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公開番号2024072215
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182951
出願日2022-11-15
発明の名称ペデスタルおよびペデスタルセット
出願人平和精機工業株式会社
代理人個人
主分類G03B 17/56 20210101AFI20240520BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】簡便にポール部を伸縮させ、かつ、安定性を維持したまま伸長する長さを大きくできる。
【解決手段】ペデスタル100aは、カメラを保持するためのカメラ保持部20と、前記カメラ保持部20が先端に設けられた伸縮可能であるポール部30と、前記ポール部30を伸縮させる駆動部と、一方の端部が前記ポール部30に接続された伸縮可能である三脚50とを具備し、前記駆動部は、操作装置からの指示に応じて前記ポール部30を伸縮させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
カメラを保持するためのカメラ保持部と、
前記カメラ保持部が先端に設けられた伸縮可能であるポール部と、
前記ポール部を伸縮させる駆動部と、
一方の端部が前記ポール部に接続された伸縮可能である三脚とを具備し、
前記駆動部は、操作装置からの指示に応じて前記ポール部を伸縮させる
ペデスタル。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記三脚のうち他方の端部は、当該ペデスタルを移動可能にするドリーと、当該ペデスタルを固定可能にするスプレッダーとの双方が着脱可能に接続される
ペデスタル。
【請求項3】
前記ポール部は、
第1区間と、当該第1区間からみて前記カメラ保持部側にある第2区間とを含む筒状の側面部と、当該側面部における前記カメラ保持部とは反対側の開口を塞ぐ底面部とを含む第1部材と、
前記第2区間の内側に挿入された状態で、上下方向に移動可能である筒状の第2部材と、
前記第2部材の内側に位置し、前記第1部材に固定される筒状の固定部材と、
前記固定部材の内側に挿入された状態で、上下方向に移動可能である軸状の移動部材とを含み、
前記移動部材は、前記駆動部により上下方向に移動し、
前記第2部材は、前記移動部材に接続され、当該移動部材に連動して上下方向に移動し、
前記カメラ保持部は、前記第2部材のうち前記底面部とは反対側の端部に設けられ、
前記駆動部は、前記第1区間の内側に収容される
請求項1のペデスタル。
【請求項4】
前記第2部材の外周面に当接する位置に設けられるベアリングを含む
請求項3のペデスタル。
【請求項5】
前記駆動部は、前記操作装置からの指示に応じて、前記ポール部が伸縮する速度を変更する
請求項1のペデスタル。
【請求項6】
カメラを保持するためのカメラ保持部と、前記カメラ保持部が先端に設けられた伸縮可能であるポール部と、前記ポール部を伸縮させる駆動部と、一方の端部が前記ポール部に接続された伸縮可能である三脚とを含むペデスタルと、
前記ペデスタルを移動可能にするドリーおよび前記ペデスタルを固定可能にするスプレッダーの少なくとも一方とを具備し、
前記駆動部は、操作装置からの指示に応じて前記ポール部を伸縮させ、
前記ドリーおよび前記スプレッダーは、前記三脚のうち他方の端部に着脱可能に接続される
ペデスタルセット。
【請求項7】
カメラを保持するためのカメラ保持部と、前記カメラ保持部が先端に設けられた伸縮可能であるポール部と、前記ポール部を伸縮させる駆動部と、一方の端部が前記ポール部に接続された伸縮可能である三脚とを含むペデスタルと、
前記ペデスタルとは別体であり、前記ポール部を伸縮させるための指示を前記駆動部に送信する操作装置とを含み、
前記駆動部は、前記操作装置からの指示に応じて前記ポール部を伸縮させ、
前記操作装置は、中心軸を中心として一方の方向に回転すると、前記ポール部を伸長させる第1指示を前記駆動部に送信し、前記中心軸を中心として他方の方向に回転すると、前記ポール部を短縮させる第2指示を前記駆動部に送信する操作子を含む
ペデスタルセット。
【請求項8】
前記第1指示は、前記操作子が一方の方向に回転する回転角度に応じた速度で前記ポール部を伸長させる指示であり、
前記第2指示は、前記操作子が他方の方向に回転する回転角度に応じた速度で前記ポール部を短縮させる指示である
請求項7のペデスタルセット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラを搭載するペデスタルの技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
カメラを保持するために用いられる各種の保持器具が提案されている。以上のような保持器具の一種として、カメラを保持した状態で上下方向(高さ方向)の位置を変更できるペデスタルがある。
【0003】
例えば、特許文献1には、カメラが載置されるカメラ固定部に接続された伸縮ポールを伸縮させることで、当該カメラの高さ方向の位置を変更することができるペデスタルが開示されている。そして、伸縮手段(油圧シリンダやボールネジ)を用いて直接的に伸縮ポールを人の手で操作することで、当該伸縮ポールを伸縮させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2005/034507号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の技術では、直接的に人の手で操作して伸縮ポールを伸縮させるため、手間がかかり不便であった。また、伸縮ポールの伸縮のみでカメラの高さ方向の位置を変更するため、安定性を考慮すると、伸縮ポールを伸長させる長さには限度があった(例えば最も短縮した状態から最大で70cm程度の伸長が可能な程度であった)。言い換えると、伸長する長さを大きくしようとすると、安定性に欠けるという問題があった。以上の事情を考慮して、本発明では、簡便にポール部を伸縮させ、かつ、安定性を維持したまま伸長する長さを大きくできるペデスタルおよびペデスタルセットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本発明に係るペデスタルは、カメラを保持するためのカメラ保持部と、前記カメラ保持部が先端に設けられた伸縮可能であるポール部と、前記ポール部を伸縮させる駆動部と、一方の端部が前記ポール部に接続された伸縮可能である三脚とを具備し、前記駆動部は、操作装置からの指示に応じて前記ポール部を伸縮させる。
【0007】
[2]前記三脚のうち他方の端部は、当該ペデスタルを移動可能にするドリーと、当該ペデスタルを固定可能にするスプレッダーとの双方が着脱可能に接続される[1]のペデスタル。
【0008】
[3]前記ポール部は、第1区間と、当該第1区間からみて前記カメラ保持部側にある第2区間とを含む筒状の側面部と、当該側面部における前記カメラ保持部とは反対側の開口を塞ぐ底面部とを含む第1部材と、前記第2区間の内側に挿入された状態で、上下方向に移動可能である筒状の第2部材と、前記第2部材の内側に位置し、前記第1部材に固定される筒状の固定部材と、前記固定部材の内側に挿入された状態で、上下方向に移動可能である軸状の移動部材とを含み、前記移動部材は、前記駆動部により上下方向に移動し、前記第2部材は、前記移動部材に接続され、当該移動部材に連動して上下方向に移動し、前記カメラ保持部は、前記第2部材のうち前記底面部とは反対側の端部に設けられ、前記駆動部は、前記第1区間の内側に収容される[1]または[2]のペデスタル。
【0009】
[4]前記第2部材の外周面に当接する位置に設けられるベアリングを含む[3]のペデスタル。
【0010】
[5]前記駆動部は、前記操作装置からの指示に応じて、前記ポール部が伸縮する速度を変更する[1]から[4]のペデスタル。
(【0011】以降は省略されています)

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