TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2023107709
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-03
出願番号2022019106
出願日2022-01-24
発明の名称工具
出願人NKE株式会社
代理人
主分類B27C 5/10 20060101AFI20230727BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約【課題】 従来の工具ではトリマーを直線上に動かすことはできるが、この工具でもってトリマーを曲線上に動かすことはできない。そこで、本発明は一つの工具でトリマーを直線、曲線と自由に動かせる工具を提供する。
【解決手段】 この発明の工具は、基台に第1の円板を設け、上記基台上に固定されたスケールを設け、このスケールに上記第1の円板を接触させる接触板を形成し、上記スケールに一定間隔を置いて設けられると共に、上記接触板に取付けられた操作体を設け、上記第1の円板の中心部に上記第1の円板とは独立した第2の円板を形成し、第2の円板に長いスリットを設け、このスリットと平行に第1の円板の外周に達する長方形の枠体を第2の円板に取付けたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基台上に置かれて使用される第1の円板を設け、上記基台上に固定されて使用されるスケール等の長尺物を設け、この長尺物に上記第1の円板を接触させる接触板を形成し、上記長尺物に一定間隔を置いて設けられると共に、上記接触板に取付けられた操作体を設け、上記第1の円板の中心部に上記第1の円板とは独立した第2の円板を形成し、結果として第1の円板はドーナツ型となり、第2の円板に長いスリットを設け、このスリットと平行に第1の円板の外周に達する長方形の枠体を第2の円板に取付けたことを特徴とする工具。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
上記長尺物はメモリの付いたスケールであることを特徴とする請求項1記載の工具。
【請求項3】
上記接触板は第1の円板と一体のものであることを特徴とする請求項1記載の工具。
【請求項4】
上記枠体は第2の円板の裏面より複数のビスで取付けられたことを特徴とする請求項1記載の工具。
【請求項5】
上記一対の操作体を連結している結合体に段付きの穴を設け、ここに対向した一対の切り欠きのある板体を設け、この板体を上記段付きの穴と一対の切り欠きを利用して上記段付きの穴の短い方の穴に挿入し、つまみを回してボルトで押さえることを特徴とする請求項1記載の工具。
【請求項6】
上記長尺物に上記接触板を当て上記結合体との間に滑りとなる樹脂版を設け、上記結合体をボルトの付いたつまみで締付けたことを特徴とする請求項1記載の工具。
【請求項7】
上記第1の円板の最外周に一段下がった円板を設け、この円板に部品の円弧状部分を接触させ、上記部品を上記一段下がった円板方向へ押し付ける手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の工具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はトリマーを用いてワークを加工することが出来る工具に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
トリマー用の工具としては種々の物が知られている。例えば特開2000―25007号公報とか特開2020―37244号公報の物が存在する。
【選考技術文献】
【0003】
特開2000―25007号公報
特開2020-37244号公報
【発明の概要】
【】
【発明の解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1、2の工具ではトリマーを直線上に動かすことはできるが、この工具でもってトリマーを曲線上に動かすことはできない。そこで、本発明は一つの工具でトリマーを直線、曲線と自由に動かせる工具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の工具は、基台上に置かれて使用される第1の円板を設け、上記基台上に固定されて使用されるスケール等の長尺物を設け、この長尺物に上記第1の円板を接触させる接触板を形成し、上記長尺物に一定間隔を置いて設けられると共に、上記接触板に取付けられた操作体を設け、上記第1の円板の中心部に上記第1の円板とは独立した第2の円板を形成し、結果として第1の円板はドーナツ型となり、第2の円板に長いスリットを設け、このスリットと平行に第1の円板の外周に達する長方形の枠体を第2の円板に取付けたことを特徴とする。
【0006】
また、上記長尺物はメモリの付いたスケールであることを特徴とする。
