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公開番号2024072084
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182707
出願日2022-11-15
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B60W 10/06 20060101AFI20240520BHJP(車両一般)
要約【課題】バッテリを保護することが可能な車両の制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】内燃機関と電動機とバッテリとを備える車両の制御装置であって、前記電動機が発電する電力により前記バッテリは充電され、前記内燃機関の点火時期を制御する点火時期制御部と、前記電動機が発電する電力を取得する取得部と、を具備し、前記電力と前記バッテリの受入許容電力とに基づいて、前記点火時期制御部は前記点火時期を進角させる際のレートを制御する車両の制御装置。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
内燃機関と電動機とバッテリとを備える車両の制御装置であって、
前記電動機が発電する電力により前記バッテリは充電され、
前記内燃機関の点火時期を制御する点火時期制御部と、
前記電動機が発電する電力を取得する取得部と、を具備し、
前記電力と前記バッテリの受入許容電力とに基づいて、前記点火時期制御部は前記点火時期を進角させる際のレートを制御する車両の制御装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記バッテリの受入許容電力と前記電力との差の絶対値が大きいほど、前記点火時期制御部は前記レートを大きくし、
前記絶対値が小さいほど、前記点火時期制御部は前記レートを小さくする請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
前記内燃機関の排気を浄化する触媒が設けられ、
前記点火時期制御部は、前記電力と前記バッテリの受入許容電力とに基づいて前記レートを制御し、前記触媒の暖機中の点火時期に比べて、前記暖機の終了後の前記点火時期を前記レートで進角させる請求項1または2に記載の車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
内燃機関と電動機とを備える車両が知られている(例えば特許文献1など)。電動機は内燃機関のトルクによって駆動し、発電する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-137868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
触媒の暖機のためなどに、内燃機関の点火時期を変えることがある。暖機完了後、点火時期を遅角側から進角側に変化させ、内燃機関のトルクを上昇させる。トルクが大きくなることで、電動機の発電する電力も増加する。電力の増加によって、バッテリが過充電され、劣化する恐れがある。そこで、バッテリを保護することが可能な車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、内燃機関と電動機とバッテリとを備える車両の制御装置であって、前記電動機が発電する電力により前記バッテリは充電され、前記内燃機関の点火時期を制御する点火時期制御部と、前記電動機が発電する電力を取得する取得部と、を具備し、前記電力と前記バッテリの受入許容電力とに基づいて、前記点火時期制御部は前記点火時期を進角させる際のレートを制御する車両の制御装置によって達成することができる。
【0006】
前記バッテリの受入許容電力と前記電力との差の絶対値が大きいほど、前記点火時期制御部は前記レートを大きくし、前記絶対値が小さいほど、前記点火時期制御部は前記レートを小さくしてもよい。
【0007】
前記内燃機関の排気を浄化する触媒が設けられ、前記点火時期制御部は、前記電力と前記バッテリの受入許容電力とに基づいて前記レートを制御し、前記触媒の暖機中の点火時期に比べて、前記暖機の終了後の前記点火時期を前記レートで進角させてもよい。
【発明の効果】
【0008】
バッテリを保護することが可能な車両の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は本実施形態に係る車両の概略構成図である。
図2はエンジンを例示する模式図である。
図3はECUが実行する処理を例示するフローチャートである。
図4はタイムチャートを例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本実施形態の内燃機関の制御装置について説明する。図1は本実施形態に係る車両1の概略構成図である。車両1は、ハイブリッド車両またはプラグインハイブリッド車両であり、ECU(Electronic Control Unit)40、エンジン10(内燃機関)、第1モータジェネレータ(以下「第1MG(Motor Generator)」と称する)14(第1電動機)、第2モータジェネレータ(以下「第2MG」と称する)15(第2電動機)、PCU(Power Control Unit)17、バッテリ18、トーショナルダンパ19、動力分割機構20、減速機構22、ディファレンシャルギヤ24、および駆動輪26を含む。エンジン10はガソリンエンジンでもよいし、ディーゼルエンジンでもよい。エンジン10、第1MG14、および第2MG15は、車両1の走行用動力源である。
(【0011】以降は省略されています)

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