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公開番号
2024071843
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-27
出願番号
2022182295
出願日
2022-11-15
発明の名称
運転支援装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20240520BHJP(信号)
要約
【課題】運転者に煽り運転への注意を促す機能の有用性を高める。
【解決手段】運転支援装置(100)は、自車両の周辺情報を取得する周辺情報取得手段(101)と、前記周辺情報に基づいて、前記自車両への煽り運転の有無を判定して、前記自車両への煽り運転を行った車両である第1の煽り運転車両の情報を取得する第1の取得手段(102)と、通信を介して、他車両への煽り運転を行った車両である第2の煽り運転車両の情報を取得する第2の取得手段(103)と、前記第1の煽り運転車両の情報及び前記第2の煽り運転車両の情報に基づいて、前記自車両の運転者に通知を行うように制御する通知制御手段(104)とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
自車両の周辺情報を取得する周辺情報取得手段と、
前記周辺情報に基づいて、前記自車両への煽り運転の有無を判定して、前記自車両への煽り運転を行った車両である第1の煽り運転車両の情報を取得する第1の取得手段と、
通信を介して、他車両への煽り運転を行った車両である第2の煽り運転車両の情報を取得する第2の取得手段と、
前記第1の煽り運転車両の情報及び前記第2の煽り運転車両の情報に基づいて、前記自車両の運転者に通知を行うように制御する通知制御手段とを備えたことを特徴とする運転支援装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記通知制御手段は、前記第1の煽り運転車両の情報及び前記第2の煽り運転車両の情報と、前記周辺情報とに基づいて、前記第1の煽り運転車両又は前記第2の煽り運転車両が前記自車両の周辺に存在する場合、前記通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
【請求項3】
前記通知制御手段は、前記第1の煽り運転車両の情報に基づいて行う通知と、前記第2の煽り運転車両の情報に基づいて行う通知とを異ならせることを特徴とする請求項2に記載の運転支援装置。
【請求項4】
前記第1の煽り運転車両の情報及び前記第2の煽り運転車両の情報のうちの少なくともいずれか一方には、煽り運転の影響度が関連付けられ、
前記通知制御手段は、前記影響度に応じて、前記通知を変えることを特徴とする請求項1又は2に記載の運転支援装置。
【請求項5】
前記周辺情報取得手段は、前記周辺情報として、前記自車両の周辺を撮像する撮像装置で撮像した画像を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の運転支援装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運転者に煽り運転への注意を促すようにした運転支援装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
運転者に煽り運転への注意を促すようにした運転支援装置に関する技術として、特許文献1に、自車両に対して煽り運転を行った他車両に関する情報を記憶手段に記憶させること、前記他車両に関する情報を自車両の運転者に対して提供することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6855796号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、自車両に対して煽り運転を行った煽り運転車両を対象としているため、限定的になりすぎる。自車両に対しては煽り運転を行ったことはないが、自車両とは別の車両に対して煽り運転を行ったことがある、いわば潜在的な煽り運転車両まで対象にして、自車両の運転者に通知できるようにすれば、運転者に煽り運転への注意を促す機能の有用性を高めることができる。
【0005】
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、運転者に煽り運転への注意を促す機能の有用性を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の運転支援装置は、自車両の周辺情報を取得する周辺情報取得手段と、前記周辺情報に基づいて、前記自車両への煽り運転の有無を判定して、前記自車両への煽り運転を行った車両である第1の煽り運転車両の情報を取得する第1の取得手段と、通信を介して、他車両への煽り運転を行った車両である第2の煽り運転車両の情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の煽り運転車両の情報及び前記第2の煽り運転車両の情報に基づいて、前記自車両の運転者に通知を行うように制御する通知制御手段とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、運転者に煽り運転への注意を促す機能の有用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例に係る運転支援システムの構成を示す図である。
実施例に係る運転支援装置が実行する処理を示すフローチャートである。
実施例に係る運転支援装置が実行する処理を示すフローチャートである。
通知の例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態に係る運転支援装置(100)は、自車両の周辺情報を取得する周辺情報取得手段(101)と、前記周辺情報に基づいて、前記自車両への煽り運転の有無を判定して、前記自車両への煽り運転を行った車両である第1の煽り運転車両の情報を取得する第1の取得手段(102)と、通信を介して、他車両への煽り運転を行った車両である第2の煽り運転車両の情報を取得する第2の取得手段(103)と、前記第1の煽り運転車両の情報及び前記第2の煽り運転車両の情報に基づいて、前記自車両の運転者に通知を行うように制御する通知制御手段(104)とを備えたことを特徴とする。
これにより、自車両に対しては煽り運転を行ったことはないが、自車両とは別の車両に対して煽り運転を行ったことがある、いわば潜在的な煽り運転車両まで対象にして、自車両の運転者に通知できるようになり、運転者に煽り運転への注意を促す機能の有用性を高めることができる。
【0010】
[実施例]
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。
図1に、実施例に係る運転支援システムの構成を示す。
実施例に係る運転支援システムは、自動四輪車や鞍乗型車両等の車両に搭載され、車載カメラ110と、運転支援装置100と、通知部120と、通信部130とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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