また、上記接触板は第1の円板と一体のものであることを特徴とする。
また、上記枠体は第2の円板の裏面より複数のビスで取付けられたことを特徴とする。
また、上記一対の操作体を連結している結合体に段付きの穴を設け、ここに対向した一対の切り欠きのある板体を設け、この板体を上記段付きの穴と一対の切り欠きを利用して上記段付きの穴の短い方の穴に挿入し、つまみを回してボルトで押さえることを特徴とする。
【0007】
また、上記長尺物に上記接触板を当て上記結合体との間に滑りとなる樹脂版を設け、上記結合体をボルトの付いたつまみで締付けたことを特徴とする。
さらに、第1の円板の最外周に一段下がった円板を設け、この円板に部品の円弧状部分を接触させ、上記部品を上記一段下がった円板方向へ押し付ける手段を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【】
一つの工具で縦、斜めの直線の溝を掘ったり、また曲線を掘ったり、これらを組み合わせた溝を掘ったりすることが出来る。もちろんトリマーは一台でよい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態に係る工具の平面図である。
第1図の一部分を裏から見た平面図である。
第1図の一部品を拡大した斜視図である。
第1図の一部分を除去して示す第一図の部分平面図である。
第1図の一部分を拡大して示す平面図である。
第5図に用いる部品の平面図である。
第1図に示す工具の他の実施形態に係る工具の平面図である。
第7図の工具に用いる部品の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0009】
以下本発明の実施例について図面と共に説明する。
第1図に示す円形の硬板1を設ける。この硬板1はアルミニュウム製などで作られる。硬板1が載せてある平面状の基台3に長尺物であるスケール2が固定されている。スケール2と硬板1との間に両者を接触させる接触板4を設ける。この接触板4は硬板1と一体に作られても良いし、別体で作られても良い。
【0010】
スケール2に一定間隔を開けて一対の保持体5a、5bを設ける。この一対の保持体5a、5bにはそれぞれ取手6a、6bが設けられている。保持体5a、5bは一定間隔で結合体7で結合されている。
硬板1の一番内側の円の内側は硬板1の一部であるが独立しており第2図はこれを示している。内側の円板8の真ん中には貫通したスリット9が形成されている。また、外周の一部に第1図に示す数値10(360度を細かく示す)を指し示す矢印体11が設けられている。円板8を設けたことで硬板1は結果としてドーナツ型の円板となる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
チェンソーの目立て用具
5か月前
個人
爪楊枝およびその製造方法
4か月前
個人
輪切り板材の加工方法
3か月前
大成建設株式会社
木質積層材
10か月前
恒成株式会社
木製荷受台製造装置
1か月前
株式会社マルホン
不燃木材の製造方法
8か月前
工機ホールディングス株式会社
切断機
4か月前
工機ホールディングス株式会社
作業機
7か月前
太田ベニヤ株式会社
木型用合板の製造方法
5か月前
三商株式会社
難燃処理木質建材及びその製造方法
4か月前
株式会社カスタム・クール・センター
ヤスリ工具
2か月前
株式会社ノダ
木削薄片板およびその製造方法
10か月前
株式会社LIXIL
化粧板
6か月前
ホクシン株式会社
中質繊維板の製造装置および製造方法
3か月前
個人
入隅部用補強具
3か月前
大建工業株式会社
木質ボード
7か月前
三菱鉛筆株式会社
再生自然素材
4か月前
大建工業株式会社
木質ボード
7か月前
株式会社ノダ
化粧板の製造方法
6か月前
株式会社マキタ
切断工具
6か月前
株式会社マキタ
卓上切断機
6か月前
株式会社マキタ
卓上切断機
3か月前
トキハ産業株式会社
天板用スクレーパー
7か月前
DLT株式会社
加工装置
4か月前
株式会社マキタ
携帯用切断機
23日前
株式会社愛和ライト
改質木材の製造方法
3か月前
株式会社名南製作所
単板の脱水装置および単板の脱水方法
6か月前
株式会社太平製作所
ベニヤ単板搬送姿勢矯正装置
1か月前
大建工業株式会社
突板化粧材
5か月前
工機ホールディングス株式会社
作業機
4か月前
株式会社太平製作所
板材昇降式横型ホットプレス装置
3か月前
個人
側刃付きメタルソーと側刃付きメタルソーの製造方法及び加工方法
3か月前
戸田建設株式会社
プレストレスト木材及びプレストレスト木材の複合体
3か月前
朝日ウッドテック株式会社
木材包装製品およびその製造方法
3か月前
パナソニックIPマネジメント株式会社
圧縮木材の製造方法
2か月前
パナソニックIPマネジメント株式会社
圧縮木材の製造方法
2か月前
続きを見る