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公開番号2024046806
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152102
出願日2022-09-26
発明の名称バス送迎支援システム
出願人個人
代理人
主分類G08G 1/127 20060101AFI20240329BHJP(信号)
要約【課題】比較的安価な初期費用で、被送迎者のバス置き去りを発見するのに好適なバス送迎支援システムを提供する。
【解決手段】被送迎者の乗車時および降車時には、送迎補助者が第1の端末11のカメラでその被送迎者からコードを読み取る。乗車人数が0人となったときに初めてゼロ確認ボタン4が第2の端末12の画面に表示され、そのゼロ確認ボタン4のタップによって第2の端末12のカメラでバス車両のコードを読み取りが可能となる。バス車両のコードは該バス車両の車内後部に付される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
カメラを備えた通信可能な端末と、該端末との間でデータの送受信を可能とするインターネット上のサーバとを具備し、前記端末と前記サーバとによって、バス車両による送迎作業を支援するバス送迎支援システムであって、
前記バス車両で送迎される被送迎者には、その被送迎者に対応して発行されたコードが付されること、および、前記バス車両の車内後部には、そのバス車両に対応して発行されたコードが付されることを前提とし、
前記端末は、
前記バス車両の送迎補助者が携帯する第1の端末と、
前記バス車両の運転手が携帯する第2の端末と、を含み、
前記第1の端末は、
前記被送迎者が前記バス車両に乗車する時や同バス車両から降車する時に、該被送迎者のコードを同端末のカメラで読み取る手段、および、前記乗車時や前記降車時にそれぞれ読み取った前記被送迎者のコードを乗車データ、降車データとして前記サーバへ送信する手段として機能し、
前記サーバは、少なくとも、前記第1の端末から送信されてきた前記乗車データおよび前記降車データを受信する手段、受信した乗車データ、降車データを前記第2の端末へ送信する手段として機能し、
前記第2の端末は、前記サーバから送信されてきた前記乗車データ、前記降車データを受信する手段、受信した前記乗車データ、前記降車データに基づいて現在の乗車人数をカウントする手段、該乗車人数が0人となったときに、ゼロ確認ボタンを同端末の画面に表示する、又は同端末の画面に表示されている既表示のゼロ確認ボタンのクリックを可能とする手段、前記運転手による前記ゼロ確認ボタンのタップによって同端末のカメラで前記バス車両の前記コードを読み取り可能とする手段、および、読み取った前記バス車両の前記コードをゼロ確認データとして前記サーバへ送信する手段として機能すること
を特徴とするバス送迎支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、園児あるいは児童等の送り迎えに利用されるバス車両での送迎時の作業を支援するバス送迎支援システムに関し、特に、比較的安価な初期費用で導入でき、かつ、被送迎者のバス置き去りを発見するのに好適なものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種のバス送迎支援システムとしては、例えば特許文献1に記載された通学情報収集システムが知られている。
【0003】
この特許文献1の通学情報収集システム(以下「従来システム」という)は、園児等の送迎対象者が非接触ICタグを所持し、送迎バスの出入口にゲート装置のアンテナを取り付ける構成、および、そのアンテナで送迎対象者の非接触ICタグからIDコードを読み取り、読み取ったIDコードを通学情報として通学情報収集装置で収集する構成になっている。
【0004】
しかし、前記のような従来システムによると、ゲート装置とそのアンテナを使用する方式であるため、ゲート装置の購入や設置の費用が初期費用として発生する。送迎バスの台数が増えれば、その台数分の初期費用が必要となるため、導入時の初期費用が高価とならざるを得ない。
【0005】
また、従来システムでは、送迎バスでは、その出入口で園児(送迎対象者)の非接触ICタグを読み取るだけのシングルチェックしかなされないし、読み取りエラーが発生しないともいえないことから、送迎バス内での園児の置き去りを防止する確認システムとしては必ずしも好適であるとは言えない。
【0006】
前記従来システムとは別に、バス車両内での園児の置き去りを確認する従来の方式(以下「従来確認方式」という)として、例えば、バス車両の車内後部に確認完了用の物理スイッチを設置し、その物理スイッチが押された時に通信装置を使って職員室等のランプを消灯させる方式が知られている。
【0007】
しかし、この従来確認方式によると、前述の通り、物理スイッチや通信装置を別途新規に導入する必要があるため、前述の従来システムと同じく、導入時の初期費用が高くならざるを得ないし、バス車両では物理スイッチを押すだけのシングルチェックしかなされないし、物理スイッチや通信装置の故障も想定されるため、バス車両内での園児の置き去りを防止する確認システムとしては必ずしも好適であるとは言えない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2005-174177号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、前記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、比較的安価な初期費用で導入でき、かつ、被送迎者のバス置き去りを発見するのに好適なバス送迎支援システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記問題点を解決するために、本発明は、カメラを備えた通信可能な端末と、該端末との間でデータの送受信を可能とするインターネット上のサーバとを具備し、前記端末と前記サーバとによって、バス車両による送迎作業を支援するバス送迎支援システムであって、前記バス車両で送迎される被送迎者には、その被送迎者に対応して発行されたコードが付されること、および、前記バス車両の車内後部には、そのバス車両に対応して発行されたコードが付されることを前提とし、前記端末は、前記バス車両の送迎補助者が携帯する第1の端末と、前記バス車両の運転手が携帯する第2の端末と、を含み、前記第1の端末は、前記被送迎者が前記バス車両に乗車する時や同バス車両から降車する時に、該被送迎者のコードを同端末のカメラで読み取る手段、および、前記乗車時や前記降車時にそれぞれ読み取った前記被送迎者のコードを乗車データ、降車データとして前記サーバへ送信する手段として機能し、前記サーバは、少なくとも、前記第1の端末から送信されてきた前記乗車データおよび前記降車データを受信する手段、受信した乗車データ、降車データを前記第2の端末へ送信する手段として機能し、前記第2の端末は、前記サーバから送信されてきた前記乗車データ、前記降車データを受信する手段、受信した前記乗車データ、前記降車データに基づいて現在の乗車人数をカウントする手段、該乗車人数が0人となったときに、ゼロ確認ボタンを同端末の画面に表示する、又は同端末の画面に表示されている既表示のゼロ確認ボタンのクリックが不可の状態から可能な状態とする手段、前記運転手による前記ゼロ確認ボタンのタップによって同端末のカメラで前記バス車両の前記コードを読み取り可能とする手段、および、読み取った前記バス車両の前記コードをゼロ確認データとして前記サーバへ送信する手段として機能することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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