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公開番号
2024072445
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-28
出願番号
2022183266
出願日
2022-11-16
発明の名称
車両の側部車体構造
出願人
マツダ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62D
25/08 20060101AFI20240521BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】リアホイルハウス回りの車体剛性部材の板厚を減少させた場合でも車両走行時におけるリアサスペンションからの入力荷重に対して車体剛性を確保すること。
【解決手段】リアフレーム4に設けられダンパートップ41tを固定するサスペンションハウジング45と、サスペンションハウジング45の上方に位置するリアホイルハウス5と、リアホイルハウス5の車両上方に位置する窓部材7と、窓部材7の車両下方で該窓部材7を支持する窓支持部材6と、を備え、窓支持部材6は窓部材7に沿って設けられるフランジ部81と、フランジ部81から車幅方向内側に延びる上面部61と、を有し、サスペンションハウジング45と窓支持部材6とを車両上下方向に連結する連結部材10が、上面部61に車両上方から重ね合わせて車両上下方向に固定される上面固定部16を有する構成とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
リアフレームに設けられるとともにリアサスペンションのダンパートップを固定するサスペンションハウジングと、
前記サスペンションハウジングの上方に位置するリアホイルハウスと、
前記リアホイルハウスの車両上方に位置する窓部材と、
前記窓部材の車両下方で該窓部材を支持する窓支持部材と、を備え、
前記窓支持部材は前記窓部材に沿って設けられるフランジ部と、
前記フランジ部から車幅方向内側に延びる上面部と、を有し、
前記サスペンションハウジングと前記窓支持部材とを車両上下方向に連結する連結部材が、
前記上面部に車両上方から重ね合わせて車両上下方向に固定される上面固定部を有することを特徴とする
車両の側部車体構造。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記連結部材は前記サスペンションハウジングにおける、前記ダンパートップの中心部より前部と前記上面部とを連結する第1連結部材であり、
前記サスペンションハウジングにおける、前記ダンパートップの前記中心部より後部とリア開口上側角部とを連結する第2連結部材が、前記リア開口上側角部の下面部に車両下方から重ね合わせて車両上下方向に固定される下面固定部を有することを特徴とする
請求項1に記載の車両の側部車体構造。
【請求項3】
前記第1連結部材と前記第2連結部材との間を車両前後方向につなぐ第3連結部材を備えた
請求項2に記載の車両の側部車体構造。
【請求項4】
前記第3連結部材は前記リアホイルハウスと接合された
請求項3に記載の車両の側部車体構造。
【請求項5】
前記上面部は車幅方向内側ほど車両下方に傾斜する傾斜部を有し、前記連結部材は前記傾斜部に接合された
請求項1に記載の車両の側部車体構造。
【請求項6】
前記フランジ部と前記上面部との間において車幅方向に延びるビードを備えた
請求項1に記載の車両の側部車体構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、リアフレームに設けられダンパートップを固定するサスペンションハウジングと、サスペンションハウジングの上方に位置するリアホイルハウスとを備えた車両の側部車体構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に例示するように、車両走行時におけるリアサスペンションからの入力荷重を車両上下方向の上方に備えた中間ピラー(Cピラー)に伝達する伝達部材としてのインナレインを車両の側部に設けた構造が知られている。
【0003】
ところで、近年、車体のさらなる軽量化およびコスト低減を目的として例えば、リアホイルハウス回りの車体剛性部材の板厚を減少させることが求められている。
【0004】
しかし、特許文献1のインナレインは、車両上下方向の上端部を除く大部分がリアホイルハウスに接合されるとともに、リアホイルハウスより車両上方への延出部分が縦壁状のサイドパネルに車幅方向に接合された構成である。
【0005】
このような特許文献1の構造において、リアホイルハウス回りの車体剛性部材を薄肉化した場合、リアサスペンションからの車両上下方向の入力荷重に対してインナレインが湾曲変形するなど車体剛性が悪化するおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-138589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、リアホイルハウス回りの車体剛性部材の板厚を減少させた場合でも車両走行時におけるリアサスペンションからの入力荷重に対して車体剛性を確保することができる車両の側部車体構造の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の車両の側部車体構造は、リアフレームに設けられるとともにリアサスペンションのダンパートップを固定するサスペンションハウジングと、前記サスペンションハウジングの上方に位置するリアホイルハウスと、前記リアホイルハウスの車両上方に位置する窓部材と、前記窓部材の車両下方で該窓部材を支持する窓支持部材と、を備え、前記窓支持部材は前記窓部材に沿って設けられるフランジ部と、前記フランジ部から車幅方向内側に延びる上面部と、を有し、前記サスペンションハウジングと前記窓支持部材とを車両上下方向に連結する連結部材が、前記上面部に車両上方から重ね合わせて車両上下方向に固定される上面固定部を有することを特徴とする。
【0009】
前記構成によれば、前記上面部に対して車両上下方向に固定する前記上面固定部により、前記上面部が前記連結部材からの車両上下方向の入力荷重による変形を抑え込むとともに、前記窓部材に荷重を伝達できる。
【0010】
従って、前記リアホイルハウス回りの車体剛性部材の板厚を減少させた場合でも車両走行時における前記リアサスペンションからの入力荷重に対して車体剛性を確保することができる。すなわち、車体の軽量化およびコスト低減と、リアサスペンションからの入力荷重に対する車体剛性の確保とを両立することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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