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公開番号2024037435
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2022142307
出願日2022-09-07
発明の名称煙感知器
出願人ホーチキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08B 17/10 20060101AFI20240312BHJP(信号)
要約【課題】部品点数を削減し、外部からの光の侵入を抑制しつつ、効率よく煙を感知する煙感知器を提供することができる。
【解決手段】本発明の煙感知器は、底板部31と、前記底板部31の周縁部に沿って前記底板部31から立設され検煙部5への外部からの光を遮蔽する複数の遮蔽板部32と、を備えた検煙部カバー部3と、前記検煙部カバー部3よりも外周側に設けられ、前記検煙部5に煙を流入させる煙流入口22を備えた外カバー部2と、を備え、前記検煙部カバー部3と前記外カバー部2とが一体成形されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
底板部と、前記底板部の周縁部に沿って前記底板部から立設され検煙部への外部からの光を遮蔽する複数の遮蔽板部と、を備えた検煙部カバー部と、
前記検煙部カバー部よりも外周側に設けられ、前記検煙部に煙を流入させる煙流入口を備えた外カバー部と、
を備え、
前記検煙部カバー部と前記外カバー部とが一体成形されている
煙感知器。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記遮蔽板部は、平面視において鋭角を備えない形状である
請求項1に記載の煙感知器。
【請求項3】
前記遮蔽板部は、
平面視において円弧状に形成され、前記周縁部に沿って環状に配された複数の第一遮蔽板部と、
平面視において円弧状に形成され、前記第一遮蔽板部よりも内周側において前記第一遮蔽板部と平行して環状に配された複数の第二遮蔽板部と、
を備えている
請求項1または請求項2に記載の煙感知器。
【請求項4】
前記第一遮蔽板部の前記内周側には、前記第二遮蔽板部どうしの間に形成される第二隙間が位置しており、前記第一遮蔽板部どうしの間に形成される第一隙間の前記内周側には、前記第二遮蔽板部が設けられている
請求項3に記載の煙感知器。
【請求項5】
少なくとも前記複数の第二遮蔽板部の前記内周側を向く面は、光を吸収する色に塗装されている
請求項4に記載の煙感知器。
【請求項6】
前記遮蔽板部は、前記底板部から離間する方向に向かって煙の流入方向の厚みが薄くなる
請求項1または請求項2に記載の煙感知器。
【請求項7】
少なくとも前記底板部の前記遮蔽板部が配された側の面と、前記遮蔽板部の内周側を向く面とが、光を吸収する色に塗装されている
請求項1または請求項2に記載の煙感知器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、煙感知器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、火災の発生を早期検知し、火災が発生した建物の居住者や管理者に、火災の発生を知らせて避難や消火活動を促す設備として、火災感知器が用いられている。火災感知器には、例えば、煙によって火災を感知して警報を発する煙感知器がある。
【0003】
ここで、従来の煙感知器の構成について説明する。
従来の煙感知器は、外カバー部(ケース)と、煙感知室と、発光部と、受光部と、検煙部カバー部(ラビリンス)とを有する(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1に記載の煙感知器の外カバー部は、内部に煙感知室と、発光部と、受光部とを収容している。外カバー部は、煙を外カバー部内に流入させるための複数の煙流入口を有する。煙流入口から流入した煙は、煙感知室に流入する。煙感知室内に光を照射する発光部が煙感知室内の煙に光を照射すると、光は煙によって乱反射する。そして、乱反射した光を受光部によって受光することで、煙感知器は煙を感知する。この構成により、煙感知器は、火災の発生を早期検知することができる。
【0005】
検煙部カバー部は、底板部材と、複数のラビリンス(遮蔽板部)とを備えている。特許文献1に記載の煙感知器のラビリンスは、複数備えられており、煙感知室に煙を導入可能な状態で、外カバー部内の底部に配置された底部部材の外周部の上面に立設されている。複数のラビリンスは、外部からの光の侵入を抑制する機能を有する。
【0006】
図9は、従来の煙感知器のラビリンス(遮蔽板部)の一部を示す平面図である。
図9に示すように、底部部材の外周部に配されたラビリンス32Aは、鋭角を有するくの字形状(細かな構造部)に形成されており、煙流入口から流入した煙Kは、ラビリンス32Aの隙間L4を抜けて煙感知室5A内に流入する。
【0007】
検煙部カバー部と外カバー部とは、別体に構成されており、製造工程において、煙感知室内への外乱光の入射を防止する観点から、検煙部カバー部と、外カバー部との隙間は、それぞれが干渉する寸法設定で組み立てられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2019-179034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1に記載の煙感知器は、検煙部カバー部と、外カバー部とが干渉しすぎると製造時の組立に支障が出るため、検煙部カバー部及び外カバー部には高い寸法精度が求められていた。また、検煙部カバー部と、外カバー部とは、別体で製作されており、製造工程や部品点数が多く製作時間やコストがかかるという問題があった。
【0010】
さらに、特許文献1に記載のラビリンスは、鋭角を有する、くの字形状に形成されており、全体が大きくなるため小型化するのが困難であるという問題があった。また、図9に示すラビリンス32Aは、外乱光への効果は高いが、隙間L4が小さいことに加え経路が屈折しているため、煙が入りにくいという問題があった。
(【0011】以降は省略されています)

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