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公開番号2023109623
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-08
出願番号2022011250
出願日2022-01-27
発明の名称木材接合体
出願人株式会社JX CONSTRUCTION
代理人個人,個人,個人
主分類B27M 3/00 20060101AFI20230801BHJP(木材または類似の材料の加工または保存;釘打ち機またはステープル打ち機一般)
要約【課題】強度を高くする木材接合体を提供する。
【解決手段】パネル1は、端木材10、端木材20、間木材30、接合木材40を備える。端木材10は、端面11,12の間に延びる溝13を有し、端木材20は、端面21,22の間に延びる溝23を有し、間木材30は、端面31,32の間に延びる溝33,34を有している。接合木材41は、端木材10の溝13と、間木材30の溝33に入って、溝13及び溝33,34を介して端木材10と間木材30とを接合する。接合木材42は、端木材20の溝23と、間木材30の溝33,34とに入って、溝23及び溝34を介して端木材20と間木材30とを接合する。パネル1において、端木材10と端木材20との間に、間木材30が並んでおり、端木材10と、端木材20と、間木材30とが、接合木材40を介して接合されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
木材である一方端木材と、
木材である他方端木材と、
少なくとも1つの、木材である間木材と、
少なくとも2つの、木材である接合木材とを備え、
前記一方端木材は、一対の端面と、前記一対の端面の間に延びる1つの溝とを有しており、
前記他方端木材は、一対の端面と、前記一対の端面の間に延びる1つの溝とを有しており、
前記間木材は、一対の端面と、前記一対の端面の間に延びる2つの溝とを有しており、
前記接合木材の1つは、前記一方端木材の前記溝と、前記間木材の前記溝とに入って、前記溝を介して前記一方端木材と前記間木材とを接合するようになっており、
前記接合木材の他の1つは、前記他方端木材の前記溝と、前記間木材の前記溝とに入って、前記溝を介して前記他方端木材と前記間木材とを接合するようになっており、
前記一方端木材と前記他方端木材との間に、前記間木材が前記一方端木材及び前記他方端木材と並んでおり、
前記一方端木材と、前記他方端木材と、前記間木材とが、前記接合木材を介して接合されていることを特徴とする木材接合体。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記間木材を少なくとも2つ有しており、
前記接合木材を少なくとも3つ有しており、
前記接合木材の更に他の1つは、一の前記間木材の前記溝と、他の前記間木材の前記溝とに入って、前記溝を介して前記一の間木材と前記他の間木材とを接合するようになっていることを特徴とする請求項1記載の木材接合体。
【請求項3】
前記接合木材の更に他の1つは、前記一の間木材の前記溝と、前記他の間木材の前記溝とに固定されることを特徴とする請求項2に記載の木材接合体。
【請求項4】
前記接合木材の1つは、前記一方端木材の前記溝と、前記間木材の前記溝とに固定され、
前記接合木材の他の1つは、前記他方端木材の前記溝と、前記間木材の前記溝とに固定されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の木材接合体。
【請求項5】
前記一方端木材の前記溝の該溝の延び方向に直交する断面における形状は矩形であり、
前記他方端木材の前記溝の該溝の延び方向に直交する断面における形状は矩形であり、
前記間木材の前記溝の該溝の延び方向に直交する断面における形状は矩形であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の木材接合体。
【請求項6】
前記一方端木材は、前記一対の端面の間に延びる側面を有しており、該側面に前記溝が設けられており、
前記他方端木材は、前記一対の端面の間に延びる側面を有しており、該側面に前記溝が設けられており、
前記間木材は、前記一対の端面の間に延びる側面を2つ有しており、該2つの側面夫々に前記2つの溝が設けられており、
前記一方端木材の前記側面は、前記間木材の前記側面に接触するようになっており、
前記他方端木材の前記側面は、前記間木材の前記側面に接触するようになっており、
前記間木材の前記側面は、他の前記間木材の前記側面に接触するようになっていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の木材接合体。
【請求項7】
前記一方端木材、前記他方端木材、及び前記間木材を貫通して、前記一方端木材、前記他方端木材、及び前記間木材を固定する固定部材を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の木材接合体。
【請求項8】
前記溝と該溝に入った前記接合木材とは接着剤によって接着されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の木材接合体。
【請求項9】
前記一方端木材と、前記他方端木材と、前記間木材とが、前記接合木材を介して接合されて面に沿って広がるパネルを形成することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の木材接合体。
【請求項10】
前記一方端木材と、前記他方端木材と、前記間木材とが、前記接合木材を介して接合されて、前記一方端木材、前記他方端木材、及び前記間木材の並ぶ方向に延びる長尺部材を形成することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の木材接合体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、木材接合体に関し、特に、複数の木材を接合させて作られる木材接合体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、木材、特に間伐材の利用の促進が求められている。一方、木材の建材としての活用が増えており、複数の木材を接合させて作られる木材接合体のパネルが中大規模の建築物に用いられるようになっている。これらの木材接合体のパネルには、直交集成板であるCLT(Cross Laminated Timber)のように、金属製のパネルよりも軽量で高強度のものがある(例えば、特許文献1参照。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-87479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
CLTのように、従来の木材接合体には高強度のものがあるが、従来の木材接合体に対しては、より強度を高めることができる構造が求められている。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、強度を高くすることができる木材接合体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る木材接合体は、木材である一方端木材と、木材である他方端木材と、少なくとも1つの、木材である間木材と、少なくとも2つの、木材である接合木材とを備え、前記一方端木材は、一対の端面と、前記一対の端面の間に延びる1つの溝とを有しており、前記他方端木材は、一対の端面と、前記一対の端面の間に延びる1つの溝とを有しており、前記間木材は、一対の端面と、前記一対の端面の間に延びる2つの溝とを有しており、前記接合木材の1つは、前記一方端木材の前記溝と、前記間木材の前記溝とに入って、前記溝を介して前記一方端木材と前記間木材とを接合するようになっており、前記接合木材の他の1つは、前記他方端木材の前記溝と、前記間木材の前記溝とに入って、前記溝を介して前記他方端木材と前記間木材とを接合するようになっており、前記一方端木材と前記他方端木材との間に、前記間木材が前記一方端木材及び前記他方端木材と並んでおり、前記一方端木材と、前記他方端木材と、前記間木材とが、前記接合木材を介して接合されている。
【0007】
本発明の一態様に係る木材接合体は、前記間木材を少なくとも2つ有しており、前記接合木材を少なくとも3つ有しており、前記接合木材の更に他の1つは、一の前記間木材の前記溝と、他の前記間木材の前記溝とに入って、前記溝を介して前記一の間木材と前記他の間木材とを接合するようになっている。
【0008】
本発明の一態様に係る木材接合体において、前記接合木材の更に他の1つは、前記一の間木材の前記溝と、前記他の間木材の前記溝とに固定される。
【0009】
本発明の一態様に係る木材接合体において、前記接合木材の1つは、前記一方端木材の前記溝と、前記間木材の前記溝とに固定され、前記接合木材の他の1つは、前記他方端木材の前記溝と、前記間木材の前記溝とに固定される。
【0010】
本発明の一態様に係る木材接合体において、前記一方端木材の前記溝の該溝の延び方向に直交する断面における形状は矩形であり、前記他方端木材の前記溝の該溝の延び方向に直交する断面における形状は矩形であり、前記間木材の前記溝の該溝の延び方向に直交する断面における形状は矩形である。
(【0011】以降は省略されています)

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