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公開番号2024072031
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182615
出願日2022-11-15
発明の名称ビス打ちユニットおよびビス打ちロボット
出願人株式会社フジタ
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類B27F 7/02 20060101AFI20240520BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約【課題】壁面に配置されたボードに予め打ち込まれた仮止めビスを避けてボードにビスを打ち込むことができるビス打ちユニットを提供すること。
【解決手段】ビス打ちユニットは、射出口からビスを打ち出すビス打ち装置と、射出口からビスが打ち出される第1の方向に沿って配置される、ボードに予め打ち込まれた仮止めビスを検出するセンサと、を含む。ビス打ちユニットは、さらに、第1の方向と異なる第2の方向にセンサを移動可能に支持する支持体を含んでいてもよい。ビス打ちユニットは、さらに、第1の方向にビス打ち装置を移動させるアクチュエータを含んでいてもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
射出口からビスを打ち出すビス打ち装置と、
前記射出口から前記ビスが打ち出される第1の方向に沿って配置される、ボードに予め打ち込まれた仮止めビスを検出するセンサと、を含む、ビス打ちユニット。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
さらに、前記第1の方向と異なる第2の方向に前記センサを移動可能に支持する支持体を含む、請求項1に記載のビス打ちユニット。
【請求項3】
さらに、前記第1の方向に前記ビス打ち装置を移動させるアクチュエータを含む、請求項2に記載のビス打ちユニット。
【請求項4】
前記センサは、前記アクチュエータの動作と連動して前記第2の方向に移動する、請求項3に記載のビス打ちユニット。
【請求項5】
前記支持体は、
前記センサと接続される、ガイドピンを含む第1の支持部材と、
前記ビス打ち装置と接続される、前記ガイドピンが挿通されるガイド孔を含む第2の支持部材と、を含み、
前記ガイドピンは、前記ビス打ち装置の移動に合わせて前記ガイド孔内を摺動する、請求項4に記載のビス打ちユニット。
【請求項6】
前記センサが前記第2の方向に移動したとき、前記センサは、前記ビス打ち装置の上方に位置する、請求項2に記載のビス打ちユニット。
【請求項7】
さらに、前記ボードを吸着可能な吸着装置を含む、請求項1に記載のビス打ちユニット。
【請求項8】
前記センサは、近接センサである、請求項1に記載のビス打ちユニット。
【請求項9】
請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載のビス打ちユニットと、
床面を移動可能なホイールと、
前記床面に対して略垂直なZ方向に前記ビス打ちユニットを昇降させる昇降装置と、を含む、ビス打ちロボット。
【請求項10】
前記ビス打ち装置が前記ボードに前記ビスを打ち込んだ後、前記昇降装置により前記ビス打ちユニットを上昇させる、請求項9に記載のビス打ちロボット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、壁面に配置されたボードにビスを打ち込むビス打ちユニットに関する。また、本発明の一実施形態は、ビス打ちユニットを含む、床面を移動可能なビス打ちロボットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
建築物の内装工事においては、鉄骨などの下地材で構成される壁面に、壁材として石膏ボードを貼り付ける作業が行われる場合がある。近年、このような内装工事においても自動化が進められている。例えば、特許文献1には、壁面に石膏ボードを貼り付けて、ビスを打ち込むことができる自動化されたボード貼り付け装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-165266号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたボード貼り付け装置は、ビス打ち機および多軸制御のロボットアームを有する。ロボットアームは、壁面に貼り付けるボードを把持するロボットハンドを駆動する。しかしながら、多軸制御のロボットアームを有するボード貼り付け装置は装置自体が大きくなるため、作業現場に十分な広さを必要とする。そのため、マンションまたは事務所ビルの部屋などの狭スペースにおける内装工事において、特許文献1に記載されたボード貼り付け装置を導入することは困難である。また、狭スペースにおける内装工事においては、一部の作業が自動化されることにより作業効率が向上する場合もある。例えば、ボードの貼り付け作業では、作業者が数本の仮止めビスを用いてボードを壁面に固定するだけでよく、ビス打ちの回数を減らすことができる。ビス打ちの回数が減るため、作業者の高所におけるビス打ち作業の時間を短縮することができる。また、作業者によるビス打ちの場合、位置のばらつきが発生し、さらに下地材に対して正しい位置にビスを打つにはマーキング等の作業が必要となる。そのため、狭スペースに導入可能な自動化されたビス打ち装置があると、作業者の負担を軽減し、内装工事における作業効率の向上を図ることができる。但し、この場合、仮止めビス上にビス打ちを行うと、ビス打ち装置を破損することがある。たとえ、仮止めビス付近にビス打ちを行うことができても、大型の建設現場では大量の資材が無駄になる。
【0005】
本発明の一実施形態は、上記問題に鑑み、壁面に配置されたボードに予め打ち込まれた仮止めビスを避けてボードにビスを打ち込むことができるビス打ちユニットを提供することを目的の一つとする。また、本発明の一実施形態は、壁面に配置されたボードに予め打ち込まれた仮止めビスを避けてボードビスを打ち込む、床面を移動可能なビス打ちロボットを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係るビス打ちユニットは、射出口からビスを打ち出すビス打ち装置と、射出口からビスが打ち出される第1の方向に沿って配置される、ボードに予め打ち込まれた仮止めビスを検出するセンサと、を含む。
【0007】
ビス打ちユニットは、さらに、第1の方向と異なる第2の方向にセンサを移動可能に支持する支持体を含んでいてもよい。ビス打ちユニットは、さらに、第1の方向にビス打ち装置を移動させるアクチュエータを含んでいてもよい。センサは、アクチュエータの動作と連動して第2の方向に移動してもよい。支持体は、センサと接続される、ガイドピンを含む第1の支持部材と、ビス打ち装置と接続される、ガイドピンが挿通されるガイド孔を含む第2の支持部材と、を含み、ガイドピンは、ビス打ち装置の移動に合わせてガイド孔内を摺動してもよい。
【0008】
センサが第2の方向に移動したとき、センサは、ビス打ち装置の上方に位置してもよい。
【0009】
ビス打ちユニットは、さらに、ボードを吸着可能な吸着装置を含んでいてもよい。
【0010】
センサは、近接センサであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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