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公開番号2024018476
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-08
出願番号2022121840
出願日2022-07-29
発明の名称作業機
出願人工機ホールディングス株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類B27C 1/10 20060101AFI20240201BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約【課題】作業機の操作性を向上させる。
【解決手段】電動かんな1は、電源部4と、電源部4から供給される電力によって駆動される電動モータ6と、電動モータ6の駆動力によって回転するカッタブロック8と、カッタブロック8を支持するリアベース3と、リアベース3に対して上下動可能なフロントベース33aと、作業者によって操作され、フロントベース33aを上下動させる昇降機構15と、を有する。昇降機構15は、フロントベース33aを上下動させる際の操作荷重を調整可能な調整機構16を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
モータと、
前記モータの駆動力によって回転するカッタブロックと、
前記カッタブロックを支持するリアベースと、
前記リアベースに対して上下動可能なフロントベースと、
作業者によって操作され、前記フロントベースを上下動させる昇降機構と、
を有し、
前記昇降機構は、前記フロントベースを上下動させる際の操作荷重を調整可能な調整機構を備える、作業機。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記昇降機構は、前記フロントベースと係合する回転部を有し、
前記調整機構は、前記回転部に生じる摩擦力を調整可能な機構である、請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記モータと前記カッタブロックとを収容するハウジングを有し、
前記回転部は、前記ハウジングと摺動し、
前記摩擦力は、前記回転部と前記ハウジングとの摺動によって発生する、請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記ハウジングは、前記回転部と前記ハウジングとが摺動する部分に介在される介在部材を含む、請求項3に記載の作業機。
【請求項5】
前記調整機構は、前記回転部の径方向に延在する操作部を含む、請求項3に記載の作業機。
【請求項6】
前記昇降機構は、前記回転部の軸方向に延びるノブを含む、請求項2に記載の作業機。
【請求項7】
前記調整機構は、前記回転部に設けられたスペーサ部材と、前記スペーサ部材と前記ハウジングとの間に挟持される弾性体と、を含む、請求項5に記載の作業機。
【請求項8】
前記弾性体は、ばね部材であり、
前記操作部によって前記ばね部材の圧縮量を調整することで、前記摩擦力の大きさを変化させる、請求項7に記載の作業機。
【請求項9】
前記調整機構は、前記ハウジングの外部に配置される、請求項3に記載の作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
作業機の一例として、電動モータを駆動源とし、木材の表面仕上げや寸法調整等に用いられる電動かんなが知られている。
【0003】
上述のような電動かんなとして、例えば、特許文献1には、刃物による被削材への切込み深さを調整する切込み深さ調整機構を備えた電動かんなが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-113393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の特許文献1に記載された電動かんなは、フロントベースを昇降させることで被削材への切込み深さを変更することが可能な構造となっている。切込み深さを変更する際のノブの操作荷重は、その荷重の大きさによっては作業に支障を来たす恐れがある。例えば、ノブの操作荷重が軽すぎると微調整が難しく、操作荷重が重すぎると調整に力が多く必要となり疲れやすくなってしまう。またノブは作業時における補助的なハンドルの役割も担っており、作業者はノブを作業中に操作し、切込み深さを調整しながら作業を行うことも可能である。このとき、ノブの操作荷重が軽すぎると作業機本体を操作するときにノブが簡単に動いてしまい、意図せず切込み深さが変更されてしまう恐れがある。また、ノブの操作荷重が重過ぎると作業中における切込み深さの変更が困難になる。以上により、従来の作業機においては操作性の点で改善の余地がある。
【0006】
本発明の目的は、操作性を向上させた作業機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の作業機は、モータと、前記モータの駆動力によって回転するカッタブロックと、前記カッタブロックを支持するリアベースと、前記リアベースに対して上下動可能なフロントベースと、作業者によって操作され、前記フロントベースを上下動させる昇降機構と、を有し、前記昇降機構は、前記フロントベースを上下動させる際の操作荷重を調整可能な調整機構を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、作業機の操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態の作業機の構造を示す外観側面図である。
図1の作業機の内部構造を示す断面図である。
図1のA-A線に沿って切断した構造を示す断面図である。
図1の作業機においてノブの操作荷重を小に調整した状態を示す部分断面図である。
図1の作業機においてノブの操作荷重を大に調整した状態を示す部分断面図である。
図1の作業機においてノブの操作荷重が小に調整された状態を示す部分断面図である。
図1の作業機においてスペーサ部材のねじ部材を緩めてスペーサ部材を下降させる状態を示す部分断面図である。
図1の作業機においてスペーサ部材を下降させて弾性体を圧縮させた状態を示す部分断面図である。
図1の作業機においてノブを回転させて下降させる状態を示す部分断面図である。
図1の作業機においてノブを所定位置まで下降させてノブとナット部材とスペーサ部材と回転軸とを一体化させた状態を示す部分断面図である。
本発明の変形例の作業機の構造を示す図であり、(a)は部分外観側面図、(b)は(a)の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施の形態の作業機について図面を参照しながら説明する。本実施の形態では、作業機の一例として、電動かんな1を取り上げて説明する。図1~図3に示されるように、電動かんな1は、ハウジング2と、リアベース3と、電源部4と、制御ユニット5と、電動モータ(モータ)6と、ファン7と、刃物8aが取り付けられたカッタブロック8と、ノブ9と、ハンドル10とを有する。電動かんな1は、電源部4から供給される電力によって電動モータ6が駆動し、電動モータ6の駆動力によってカッタブロック8が回転することで被削材を切削加工することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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