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公開番号2024072009
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182577
出願日2022-11-15
発明の名称運転支援装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20240520BHJP(信号)
要約【課題】運転傾向の診断を行う技術を改善する。
【解決手段】運転支援装置10は、交差点と交差する道路における物標を示す物標情報を路側装置30から取得し、物標情報と、車両20の状態を示す自車情報とに基づいて交差点における物標と車両20との衝突可能性の判断を行い、判断の結果に基づいて、車両20の運転手に運転支援を行うことを決定し、運転支援に対する運転手による運転操作を示す車両操作情報を取得し、車両操作情報に基づいて運転手の運転傾向の診断を行う制御部11を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
交差点と交差する道路における物標を示す物標情報を路側装置から取得し、前記物標情報と、車両の状態を示す自車情報とに基づいて前記交差点における前記物標と前記車両との衝突可能性の判断を行い、
前記判断の結果に基づいて、前記車両の運転手に運転支援を行うことを決定し、
前記運転支援に対する前記運転手による運転操作を示す車両操作情報を取得し、前記車両操作情報に基づいて前記運転手の運転傾向の診断を行う制御部を備える、運転支援装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
請求項1に記載の運転支援装置であって、
前記路側装置は前記道路の状況を検知するセンサ部を備え、前記制御部は、前記センサ部による検知結果を示す情報を前記物標情報として取得する、運転支援装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の運転支援装置であって、
前記制御部は、前記運転傾向として、前記車両の徐行速度と、減速度と、前記運転支援に対する反応までの時間とのうち少なくとも1つについての診断を行う、運転支援装置。
【請求項4】
請求項3に記載の運転支援装置であって、
前記制御部は、前記車両操作情報に基づいて、前記運転手が前記物標を目視で認識していたか否かについての推測を行い、前記推測の結果を用いて前記運転傾向の診断を行う、運転支援装置。
【請求項5】
請求項1に記載の運転支援装置であって、
前記制御部は、前記交差点における信号機の表示内容を示す信号機情報を取得し、前記信号機情報に基づいて前記車両の運転手に運転支援を行うことを決定する、運転支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、運転手の運転傾向の診断を行う技術が知られている。例えば特許文献1には、車両走行時の運転操作の傾向を表す運転特性を診断し、そのクセを改善するためのアドバイスを報知する運転支援装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5359665号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
運転操作の結果のみに基づいたアドバイスは、走行時に存在した他の物標(車両又は歩行者等)との関係がわからないため、適切でないアドバイスとなる可能性があった。このため、車載センサを用いて他の物標を検知し、その物標との衝突の可能性を判定して運転支援することも考えられるが、見通しが悪い交差点などで他の物標が突然現れる場合には、当該運転操作が、そもそも衝突を防ぐために運転手が取れる行動が少ないこと等の理由から、誤ったアドバイスとなる可能性があった。このように、運転傾向の診断を行う技術には改善の余地があった。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、運転傾向の診断を行う技術を改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る運転支援装置は、交差点と交差する道路における物標を示す物標情報を路側装置から取得し、前記物標情報と、車両の状態を示す自車情報とに基づいて前記交差点における前記物標と前記車両との衝突可能性の判断を行い、前記判断の結果に基づいて、前記車両の運転手に運転支援を行うことを決定し、前記運転支援に対する前記運転手による運転操作を示す車両操作情報を取得し、前記車両操作情報に基づいて前記運転手の運転傾向の診断を行う制御部を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一実施形態によれば、運転傾向の診断を行う技術を改善することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るシステムの概略構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る運転支援装置の動作を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る物標情報を取得する状況の例を説明するための図である。
運転手による車両の操作の例を説明するための図である。
運転手による車両の操作の例を説明するための図である。
第2実施形態に係る物標情報を取得する状況の例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について説明する。まず図1を参照して本開示の実施形態に係るシステム1の概要について説明する。システム1は、運転支援装置10と、車両20と、路側装置30とを備える。各装置は例えばインターネットを含むネットワーク40を介して互いに通信可能に接続される。
【0010】
運転支援装置10は、図1に示すように車両20に搭載されている。これに限られず、運転支援装置10の少なくとも一部が外部のサーバ装置によって構成されてもよい。運転支援装置10の機能は、車両20のECU、車両20に搭載されているナビゲーション装置等の他の機器によって実現されてもよい。「ECU」は、Electronic Control Unitの略語である。
(【0011】以降は省略されています)

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