回転自在に支持する支持部30とを具備し、木製バットWBを回転部10と切削部20の間で回転部10及び支持部30によって水平に支持し、回転部10によって木製バットWBを回転させた状態で切削部20の切削具25の水平の直線運動によって木製バットWBの先端部をくり抜き切削するものである。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
木製バットのグリップエンドを回転自在に支持し、前記木製バットを回転させる回転部と、
前記木製バットの前記グリップエンド側とは反対側の先端部を切削具の水平な直線運動で切削する切削部と、
前記回転部と前記切削部との間に配設し、前記木製バットを回転自在に支持する支持部と、
を具備し、
前記木製バットを前記回転部と前記切削部の間で前記回転部及び前記支持部によって水平に支持し、前記回転部によって前記木製バットを回転させた状態で、前記切削部の前記切削具の水平な直線運動によって前記木製バットの前記先端部をくり抜き切削することを特徴とする木製バット加工装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記切削部の前記切削具は、先端に向かって縮径した形状であることを特徴とする請求項1に記載の木製バット加工装置。
【請求項3】
前記切削部の前記切削具は、軸心の先端に設けた穴あけ芯と、前記軸心に対し対称に形成され穴の底面側を切削していく径方向の1対の底さらい刃部と、互いに所定の間隔で前記軸心に対して対称に配置され、前記穴の外周面側を切削していく周方向の1対の外周切り欠き刃部とを有することを特徴とする請求項1に記載の木製バット加工装置。
【請求項4】
前記切削部の前記切削具の各前記外周切り欠き刃部は、前記穴あけ芯側に向かって径方向に縮小した形状であることを特徴とする請求項3に記載の木製バット加工装置。
【請求項5】
前記支持部は、回転自在な複数のローラー間に前記木製バットを回転自在に挟持するものであることを特徴とする請求項1に記載の木製バット加工装置。
【請求項6】
前記木製バットを水平に支持して回転させた状態で前記木製バットのヘッド側の先端部を切削具の水平な直線運動で切削することを特徴とする木製バットの加工方法。
【請求項7】
前記木製バットを水平に支持して回転させた状態で、更に、前記木製バットのグリップの面に研磨材を当てることにより前記グリップを研磨することを特徴とする請求項6に記載の木製バットの加工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、木製バットの先端部をくり抜き加工するための木製バット加工装置及び木製バットの加工方法であって、特に、木製バットの先端部のくり抜き作業の容易化と、安全性の向上を図ることができる木製バット加工装置及び木製バットの加工方法に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
野球の木製バットの重さを軽く感じさせ振りぬき技術を向上させる方法として、特許文献1に示すように、木製バットの先端部をくり抜いて軽量化することで重心をグリップ側(手元側)に寄せることが知られている。
そして、従来、木製バットの先端部のくり抜き加工は、木製バットのヘッド側が上にくるようにその長さ方向を縦向きにし、木製バットのヘッドの先端に対して、木製バットの長さ方向の垂直線上でドリルの回転運動及び直線運動の出力により切削を行うボール盤加工で行われていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭52-098563号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、木製バットを縦向きにして木製バットの長さ方向の垂直線上でドリルの回転運動及び直線運動の出力により切削を行うものでは、木製バットに垂直荷重が掛かることにより、荷重加減、速度調節等が難しいことで、ドリルの操作において荷重が掛かり過ぎて深く切削しすぎたり位置ずれが生じやすかったりし、精密な加工には極度の熟練を要するという問題点があった。更に、木製バットに荷重が掛かりやすいうえ、ドリルを回転させて切削を行うものであるから、慣れた作業者であっても、加工操作の安全性の面では非常に神経を使わなければならないものでもあった。
【0005】
そこで、本発明は、木製バットの先端部のくり抜き作業の容易化と、安全性の向上を図ることができる木製バット加工装置及び木製バットの加工方法の提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明の木製バット加工装置は、木製バットのグリップエンドを回転自在に支持する回転部と前記木製バットの前記グリップエンド側とは反対側の先端部を切削する切削部との間で前記木製バットを前記回転部及び支持部によって水平に支持し、前記回転部によって前記木製バットを回転させた状態で前記切削部の切削具の水平な直線運動の出力によって前記木製バットの前記先端部をくり抜き切削するものである。
【0007】
上記回転部は、横向きにした木製バットのグリップエンドを掴むチャック及び回転運動を与える回転主軸等から構成され、木製バットのグリップエンドをチャックで掴んで回転主軸に固定することにより、木製バットのグリップエンドを回転自在に支持し、また、回転主軸及びチャックを介して、横向きの木製バットに回転運動を与えるものである。
【0008】
上記切削部は、前記回転部と対向して設置され、横向きにした木製バットに対し、そのヘッド側の先端部に切削具を押し当て切削具の水平な直線運動の出力で、回転している木製バットのヘッド側の先端部のくり抜き切削を行うものである。上記切削具としては、木製バットの先端部を椀状にくり抜くことができるものであればよく、例えば、所謂、皿ぐり、皿モミ用の切削具を用いてもよいし、穴あけ芯、底さらい刃及外周切り欠き刃を備えたフォスナービット形式の穴止まり加工用のものを使用してもよい。
【0009】
上記支持部は、前記回転部と前記切削部との間に配設し、前記木製バットを回転自在に支持するものであり、例えば、回転自在なローラー間で挟持することにより回転する木製バットに対し少ない摩擦で支持できる。
【0010】
請求項2の発明の木製バット加工装置の前記切削部の前記切削具は、先端に向かって縮径した形状からなるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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